『小牧成』の作品一覧
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- 初めての子供である息子・政広(まさひろ)の育児にほとほと疲れ果てている、主婦・康子(やすこ)だったが、そんな中、目の前を黒い虫のようなものが飛ぶ飛蚊症(ひぶんしょう)に悩まされていた。痛みがともなうわけでもないので放置していると、そのうち今度は視野が狭まり、手足がしびれ、体の自由が利かなくなり…なんと網膜剥離(...
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- パート主婦の坂本博子(さかもと・ひろこ)は双子の男の子の母親として、公私ともに多忙すぎる日々を送っていた。おまけに夫は仕事人間で、博子の愚痴や悩みを聞いてくれようともしない。そんな博子の唯一の癒しはチョコレートを食べること。どんなにつらく苦しくても、チョコレートを食べれば疲労もストレスも吹き飛んでしまうような気...
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- 【45歳・専業主婦の体験】専業主婦の田辺真知子(たなべ・まちこ)は、物心ついた頃から実の母親のことを嫌い、疎んじていた。それというのも昔から母は真知子の言うことをいっさい信用してくれず、いつもウソつき呼ばわり…おかげで真知子は少しでも早く母親のもとから離れたくて、結婚して家を出ようと見合いをするのだが、そのとき...
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- 【41歳・OLの体験】雅美(まさみ)と敦子(あつこ)は小学校時代からの親友で、お互いに成人して社会人になってからも仲良くつきあう間柄だったが、双方の職場の愚痴や不満を言い合ううちに「じゃあ二人で仕事辞めちゃおうか!」ということに。そしてそのタイミングで一緒に京都を旅行するのだが、そのおもな目的は敦子の美容整形手...
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- いろんな早期教育もそつなくこなし何事にも理解の早い自慢の5歳の息子。でも一つだけ困ったことが…。オムツをはかないと大便ができないのです。いったい、何故なんでしょう?※この作品はブラックショコラスキャンダルno.28に収録されています。重複購入にご注意ください。
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- 40代主婦の真鍋音代(まなべ・おとよ)は、かつてはヤセの大食いでいくら食べても太らなかったが、ここ最近は代謝が落ちたのか見る見る太り、まるで別人のようなシルエットになってしまった。そんなとき同窓会で再会した友人の佳乃(よしの)から、ムリしてダイエットするのではなく、ぜい肉を逆手にとって年相応の魅力を追求する「モ...
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- 結婚7年目で不妊に悩んでいた弥々子は40歳で自然分娩をした会社の先輩からある教室を薦められる。そこはカリスマ講師・律子が主宰する人気の妊娠・出産教室だった。律子の言葉に導かれるように妊娠することができた弥々子は、たまたま同時期に妊娠した律子とともに出産の日を迎えるが…じつは律子の妊娠は―――。※この作品はブラッ...
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- 弥々子(ややこ)は結婚して7年になる専業主婦だったが、なかなか子供に恵まれず、5年前から不妊治療を始めたものの依然として成果はなかった。おかげで昨今では不妊ウツ状態に陥っていたが、知人の紹介でとある「妊娠・出産教室」に通ってみることになった。そこは”カリスマ妊婦”との評判も高い、4人の子を持つ美人バースコーディ...
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- 40年間、会社を勤めあげた夫が定年退職し、息子は独立しているためこれからは家で夫婦水入らずの暮らしになる。そのことを主婦仲間に話すと、皆口を揃えて言う「今さら夫と二人だけの生活なんて耐えられない、うんざりだわ」…でも、うちは違う。この38年間の結婚生活において、夫は常にやさしく家族思いで文句のつけようがなかった...
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- 【30歳・OLの体験】中規模の食品加工会社で営業事務の仕事をしていた主人公だったが、あるとき欠員補充で5才年下の本田という若い新入社員と一緒に働くことになる。ところがこの女がとんでもなかった! 傲慢&自己中&ワガママのかたまりで、なおかつ主人公をマウンティングしようと執拗ないやがらせを仕掛けてくる始末。その余り...
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- 【38歳・アルバイトの体験】私が出会った、どうにも理解しがたい人物の話、聞いてください。私は35歳のときリストラにあい失業したのですが、求職活動の合間を縫って地域のボランティア・サークルに参加することにしました。そしてそこで直美さんという50代の主婦と知り合い、その美人で明るく面倒見のいい人柄に憧れを抱くように...
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- 河瀬真澄(かわせ・ますみ)は男女二人の子を持つ母だったが、その結婚生活は決して順風満帆とはいかなかった。借金癖のある夫のせいで、自分が朝から晩までパートをかけもちして働かねばならず、そのおかげで子育てまでとても手が回らない…それでも、喘息持ちの息子には何かと手をかけなければいけなかった反面、逆に娘・紗綾(さあや...
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- 真下茜(ました・あかね/32歳)は、不倫相手である上司と共謀して会社の金を横領し、懲役1年6ヶ月の刑に処され某女子刑務所で服役することになるのだが、そこで見たものとは…? 刑務所では通常、服役態度がよければ仮釈放への道が開け、逆に規律違反等を犯し心証を悪くすればその道は閉ざされ、さらには懲罰として孤独でつらい独...
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- 旧家の跡継ぎである夫との結婚で玉の輿にのれる! そう思って田舎の農家に嫁いできた真奈(まな)だったが、実際の生活は、姑から押し付けられる次の跡継ぎを産まなければならないというプレッシャーにさらされる日々で、その苦痛とストレスは溜まりに溜まっていくばかりだった。するとそのうち真奈は、頭痛・めまい・耳鳴り・歩行困難...
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- 家で最期を迎えたいという姑を介護した君江。看取った後に心に残るのは、意識のない姑が天に向かって大きく両腕を広げた不思議なポーズ。その意味を理解するのは、長い月日を経て自分自身が老いて病に倒れ、死を悟り覚悟した時だった。ああ、最期の願いはこれだったのだ…。※この作品はブラックショコラスキャンダルno.22に収録さ...
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- 【平成29年】主婦・中村美奈子(37歳)と息子・真一(小6)の夢は、難関の名門私立中学に合格することだった。そのために年間150万円もの授業料を払って進学塾にも通っていたのだが、なかなか成績が上がらず、塾講師からは受験校のレベルを落とすことを提言されてしまう。それはなんとしてでも避けたい美奈子は、腕の立つ家庭教...
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- 【28歳・専業主婦の体験】私の友人家庭の話です。友人は利恵ちゃんといい、両親と父方の祖母との4人家族でした。私は幼い頃からしょっちゅう仲良しの彼女の家に遊びにいっていたのですが、とにかく利恵ちゃんのお母さんの、祖母(姑)に対する態度と仕打ちは異常でした。祖母に勝手に使わせないように家の中のあらゆるものに家族の名...
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- 【43歳・パート主婦の体験】今年で結婚15年になる須美(すみ)には、忘れられない忌まわしい思い出があった。須美が小4の頃、祖父母と両親、そして二人の兄姉との7人家族で田舎の住宅密集地域の一軒家に住んでいたのだが、夜は3人兄弟で一つ部屋にザコ寝状態だった。そんなある日、兄姉がすっかり寝入ってしまった真夜中、須美は...
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- 【34歳・アルバイトの体験】彼、勇一(ゆういち)と出会ったのは今から5年前、私が29歳のとき…アルバイト先の喫茶店でのことでした。はずみで私のスカートに水をこぼしてしまった勇一は、これ以上ないほどの謝罪の意を表し、このことをきっかけに私は4才年下で誠実なイケメンの彼のことを心から好きになり、つきあうことになった...
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- 【平成20年・神奈川県】抜けるようなきれいな青空が広がる中、綱島夏美(つなしま・なつみ/33歳)は11階建てマンション最上階の通路から、長男・和馬(かずま/6歳)と次男・人志(ひとし/3歳)を投げ落とし、自らも飛び降り命を絶った。警察は夏美が子供2人を道連れにして無理心中を図ったものとみて、被疑者死亡のまま書類...
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- 3年に及ぶ遠距離恋愛期間を経て、ようやく恋人の公次(こうじ)と結婚できた加奈(かな)。さあ、いよいよ待ちに待ったラブラブな日々が始まる!――と思いきや、いざ新婚生活が始まってみると、公次はまったくと言っていいほど加奈のことを抱こうとはしなかった。ええっ、一体なぜ? 仕事で疲れてるから? それとも他に女がいる!?...
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- 【43歳・介護士の体験】柴田栄子(しばた・えいこ)は、老いた母を満足に世話してあげることもできず他界させてしまったことを後悔し、それをきっかけに介護職を目指しヘルパー2級の資格を取得、40歳にして事務職からの転職を果たした。年長者への深い敬意を胸に少しでも老人たちの力になるべく全力を尽くしたいと施設に勤めた栄子...
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- 【30歳・パート主婦の体験】相崎薫(あいざき・かおる/仮名)は建設作業員として働く夫と、息子・稔の3人暮らし。皆から男っぽくドライだと言われるが、それには大きな理由があった。薫の両親は不幸にも二人ともすでに亡くなり、自分では天涯孤独の身だと言っているが、実は6才年上の兄・春樹(はるき)がいて、この兄のせいで両親...
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- 【平成20年/大阪府】ある日の朝、同棲相手である江川和人(えがわ・かずと)を仕事に送り出した関口明子(せきぐち・あきこ)は、ほどなくして一本の電話を受け、なんとその和人がひき逃げによって即死したという連絡を聞く。しかし、明子は決して驚くことはなかった。それもそのはず、和人を高級外車のアルファロメオで轢き殺した犯...
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- 【31歳・主婦の体験より】真由子(まゆこ)の実母は子供嫌いだったのか、幼い真由子は育児放棄されて育った。そして真由子が3歳のとき、実母は勝手に父の給料を前借りして出奔し、父娘2人だけが取り残されてしまう。その後、父は1歳の男の子を持つ女性と再婚し、この継母は当初とてもやさしく、真由子との母子関係は良好だった。と...
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- 【30歳・主婦の体験より】恭子(きょうこ)は晋也(しんや)という、やさしく真面目な夫に恵まれ、夫婦生活は良好だったものの、この結婚によってできた二人の義家族は最悪だった。まず、舅。高収入のくせに見栄っ張りの浪費家な上に、ギャンブル狂いで始終カネに困っていて…恭子が流産して悲しみにくれていたときも、なんと「出産の...
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- 【27歳・主婦の体験】鳥居美奈子がようやく授かったお腹の子を流産し、その悲しみとショックのあまり睡眠薬を過剰摂取、間一髪死を免れたとき、夫が話してくれたのは、昔つきあったある一人の女性のことだった。彼女は「メグ」と呼ばれ、夫と深く愛し合っていた。ところがある時期から様子がおかしくなり、夫への執着具合・独占欲が常...
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- 【32歳・主婦の体験】私の元パート仲間の話です。彼女は9歳の男の子と7歳の女の子の母親で、ご主人はタンクローリーの運転手をしています。1年前にマンションを買って引っ越してきた彼女ですが、そのローンの支払いに加えて、実は男の子が学習多感障害を抱えていて通院代がかなりかかり、家計のやりくりが大変なようでした。そこで...
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- 【平成20年/群馬県】阿部朋美(仮名・34歳)は9歳の娘・麻衣が行方不明になったと、何食わぬ顔で警察に捜索願いを出した。しかし本当は、麻衣は朋美の内縁の夫であり血のつながらない継父・森谷の手によって虐待凍死させられ、無惨な遺体となって深い山中に埋められていたのだ。元々は電子機器メーカーの営業職に就く真面目な夫を...
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- 【35歳・美容師の体験】岡部奈津子(仮名)は20歳にして恐喝罪および売春取締法違反で有罪となり(懲役2年の実刑)、成人式を目前に女子刑務所に収監された。その日から名前ではなく823番と番号で呼ばれることとなり、割り当てられた狭い舎房は奈津子を含めた5人部屋で、4人の先住者はいかにも一癖も二癖もありそうな女たちば...