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下から、甘噛み。【マイクロ】

下から、甘噛み。【マイクロ】

5完結!

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作品のあらすじ
神様、運命の人がいるというのなら、意地悪せずに教えてください――。 小さい頃からずっと一緒だった匠兄が地元を離れると聞き、ようやく自分の気持ちに気づいた朱莉。こんな気持ち気づかなければよかったの?――でもこの時、匠兄を想う私がいるように、私を想ってくれる人がそばいることを、気づかずにいたのです…。禁断の恋物語、開幕!
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    神様、運命の人がいるというのなら、意地悪せずに教えてください――。 小さい頃からずっと一緒だった匠兄が地元を離れると聞き、ようやく自分の気持ちに気づいた朱莉。こんな気持ち気づかなければよかったの?――でもこの時、匠兄を想う私がいるように、私を想ってくれる人がそばいることを、気づかずにいたのです…。禁断の恋物語、開幕!
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    「なんで、俺じゃねぇんだよ…っ」私は_匠兄が好きなのに…、肌に触れた熱も、唇の感触も、耳に響く言葉も、私に残るのは全部、巽のもの。弟みたいな巽の気持ちに応えることはできないけど、そばにいてくれることは嬉しい私。絡んではほつれて、結びつくことのないこの気持ちの行き場はどこ?
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    大学生になり、地元を離れた幼なじみの匠兄が帰ってきた!喜びもつかの間、夏祭りで朱莉が見たのは、匠と彼女のキス――。ショックを受ける朱莉に、匠の弟・巽からのキスの雨。まるでさっき見た光景を打ち消すように…。私、このまま巽としちゃうのかな?激しくて、容赦のないキスに、このまま、流されてもいいと思った――。
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    匠兄の彼女が亡くなったのは、自分の言葉のせいかもしれない。落ち込む朱莉に対して、巽は以前にも増して大切に、大事に朱里と接するように。弟みたいな巽はもういない。気づいてはいけない気持ちに気づいてしまった朱莉は、ついに巽の気持ちに返事をするけど――!?
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    「もう一緒にいられない」。両想いのはずなのに、匠兄に対する罪悪感から巽のことを受け入れられない朱莉。離れることを決めさせたのは自分なのに、ほかの女の子といるのを見た時は胸が苦しくなる。巽が残した私の中の疼きが、消えることなく大きくなっていくけれど…?