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『小牧成』の作品一覧

【44歳・パート主婦の体験】夫と娘・息子の4人家族で暮らす緑川恵子(みどりかわ・けいこ/仮名)はアパート住まいだったが、すぐ裏に住む大家のおばあちゃんはとてもいい人で何かとよくしてくれることもあり、彼女に恩義を感じながら、日々の生活を送っていた……が、そんな中、1人だけ問題人物が…! それは大家さんの娘で50代...
【29歳・無職の体験】300万円…この、しがない専業主婦にとっては気の遠くなるような借金を背負ったせいで、私は離婚することになりました。といっても、世間でよく聞くようなブランド品を買い漁ったり、パチンコなどのギャンブルにのめり込んだりしたわけではありません。そもそもは「潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)...
大杉良子(おおすぎ・りょうこ/30歳)はサラリーマンの夫と3歳の娘を持つ、ごく普通の専業主婦だったが、姑とのつきあいに頭を悩ませていた。個人で小さな宝飾店を営んでいる姑は、経営状態が芳しくないこともあって、何かれとなく理由をつけては実質押し売り同然に良子に商品を買わせるばかりか、なんと養護施設勤めで慎ましい生活...
美津子(みつこ)は、来る日も来る日も幼い息子・達也(たつや)をあちこちの病院に連れていっては受診させ、医者に病気の診断を仰いでいた。しかし、どの医者も答えはいっしょ…「検査の結果、お子さんはどこも悪くはないですよ」――そんなはずはない! いつもボンヤリしているし、顔色だってこんなに悪い…達也は何かの病気に決まっ...
【54歳・主婦の体験】主婦業と歯科衛生士の2足のわらじで頑張る50代の杉浦千里(すぎうら・ちさと)だったが、最近、75歳になる姑のボケ症状が着実に進行していることを感じ、夫と二人で手分けしてその介護のあれこれに奮闘する日々だった。そんな中で改めて痛感し、思わず深いため息をつかずにいられなくなるのは、たとえどれだ...
【39歳・派遣社員の体験】そもそも弓子(ゆみこ)が、5才年下の彼女・岡本春季(おかもと・はるき)と知り合ったのは、高校時代の悪友・遠堂挙(えんどう・のぼる)から、彼の婚約者として紹介されてからだったが、いつの間にか挙は別の彼女と結婚し、気がつけば挙抜きで弓子と春季の友人づきあいは続いていた。なぜ二人は別れること...
パート主婦の綾子(あやこ)は同じアパートに住む同年齢の主婦・葉月(はづき)と親しくしていたが、ある日突然、自分が勤める公営住宅管理事務所に顔面を腫らし全身キズだらけになった葉月が訪ねてきて驚愕してしまう。実は最近、公営住宅の入居条件が変わり、DV被害女性が優先的に入居できるようになったのだが、葉月は度重なる夫の...
【41歳・パート主婦の体験】これは今から22年前、私がまだ19歳だった頃の話です。若くして結婚した私は当時1歳になる男の子を持つ専業主婦で、四つ年上の夫が勤める青果市場の社長さんが社宅として世話してくれた、9棟あるアパートのうちの一つに暮らしていました。そこに住む他の主婦友の皆とは基本、仲良く和やかにつきあって...
【26歳・専業主婦の体験】谷口有里(たにぐち・ゆり)は三人姉弟の長女として生まれたが、両親から甘やかされ可愛がられる妹と弟とは対照的に、幼い頃から何かといえばガマンを強いられ、虐げられる ことに耐え忍びながら育ってきた。いつか自立してこの家から、両親から自由になることを夢見て…ところがようやく就職して初の給料...
後藤香織(ごとう・かおり/25歳)は、小さな通販会社に勤めるOLとして、日々本業の総務仕事に、加えて煩雑なカタログチェックにと、過酷な業務に忙殺されていたが、それら以上に苦手なのが、お局OLの田中玲子(たなか・れいこ/30歳)の存在だった。香織ら若い社員たちの仕事ぶりを事細かにチェックし、ミスをあげつらい、厳し...
「た~けや~、さおだけっ」…誰もが一度は聞いたことがあるのではないだろうか? 住宅街をゆっくりと軽トラックで回り、「2本で千円!」という信じられない低価格を連呼する存在。“物干しざおなんて消耗品じゃなし、そんなに何本も売れるものかしら? 利益なんて出るの?“…あるとき、そんなふうに訝しく思った一人の主婦が、興味...
【54歳・デパート勤務の体験】5人兄妹の長女である私の母の末妹・未知(みち)叔母さんが、72歳で亡くなった。老朽化してボロボロの自宅賃貸アパートでの孤独死だった。そもそも仕事一筋に生き、生涯独身を通したものの実家である持ち家一軒家に住み、悠々自適の年金生活を送っていた彼女が、なぜこんな侘しい最期を迎えなければな...
干してある洗濯物、ゴミの量…そんな物をチェックする大家さんって…?
真面目でやさしい夫と堅実に見合い結婚し、何の問題もない平穏な夫婦生活を送る専業主婦の主人公(54歳)にとって、目下いちばんの悩みの種は、一向に結婚する気配を見せない30歳のひとり娘・かおりの行く末のこと…業を煮やした彼女は、同じような未婚の息子・娘を持つ親たちが、わが子らに代わって自らお見合いして相手を探すとい...
【33歳・OLの体験】前カレと別れた3日後にナンパで出会った男とほどなく結婚、しかしとんだDV借金ウワキ野郎だったそいつに愛想を尽かして離婚したはいいものの、その直後また10才年下で4人の子持ち男とつきあいだした彼女…しかもそのカレは信じられないデブス女子高生とも関係を持っていて――…!? ちょっとあんた、いい...
【32歳・派遣社員の体験】勤めていたクリーニング工場で知り合った私と彼。ぱっと見とっつきにくい彼のことをいつしか好きになり、つきあい始めたはいいものの、あとからあとから出てくる彼の知られざるとんでもない本性! 挙句の果てに、まさか私をマルチ商法に引きずり込もうとするなんて……!? 男と女の関係って、ほんと愚かで...
主人公は11歳の息子を持つ専業主婦だったが、しがないサラリーマンの夫の稼ぎでは豊かな生活など望むべくもなく、義父母とともに築40年のボロい一軒家に暮らし、リッチな隣家を日々羨望のまなざしで見つめていた。隣家のご主人は高収入のエリート商社マンで、新築の家は大きくてピカピカ、二人の息子は名門私立学校通いという、主人...
【30歳・看護師の体験】小学校ではクラスメート皆からいじめられ、家では父親からの暴言・暴力に苦しめられ、母親も決して自分の味方ではなかった…そして成長して看護師になってからも同僚から疎んじられ、上司からは嫌われ、何度も転職を繰り返し…やっと結婚できたと思ったら、近所に住むママ友 から奴隷のように扱われて――ど...
【47歳・主婦の体験】私は物心ついた頃から貧乏でした。両親と3人で、住人共同の玄関が一つしかない下宿のような風呂なしボロアパートに住み、楽しみといえば週に2回、父が連れていってくれる銭湯のみ。その後苦労して美容師になったはいいものの結婚した相手が最悪で、収入が少ない上にワガママで、文句を言おうものなら186セン...
【53歳・主婦の体験】それは今から20年ほど前、上岡美保(かみおか・みほ)が30歳過ぎで独身・一人住まいの頃のことだった。突然、高校時代の同級生だった坂田幸江(さかた・ゆきえ)から私物が詰まった荷物が送りつけられ、何ごとかと驚いていると「今、ダンナと離婚でもめてるから、しばらく部屋に住まわせてほしい」と言ってき...
【令和2年・栃木県】ある一人の独身女性・山口美奈子(やまぐち・みなこ/43歳)が、騒音による傷害容疑で逮捕された。事件の概要はこうだ――…10年以上前に父を亡くした美奈子は、耳が悪くほぼ寝たきりの母の介護をしながらパート勤めをするという、負担とストレスの多い生活を送っていた。そこへある日、空いていた隣りの土地を...
瀬尾真樹(せお・まき/37歳)は離婚後、一人娘の愛美(まなみ/17歳)と二人で暮らすシングルマザー。昼はOL、夜はスーパーのレジ係のパートをしながら生活費を稼ぐ毎日は決して楽ではなかったが、彼女のそんな苦労を知ればこそ、やさしくいい子に育ってくれた愛美の成長にささやかな幸せを感じていた。ところが最近、その愛美の...
私は病気。だから私のことを心配して~!
子供のいない専業主婦の伊東美幸(いとう・みゆき/30歳)は、公務員の夫との冷え込んだ夫婦生活に不満を抱いていた。そんなとき、主婦友の亮子から「スピコン」への参加のお誘いを受ける。「スピコン」とはスピリチュアル・コンパ…霊視能力のある鑑定師が、前世で深い縁のあった相手・パートナーを見つけ、時空を超えた再会を楽しめ...
【44歳・パートの体験】「私がこの世で最も恐れ憎み、死んでほしい人間…それは実の兄なのです」香(かおり)には9才上の兄・武士(たけし)がいたが、この武士がどうしようもないサイテー人間だった。元々粗暴な存在だったのが、十代で結婚し二人の子供をもうけて家を出たもののすぐに破綻。子供は元妻に引き取られ、25歳のときに...
【39歳・アルバイトの体験】真弓は現在39歳の独身だが、結婚できる見通しなどこれっぽっちもなかった。なぜなら69歳の母親がパチンコでつくった借金まみれで、38歳の弟と33歳の妹との3人で、その母の借金返済のために身を粉にして働き、さらに借金を重ね、挙句の果てに兄弟3人そろって自己破産せざるを得ないという悲惨な境...
【26歳・OLの体験】真実子(まみこ)は両親と3人で郊外の一軒家で暮らしていたが、ここ最近ひどい悪臭被害に悩まされていた。他人所有の隣りの広い土地が貸し出され、そこで70すぎの少し足の悪いおじいさんが畑を始めたのだが、なんと週イチのペースで自宅から汲んできた糞尿を肥料として撒き始めたのだ。まともに窓も開けること...
【32歳・主婦の体験】「あなたは信じられますか? わが娘の結婚式のご祝儀をすべて持ち逃げする母親が実在するなんて――!!」冬美(ふゆみ)は、今は幸せな結婚生活を送る主婦だったが、その幼少期は悲惨だった。3歳のときに両親が離婚し、姉とともに母親と暮らし始めるのだが、すぐにその家に母親の情夫が転がり込んできたかと思...
「お見舞金に5万だして~」「孫の披露宴に200万払ってよ」と、事あるごとに嫁の実家から金をせびり尽くす義実家の恐怖!!
エステサロンのバイトを始めた私は入店早々いじめのターゲットになり…無視にビンタに陰毛入りコーヒー!? 女の怖い職場事情。
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