二千年前、魔界と人間界の扉はつながり、魔物と人間は共存していた。だが、一部の魔物たちは人間界の支配を目論んでいた。世界の混乱をふせぐため、聖職者たちは魔物を追い込み、その扉を封印した。そして、現在。神社の娘・巫月（みつき）と教会の息子・架（かける）は相性最悪の幼なじみ。ある夜、突然、魔物におそわれた巫月は、駆けつけた架といっしょに不思議な力で魔物を倒す！　和洋折衷、妖怪退治のはじまりだっ!!

ケンカしながらも、なんとか魔物を封印してきた巫月と架。幼いころのふたりを亡き者にしようとした魔物によって、過去の世界に移動させられるふたり。そこで、まだ仲がよかった頃の自分たちの姿を目の当たりにする。仲たがいの原因がお互いの勘違いだとわかってから、なぜか巫月は架をイシキしてしまい、素直になれない……。そんなふたりを狙う怪しい影。ついに強力な魔物が動き出した！　感動のクライマックス！