『芳文社』の作品一覧
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九条菜浬
- 俺、志木貴弘は美大に通うごく普通の男だった。しかし、ある日後輩の左京和行に誘われて、和行の家の画廊に行った時から、俺の人生の歯車は狂っていった――。「サバト」と名付けられた作者不詳の怪しげな一枚の絵画に目を留める俺に、「快楽と残虐のかぎりをつくした貴族がモデルになっている」と話す和行。その晩から、俺の悪夢のよう...
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あさぎり夕
- 保坂涼は札付きの不良・響隆次とのSEXにのめり込んでいた。女の代わりにされるのはイヤなのに「何故こんなことになってしまったのか?」と悩む涼を、代用教師の小早川京介は見逃さなかった!!小早川京介の魅力が散りばめられた「ラヴァーズキス」「めぐり逢い」京介は涼の中に自分だけの天使を見つけ出したのだが――。悪の小早川京...
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あさぎり夕
- いなくなった猫の代わりにと気まぐれにルームメイト募集を高校の掲示板にだした真南斗。それを見て現れた不思議な瞳をした少年直樹。真南斗には愛する人に傷つけられた過去があり、人間不信になっていたが、直樹によって自分が求めているのは自分を救ってくれる男だと確信する。倒錯する真南斗と真南斗をとりまく男達。はたしてノックを...