分冊版7巻――アイドルの私生活が盗撮され売られていた。黒幕は元マネージャー。芸能界に「殺された」私の復讐劇。消えたアイドル×売れない小説家の再生譚。 スランプ中の小説家・佐倉洋介は、一度は芸能界から消えたアイドル「真咲遥」の手記の代筆を引き受けた。取材が進むうちに、真咲を失墜させた黒幕は元マネージャーの須藤だと知る。だが、手記の中でその罪を明らかにすることは不可能…。佐倉に知ってほしかっただけだと真咲は語るが、「須藤を止めるために芸能界に戻ってきた」と話す彼女に、佐倉は“ある手段”で協力することにした――