ナンバー１ホスト・アオイに拾われホストになった玲桜は、憧れのアオイの右腕としてナンバー２の座を維持するため日々奮闘中。ある日、アオイとのご褒美のキスを、ライバルで後輩ホストの泰我に見られてしまう。さらには、いつもギリギリの戦いをしている泰我とのナンバー争いでついに順位を抜かれてしまい…。追い討ちをかけるように、泰我から「売り上げを抜けたら抱いていい」とアオイの許可を得たと迫られ…!?

あの日を境に態度が急変した泰我に調子が狂う玲桜。なんだかんだとほだされていく玲桜に、大好きなアオイは「二人は似ていて可愛い」なんて言ってくる始末。そんな最中、泰我のバースデーが近づいていることに気がつき、現状２位の座をギリギリ守っている玲桜は、さすがにバースデー月は危ないのではと危機感を覚える。誕生日プレゼントに「玲桜さんをください」と強請る泰我を一蹴し、玲桜は無茶な働き方を開始するが!?

無茶をして倒れてしまった玲桜を助けてくれた泰我。お礼を兼ねて誕生日プレゼントにネクタイを渡すと嬉しそうに笑う泰我になぜかキュンときてしまう。負けられないし、気に食わない、そう思っていたはずなのに。玲桜を気にかけ大事にしてくれるその存在にいつの間にか絆され、終いには反応している泰我のモノを抜いてやろうか？なんて言ってしまう始末…。自分のせいで興奮している泰我の表情は、心臓を高鳴らせて…。

「泰我の誕生祭当日、売上が上だったほうが玲桜を抱く」ナンバーワンホスト・アオイとそう約束した泰我。ナンバーワンのアオイに負けず劣らず、どんどんとシャンパンを空けていく泰我だったが、さすがのアオイも簡単に負けるわけがなく、もしかすると泰我が負けてしまうのではないか…と玲桜は泰我を心配する。泰我とアオイ、どちらに勝ってほしいのか…自分の気持ちがわからず2人の間で揺れる玲桜だったが…。

アオイとの熾烈な戦いの末、見事ナンバーワンの座を手に入れ勝負に勝った泰我。さらには厄介な客との一悶着もあったが、玲桜の真摯な対応に助けられる。怒涛の夜を終えバックヤードに戻った泰我に、玲桜は「ずっとお前のことを考えてた」と告げてきて…。優しいけれど特別にはしてくれないアオイと、強引で意外と一途な泰我の間で玲桜の気持ちは揺れ動いていた。玲桜を幸せにしたいと願う、泰我の想いは伝わるのか…!?