平凡なサラリーマンの田岡新之助は、お酒を飲むと男をセックスに誘う“癖”がある。そのせいで大学時代に痛い目をみてから酒は控えていたが、癒しも何もない仕事ばかりの毎日に辟易していたある日、久しぶりに1人酒を楽しんでいた新之助の隣に女を侍らせたイケメンがやってくる。気がつくと2人はベッドの上。意識が朦朧とする中、男の大きくて長いモノで突かれる度、今までにないくらい気持ちよくなってしまって…。

「俺とセックスしろ！」酔った勢いで一夜をともにしてしまった見知らぬ男から、再度セックスの誘い(？)を掛けられた新之助。その男に抱かれて以降、(男限定で)誰彼構わず惑わす妙な力に目覚めていた新之助は思わず男から逃げ惑うが、先回りし追いかけ回されあっという間に部屋の中まで入られてしまって大ピンチ!!暗示のような妙な力を使い切り抜けようと試みるのだが、なぜかその男にだけは暗示の力が効かなくて…!?

酔って一夜を共にした次期魔王のジュリアスからセックスによって受け継いでしまった魔力の核を元に戻すべく、(仮)同棲生活が始まった。とにかく飲み込みが早いジュリアスは、家事や料理の腕を瞬く間に上げてしまう。さらには毎日のセックスで性欲も満たされた新之助は、気づけば快適な日々を送っていた。しかし肝心の魔力の核は一向に戻る気配がなく…焦れた魔王に、最初の激しいセックスを再現をしてこいと命じられ…

魔王になるために必要な核を狙っているジュリアスの弟・マキアス、ライアス、従兄弟のエリオは、現・核の所有者である新之助を拉致。セックスで核の受け渡しが可能かもしれないということを知り、薬や触手を使って新之助を犯そうとする…。しかも間の悪いことに、突然姿を消した新之助を探しているジュリアスの声に反応して核が疼き始め…熱くなった奥に挿れられたくて仕方のなくなった新之助は発情してしまいー…!?

真に魔王の素質があるのは誰なのか、しっかり適性を見極めるため、一度魔界に戻ることになったジュリアス。家に帰ったらジュリアスお手製のご飯を食べ、セックスをして眠るという毎日にすっかり慣れきっていた新之助は、ジュリアスとしばらく会えない日々が続き、心も身体もすっかり寂しくなってしまう…。何より、疼く身体の奥に耐えきれなくなり、物足りない熱を慰めるため、ついにバイブを購入するのだが―…!?