『マンガの金字塔』のコミック一覧

佐藤まさあき
『昭和十九年一月・マリアナ基地より飛立ったB29は二十七日夜より三回にわたって帝都に侵入、焼夷弾を投下』政府は戦局悪化により、一般疎開を東京・名古屋など23地区を指定し疎開命令が出された。これにより学童の縁故疎開がおこなわれた。当時、小学三年生の藤本は兄と共に愛知の祖母のところへ縁故疎開する事になり、田舎での生...
影丸譲也
オフィスビルのガードマンをしている天道はある日、真昼間に飛び降り自殺を図ろうとしているOAシステムの社員、斉藤の説得を試み救出に成功する。しかし不審に思った天道は斉藤をマークし、この飛び降り騒ぎは会社の重要機密を盗み出し脅迫するための自演行為だったことを突き止める。そして事態は思わぬ広がりを見せ闇社会、政界へと...
政岡としや/梶川良
昭和30年――北海道・夕張炭鉱に向かう男たちがいた…喧嘩屋の花田鉄次と同じく喧嘩屋の源。二人が夕張炭鉱に向かう理由は賭けゴロで金儲けの為である【賭けゴロ】とは、気性の荒い抗夫などの間で行われる金を賭けたケンカの事。しかし、喧嘩屋(プロ)が金目的で参加することはご法度…バレればすぐさま処断されるのである。喧嘩屋・...
江波じょうじ/小池一夫
天正3年、長篠の一戦で風林火山の旗じるしをひるがえしその精強をうたわれた武田軍は、鉄砲を中心とする織田・徳川連合軍の近代兵備の前に敗れ去った……。そんな武田軍のひとり、伊奈ムラマサが、死ぬ直前に何故か400年後の子孫の元へタイムスリップ!!しかも右も左も分からない現代の世界で、高校生として生活することになってし...
佐藤元
私、御崎妃呂子(みさきひろし)はアイドルやってます。これでも結構人気あるんだから。今日も忙しいスケジュールの中、映画の撮影で新潟へ。移動する列車内で、脅迫状の噂を聞いて監督に直撃! なんと噂は本物、素敵! 憧れのミステリーみたい。そんな中、撮影は進むのだけど、変な事故が次々と起こり……? これは名探偵・ヒロシの...
松森正
昭和三年、満州は奉天……。男は空を睨みながら奉天特務機関長の依頼を聞いていた。風雲急を告げる大陸で、日本刀と拳銃、そして爆弾を駆使して殺戮をほしいままにしている満州の殺し屋、若月退役中尉だ。満州国を世界の理想郷とすべく、大きな計画が動き出そうとしていた。そのために必要悪として、殺し屋の力がいるのだ……俺は……全...
コンタロウ(画)/松森靖夫(文)
水に浮かぶ石もある? アメンボは空を飛べる? お酢を飲むと人間の体は柔らかくなる? 等々、素朴でありながら案外答えられない問題に、松森靖夫先生がわかりやすく科学的に答えてくれます! コンタロウ先生の図解マンガでさらにわかりやすくなった、全492問の雑学Q&A集! これを読めば周りの人に一目置かれ、ドヤ顔で自慢で...
佐藤元
御崎巡査は道で発見した捨て子を引き取り、養女として育てる。その娘、御崎ヒロシが17歳になったとき、発明同好会の倉庫で、謎のメカと遭遇。「私が…未来人!?」そしてヒロシの運命が動き出す……。キュートなキャラで定評ある作家、本領発揮のSFメカニカルアクション!
出井州忍
田舎で一人暮らしの安っさんは少々知能が劣っているものの無邪気で明るい無類の釣り愛好家。自宅近くの川で釣りを楽しんでいたある日、親切な大家の娘、小百合が日本中を絵を描きながら旅をすることを願っているが白血病を患っているため、その希望を叶えられないことを知る。翌日、安っさんは、突然、放浪の釣りの旅へと出る。最初の釣...
横山まさみち
1971年――この時代の日本に、恐怖の集団が一つ登場した。その名は秘密組織、『女王バチ団』。女王バチ団は貴金属店や銀行を襲撃し金品を次々と強奪していったのだ。彼らが襲撃した後には必ず女王バチ団の頭文字の『Q』が残されていた。警察はこれに対処すべく特別捜査隊のカブト虫隊(B・B)を編成した。そのB・B隊員の一人で...
芳谷圭児
丸山五郎、23歳。西急デパート外商部勤務、入社一年生。勤め先のデパートは木曜が定休日ということで、毎週木曜、平日の午前が五郎の趣味であるゴルフの練習日なのであった。今日もさっそうと練習場につくと、一打席だけ空いていた隣の打席で打っていたのは、よく会ういつもの嫌味な爺さん。爺さんも下手なくせに口だけは達者で、五郎...
矢野健太郎
パソコン通信が趣味の高校1年生、充。ある夜の通信中にKEYと名乗る女の子とチャットする。翌日、彼女が使用していたネットワークのシステムオペレーター・佐原が現れ、KEYがネットワークに不法侵入し、恐ろしいことをしていると告げられた充は……?(プロローグ)パソコン通信でRPGにハマっている透と隣家に住む美香。ある日...
政岡としや
野球好きの青年・舞次郎は昭和49年、長嶋茂雄の引退を機に、深情梅吉親分の誘いでダフ屋の世界へ飛び込んだ。「ダフ屋と世間では言うが、御札を売ってるんだ。良い芝居を見たくても見られない連中に俺たちの手で見てもらう。その代わり、つまらねぇ芝居をお見せしちゃ札屋の看板外さなきゃなんねぇぞ」親方の言葉に惚れた舞次郎は、暴...
政岡としや
トルコの客引き・モーやんは、ある日天日会の下っ端から入手したピンクフィルムを観ていたところ映画界への夢が再燃。手始めにフィルムをコピーし海賊版を売って一儲けしてしまった。当然カンカンに怒った天日会に追い詰められるも、間一髪の所をトルコの客として来ていた映画監督・深情欣二郎に助けられる。「お前、映画好きか?」深情...
横山まさみち/西塔紅一
「ここは日本最北の地、北海道・稚内の宗谷岬!? 一体オレはなんでこんな所に!?オレは日本シリーズでMVP取らなあかんのや!」古き良き昭和のプロ野球日本シリーズ。東京ジャイアンツVS大阪ホークスの三回戦はクライマックスを迎え、後楽園球場は興奮のるつぼと化していた。九回裏、二死満塁、得点は3点差のビハインド。すでに...
地引かずや/松田康志
もうどこも金を貸してくれるところがない、追い詰められたホステスたちが駆け込む最後の砦、それがネオン社会の闇金融屋、赤波。それゆえ、利子もかなりの高額だ。どんな手を使ってでも貸した金は取り立てるという捨て台詞を吐く赤波だが、しかし彼にはクラブの黒服時代に担当していたホステスが自殺するという悲しい過去があった。ネオ...
緒方恭二/西塔紅一
豪快で女好きな花園署刑事・中山妻三郎(通称「弁慶」)と、同じく花園署の中性的イケメン刑事・高田又三郎(通称「牛若丸」)の凸凹コンビが、警察の枠を飛び越え現代犯罪の闇に迫る!強姦殺人事件の犯人を説得し自首させようという又三郎と、拳銃を駆使し容赦なく逮捕しようという妻三郎。犯人の母親を上手いこと利用し、事件の解決を...
小島剛夕/杉山義法
1860年3月3日江戸・桜田門外…薩摩藩士を含む水戸浪士17名が大老井伊直弼を暗殺。この暗殺が後に会津藩にとって悲劇の始まりになろうとは誰一人考えもしなかったであろう…。――会津藩士七百石・井上丘隅(六十才)無役ながら、子供たちに論語・会津の歴史を教え、その人柄に重役から農民まで誰もが慕っていた。そしてその中に...
矢野健太郎
彼女にフラれたショックで痛飲、記憶をなくした俺。朝、目覚めてみるとベッドには行きずりの女性が…! それから三ヶ月、いっこうに治らない風邪の症状にハタと気づいた俺、もしかして、あの時にあの病気に感染したんじゃあ…?AIDS感染疑惑から始まる、オトナの男女の不思議な因縁。果たしてその結末は……? 著者による「怪」説...
青柳裕介
ケンカっ早いが仲間には慕われる大将気質の中学生・吉田茂、通称『おにやん』。自由気ままで曲がった事が大嫌いな漢気溢れる彼は、もと海軍予備校であった土佐南中学校に入学する。だがそこは、教師はおろか、校長でも手が出せない団長・岩倉を筆頭とする風紀部による権力が支配する恐怖の学園であった……。力づくで生徒を抑えつけ、暴...
政岡としや/北芝健
江戸時代から気っ風の良さが町に染みわたっているような土地柄。そんな中央区の八丁堀にある警視庁京橋警察署に、一人の凄腕刑事がいた! 「殺し」「放火」「誘拐」なんでも御座れの「強行班」を束ねる江戸前の係長刑事「小桜 清二郎」だ。そんな小桜に昇進の話が届くが、本人は浮かない表情。何故なら現場仕事にこそ遣り甲斐を感じて...
都佐野史樹/三木孝祐
とある雀荘にまだ年端の行かない少年が乗り込んできた。少年は千円札を一枚出し「この金で打たせてくれよ! 母ちゃんの弔い料がいるんだ!」と言う。客たちは馬鹿にして笑い、相手をしてやってもいいがその金以上に負けたらどうするんだと言い返した。返事に詰まる少年……そこに着流しの男が助け舟を出したのだ。「負けた分は俺が払お...
滝沢ひろゆき
頸城(くびき)ヒデユキ、北高ラグビー部の一年生。ある日、胸と下腹部がズキズキと痛み、胸が腫れてくる。そして憧れの八木沢アイ子との初デートの日、朝から最悪の体調を押して出かけるヒロユキだったが、待ち合わせの瞬間に倒れてしまう。そして衝撃の事実が告げられる……15年間、男として過ごしてきたヒデユキだったが、実は女だ...
松森正/橋本一郎
ときに昭和20年――やけつく太陽が満州の原野をじりじりとこがしていた……。取り残された日本軍の小隊は、絶望の淵に立たされ、国へ帰ることを渇望していたが、国境に居残りを命じられ迫りくるロシアの戦車隊に踏み潰されるのを待つのみであった。特務機関の黒木が連隊長のもとへ向かうと、そこには無残にいたぶられ捨てられた一人の...
旭丘光志
とても貧しい家庭に生まれた賢く真面目な兄「一郎」と暴力的なろくでなしの弟「留夫」一郎は優秀さのお陰で夢だったパイロットに、留夫は夜の町で稼いでいた。そんな中事件は起きた……1971年7月30日、訓練中の自衛隊機が旅客機と衝突! 乗客162人全員死亡。自衛隊パイロットはパラシュートで脱出、怪我一つ負っていなかった...
政岡としや
女ってのはなぁ、泣きミソ(泣き虫)だかんネ。小っちゃな壺に哀しい想い出がいっぱいつまってんの…さ。スターを目指して東京へ上京した娘・ウロ。だが夢破れて生まれ故郷の日吉村へ舞い戻ってきた。傷心で帰ってきた義娘を温かく迎えた交番勤務巡査の義父。無職で毎日ブラついてばかりのウロだったが義父に言われ、芸能人養成学校を開...
古賀新一
とある町で夜遅くに女子学生が電話ボックスで通話中、背後から何者かにノックされ振り向くとそこには人間とは到底思えない目つきが鋭い異様な者の影が見えた気がした。少女は見間違いかと思い恐る恐る電話ボックスを出ると……その異様な者は再び現れ少女を追いかけ怪我をさせるという怪事件が起きた。果たしてこの目つきの鋭い異様な影...
政岡としや
プロゴルファー歴20年のベテラン選手・後白河馬之介(ごしらかわうまのすけ)。かつては日本最大のビッグタイトル「日本オープン」も獲り破竹の勢いで、その豪快なプレイから「爆弾馬」の異名が付いた程だったのだが…。それから10年、若手選手に次々と抜かれて行き、その爆弾は全て不発弾に終わる日々。このままではいけないと再起...
ほんまりう
冴えない少年「田村宗一」彼は顔が悪い・頭が弱い・力が無いと周の人間に思われて日々を過ごしていた。そんなある日、いつも通り通学中の満員電車でバランスを崩した拍子に前にいた2年A組川島杏子の体に当たってしまう。学校に着きしばらくすると、女子の集団に囲まれ「杏子に触れるな!」と殴られるが宗一は何も言い返せないまま……...
芳谷圭児
「お父さん、お願い!プロゴルファーになる事を許して!」学習院大学4年の花田緑子は来年就職を控え、人生の岐路とも言うべき大事な時期を迎えていた……のだが、就職試験を次から次へすっぽかし、プロゴルファーになる事を宣言。父で冴えない現役ゴルファーの十一(といち)は反対するが、緑子の熱意は強い。来週のマンデートーナメン...
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