『グループ・ゼロ』の作品一覧
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あすなひろし
- 私は青春ということばが嫌いです。青春は短く美しい、とか、二度とは戻らぬ、とか……私はそんな少女趣味にも聞こえるしらじらしい「青春」ということばが嫌いです。それは今、私達の生きているこの時間を、おとな達が郷愁をこめて勝手にそう呼んでいるに――過ぎないから……。家族、兄弟、男と女…人々が織りなすほろ苦い人間模様を繊...
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あすなひろし
- イサムは明るくてやんちゃな少年。問題起こして大騒ぎになることもあるが、豪放磊落なタクシー運転手の父と、根っから明るい働き者の母に愛され、まっすぐすくすくと育っていた。お金はなくて長屋暮らしだったが、近所の人は皆仲良く、幸せな暮らしがそこにはあった。イサムは足が速くて、クラスのリレーの期待の星だった。そんなある日...
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武本サブロー
- 八丁堀同心の小柴蜂郎と岡っ引き・熊十、合わせて通称「熊ン蜂」の二人が、江戸で巻き起こる様々な犯罪・事件を解決してゆく! 時は安政三年。ペリーの来航や安政の大地震等世相をゆるがす出来事からの復旧もままならぬ中、熊ン蜂の元へ事件の知らせが。質屋や料亭を襲い、住人の命を無残に奪っては金品を持ち去る押し込み強盗が多発し...
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あすなひろし
- 九月のある夜のこと。それはそれははげしい雨と風で、草っぱらの真ん中にある赤いトタン屋根のわたしのおうちは吹っ飛んでしまいました。そこでわたしは、あくる日いっぱいかかっておうちを建て直し、気分を変えようと屋根のトタンに青いペンキを塗りました。ところが大変! おうちができあがったときになって、わたしはかわいいプーの...
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三浦みつる
- 浮世絵師の尾茶野好斎こと森本好助。とんでもない女好きなスケベ野郎だが、その手で描くセクシー春画の出来は天下一品! そして根は優しく正義感溢れる男なのだ。ある日好助の元へ一人の男が訪ねてくる。男は好助の春画を持ち、「ここに描かれた少女が10年前生き別れた娘に似ている」と言い出した。早速モデルの少女本人に問いただす...
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三浦みつる
- 中学を卒業後すぐに大手ランジェリーメーカーに入社した上原ツグミは、15歳のOLとして今日も元気いっぱいに働きます! 課長からのたっての依頼でこの秋に発売予定の新作ランジェリーのモニターを引き受けたツグミ。早速身につけてみるとスケスケでエッチすぎ! だけどこれも会社のためと、そのまま仕事へ。外回りの営業にお供する...
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加藤龍勇/後藤啓介
- 人気イラストレーター加藤龍勇&後藤啓介のコンビがお届けする幻想イラスト集! 幻の初期作品集「東京無漂流」を初め、単行本未収録漫画と多数の描き下ろしイラスト、エッセイで綴る、夢の作品集。旧作から最新作まで、ふたりの今と昔を濃縮パック。(作中より抜粋)表題作ほか『A-ロボットで行こう』『風織人形』『少年の青、少女の...
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三浦みつる
- 働く男がいて、働く女がいて、だから職場はいつでもドラマチック。OL・三鷹陽子が働く部署の課長・立川が今月いっぱいで定年退職するという事で、何か記念をと考える女子社員達。そこでサプライズとして、奥さんに先立たれ子供も居ない立川課長のため、陽子が1週間限定で課長の奥さんになる事が決定。通いで夕食を作ったり話し相手に...
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三浦みつる
- とある街に一人の男…霧雨の降りしきるネオン街、トレンチコートにソフトハットを被り気分はハード・ボイルド! その男の名は鸛土佐衛門(こうのとりどざえもん)職業ヨロズ屋稼業。そんな土佐衛門はとある人物から仕事の依頼を受けて、覚せい剤が流れていると噂されている桃百合女学院を訪れていた。到着し依頼人から話を聞く前にハッ...
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加藤龍勇
- 原作は宮沢賢治が1922年に執筆した、岩手県奥州市江刺原体地区に古くから伝わる民俗芸能の一つである『原体剣舞』を見た若き日の体験を元に書き上げた詩歌『原体剣舞連(はらたいけんばいれん)』である。原体剣舞は先祖の霊を鎮めようと伝えられてきた念仏踊りの一種であると思われ、そのため踊り手の役はすべて子供達が演じ、その...
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三浦みつる
- ファミリー通信社ケサランパサランとは、家族で営むいわゆるスクープ屋である。雑誌社からの依頼に答えて、芸能ゴシップから重大事件まで、他では取れない大スクープを掴むのだ! 今回の依頼は、いま若者の間で熱狂的な人気があるノア天界という謎の音楽家の徹底取材。しかしただのインタビュー記事ではない。なんでも彼のコンサートに...
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てしろぎたかし/林律雄
- 建築会社の営業部に勤める「榊武馬」。営業成績は最下位! そんな武馬に上司が話をしている最中に外の様子を見つめる武馬、その日は風が強くその風の強さを見ていた武馬は突然会社を飛び出し何処かへ出て行ってしまう。武馬が向かった先は田舎にある一本の大きな木。その大樹を心配そう見て『風に負けるな!』と話しかけると、後ろから...
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三浦みつる
- わたしの名前は明日美、21歳。旦那さまは恋野退助さん、某女性下着メーカーにつとめるちょっと年上の33歳。今年の春に結婚式をあげたばっかりのホッカホカの新婚です! 愛の巣となったこのマンションに来るお客様にはいっつも女子高生に見られちゃう。ひどいときなんか中学生って聞かれちゃうんだよ。そんなに若くみえるのかしら?...
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あすなひろし
- 庭の隅に咲いたかたばみの黄色い花。まだ子どもだった珪子は、母の咎めを聞かずに花を摘む。小説家である父はそんな娘の姿を見て、自分の小さかった頃のことを思い出していた。花を摘んだ思い出はまるで昨日のことのように思えるのに、いま自分たちの生命を分けた幼い娘が同じことを繰り返しているのを見る不思議さ…。月日が経ち、年頃...
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こいでみえこ
- 片恋(かたこい)……自分を思わない人を恋い慕うこと。大学1年生の川瀬均が恋する相手は、実の兄・光郎。人に言わせれば同性愛かつ近親愛だけど、口に出す気も無いし誰に惚れようが自分の勝手……。叶うことの無い片想いのモヤモヤを抱えたまま大学生活を過ごす均の前に、兄によく似た池上夏彦が現れる。強引に距離を縮めてくる均に最...
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こいでみえこ
- 進堂 新(しんどうあらた)趣味は旅行・放浪。そんな新が以前カナダを旅していた際に現地民からある一通のハガキを受け取っていた。そのハガキは山で発見された持ち主不明の荷物に入っていたらしく、「一美へ”もう待つな”」と意味深な事が書かれていた。ハガキを手に日本に戻った新は好奇心から書かれている住所へと向かい到着するこ...
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桃山ジロウ
- 「抱かせてあげる…したいんでしょう?」授業中、誰もいない図書室で先輩教師との不倫の真っ最中を見られた頼子先生。その夜、覗くつもりじゃなかったと自宅を訪ねてきた生徒に対して、口封じのために身体を提供するが……? (「CALL PLEASE.4 頼子先生の場合」より) 普通の日常にありがちなシチュエーションから、エ...
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わたべ淳
- 外国へ行く両親と離れ、あこがれの下宿生活を始めた中学2年生の西岡太郎。しかもその下宿先には、同い年でボインの美少女・星我キララが居て太郎のテンションは爆上がり。しかし彼女のお尻に目をやると…シッポが付いている!? なんと下宿先の星我一家は悪魔の家族だったのだ。しかも悪魔の娘は人間にシッポを見られた場合その人に尽...
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桃山ジロウ
- オレの名前は南田桂幸。大学生であり、週に2回家庭教師のアルバイトをしている。その生徒が、高校一年生の女の子・珠美ちゃんだ。オレを兄のように慕ってくれる女の子…半年の間そう思っていたんだけど…。ある夏の日、クーラーの壊れた暑い部屋で勉強していると珠美ちゃんが突然服を脱いでパンツ一枚になってしまった。「こうすれば涼...
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新谷かおる
- サバンナRX-3のロータリーエンジン12Aの音が背中にはりつきそうになったとき、無意識のうちに右手はスロットルを全開位置にしていた…後輪の滑る音と同時にカワサキZ400FXの心臓も嫌な音を立てて2気筒死んだ…。ガードレールを突き破ったRX-3は、だれがみたってキロいくらの鉄クズになり果てていた。FXのDOHCも...
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矢野健太郎
- 荒沢柾見・サッカー部でモテ男の柾見がいつもの様に女子からラブレターを渡されていた。しかし、姉と妹がいる柾見はその影響から女嫌いだったのだ! そんな柾見を見て親友・岩重から「男が好きなのか?」と言う質問に「当たり」と冗談の様に言う柾見だったが、男の方がいい!と本当に思っていた…特に岩重とは一緒にいたいと思っていた...
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神田たけ志/小池一夫
- 開けちゃいけねえ地獄のかまぶた、さわっちゃならねえかみそり半蔵! かつて江戸中を震え上がらせた鬼の十手者・板見半蔵、人呼んでかみそり半蔵は、故あって大阪東町奉行所盗賊改方として役に努めていた。しかしある日、自らお役御免を申し出る。お役御免は上から下に下すもので、申し出るなんぞもってのほか、と憤る上役を一喝、着物...
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大島やすいち
- プロ野球の始球式に少年ファン代表として参加した小学6年生の沢村勇太は、満天下の観衆の中でプロ野球選手相手にチェンジアップを投げる程とにかく真剣勝負を好む度胸ある少年だ。別居中である両親に代わって実家の小料理屋を切り盛りしている勇太は、父親から「二度と野球はやるな」と言われながらも野球への情熱を捨てきれないでいた...
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藤堂はくる
- それは朝の風景、満員電車にゆられて会社に向かう、お兄さまと私。その電車の中で私は痴漢に遭い、身体をまさぐられる。それに気付いたお兄さまは私を助けるどころか、痴漢と一緒に――…。このところ毎朝、こんな夢を見て目が覚める。だけどそんな事はあり得ない。だってお兄さまは、一年前から昏睡状態なのだから――…。私たち兄妹は...
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奥めぐ美
- 佐倉さくら子32歳。この歳になるまで一度も経験がない高齢処女。だけどいつかは自分にもその時が…と、密かに夢見てはいるものの、日々の生活に流されて一歩を踏み出せないでいる。そんなさくら子の前に櫻庭という超イケメンの男性が現れた!一目で心を奪われるさくら子だったが、この櫻庭という男、性格に難アリでしかもまさかの童貞...
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ひんでんブルグ
- ミグとクフィルの二人は、魔王を倒すべく冒険を続けている女勇者だ。体力の無い魔法使いであるクフィルは、転職するためにとある山の上にある神殿に赴いた。そこには司教である美少年・ラファールの姿が。先代の後を継いだばかりでまだ子供であるラファールに仕事が務まるのか不安に思う二人が案内されたのは巨大ベッドのある寝室。そし...
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ケン月影/小池一夫
- 冷え込んだ夕暮れ時、吹雪く中一人の男が東海道御油の宿へと訪れていた。男の名は「草葉の段平」。そんな段平の強さを以前に見た追馬の吉五郎という男に揉め事がある為、用心棒を頼まれ向かう道中だった。しかし、女に弱い段平は女の呼び込みに応じて宿で女の相手をしていた。一方その頃、吉五郎の元には喧嘩相手である下仁田由造に雇わ...
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神田たけ志/小池一夫
- 板見半蔵、人呼んで「かみそり半蔵」といえば泣く子も黙る江戸の悪を斬る御用牙。その半蔵が半死半生のところを、五大力の下っ端が拾ってきた! 五大力とは、江戸の国の闇をすべて仕切る裏社会の総元締め。そのうちの江戸を差配する峰六の屋敷である。洋妾の五蕾と呼ばれる怪しげな女の南蛮医術によって一命をとりとめた半蔵だったが、...
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ひんでんブルグ
- 時給1000円以上のバイト募集を見てSTFに面接にきた鶴舞えり。STFとはサイエンスタクティカルフォースの略称で、この世に害をもたらす者を科学力で退治する組織だった。さっそく町に出たモンスターを相手に、パワードテクターを装着して現地に出動させられるえりだが……。合体ロボあり、ファンタジーあり、ひんでんブルグ先生...
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しもさか保
- 核戦争が起き、国土がほとんど灰になってしまった日本は、暴力によって全てを支配する軍事帝国軍に牛耳られていた。生き残った人々はみな人民収容所に入れられ、奴隷となるか慰みものとして殺される運命。絶望だけがあるそんな収容所に、ある日一人の男が現れた。男は収容所の用心棒、頭牛軍曹を難なくはねのける力を見せるが、主である...