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『スキャンダラス・レディース・シリーズ』のコミック一覧

時田かける
主婦・基子(もとこ)は、もう何度目になるかわからないが、年金生活者である年老いた両親が住む貧相なアパートに駆け込んだ。酒乱で暴力をふるう夫との生活に耐えきれず。しかし、いくら泣きつかれても両親に基子を助けてやれる余裕はなかった。それどころか父親は基子を叱責する。「本当にあのバカ男と離婚して人生をやり直したいとい...
林田ちい
真砂(まさ)は39歳のパート主婦。夫と小学生の息子・佑馬(ゆうま)との3人暮らしだ。今年で結婚13年目だが、夫婦間の雰囲気はあまりよろしくない。夫はこれまで幾度となく転職を繰り返したばかりか、一度など自分で会社を興して失敗し、借金まで抱えてしまい…真砂はほとほとくたびれ果てた上に、最近、夫のいやな面ばかりが目に...
奈良郁子
幸恵は幼い息子・直樹をつれて離婚、母子二人で狭いアパート暮らしを始めた。自己中で思いやりのない夫と、その夫べったりで腹黒い姑との暮らしに耐えられなくなったからだ。しかし、新生活は想像以上に大変だった。アパートの大家からは母子家庭への遠慮のない偏見の目を向けられ、寿退社した会社に再雇用してもらえたものの、当時の華...
くらもとえいる
若妻・平野理奈は幸せの絶頂にいた。待望の夫・優也との間の子を妊娠し、姑をはじめ周囲の皆から温かな祝福を受け、結婚生活は前途洋々……だったはずが、ほんの軽い気持ちで医師から勧められた血清マーカー検査を受けたことで、一瞬にして世界は天国から地獄へ暗転…お腹の子が染色体異常で、生まれてきてもダウン症児である可能性が高...
水城瞳
【平成17年/静岡県】野原涼子(仮名)はとにかく変わった少女だった。自分のことを「僕」と呼び、動物の解剖や毒薬といった、およそ普通の女の子が興味を示さないようなものにしか関心を持たず、クラスメイトたちからも気味悪がられるばかり。そんな彼女がある「実験」を始めた。酢酸タリウムという人体に有害な毒物を日々少しずつ、...
なせもえみ
【平成15年/愛知県】川森典枝(36歳)は暴力夫とようやく別れ、勇樹(4歳)・賢太(3歳)・将人(2歳)・まゆ(1歳)の4人の子供たちを連れて、生活保護の助けを受けながら市営住宅で人生の再出発を図っていた。しかし、実際には子供想いで愛情深い性格の典枝だったものの、荒っぽい言葉遣いで見るからにヤンママ然とした外見...
水城瞳
【平成11年/東京都】主婦・山本美恵子は一人、目の前に置いた折り畳みバッグの中を見ながら呆然としていた。「死体、どうしよう…」そう、そこには幼稚園のママ友・若林洋子の娘・夏美の小さな遺体が押し込まれていたのだ。もちろん手をかけたのは美恵子自身。決して幼い夏美自体が憎いわけではなかった。殺したいほど憎かったのは、...
小牧成
【平成20年/群馬県】阿部朋美(仮名・34歳)は9歳の娘・麻衣が行方不明になったと、何食わぬ顔で警察に捜索願いを出した。しかし本当は、麻衣は朋美の内縁の夫であり血のつながらない継父・森谷の手によって虐待凍死させられ、無惨な遺体となって深い山中に埋められていたのだ。元々は電子機器メーカーの営業職に就く真面目な夫を...
なせもえみ
【昭和46年/埼玉県】それは今よりもずっとご近所づきあいが密接だった時代――。郊外の新興住宅地に家を買い、妊娠7か月の身重で引っ越してきた佐藤和美(仮名)は、近くに住む二人の主婦、大塚・花川と親しくなる。大塚には二人の娘、美香子(5歳)と香奈子(4歳)が、花川にはひとり娘の広恵(3歳)がいて、年子状態の三人はま...
くらもとえいる
藤本菜月(なつき)は思春期の頃、自分の乳首の形がまわりの皆と違うことに少し悩んだ時期があった。しかしそれも時が経つにつれいつしか忘れ去っていたのだが、まさか子供を産んで母となったこの今になって、再び暗雲となってわが身に襲いかかってくるとは…なんと菜月は”扁平乳頭(へんぺいにゅうとう)”というちょっと特殊な乳首の...
くらもとえいる
34歳の美花(みか)は3つ年下の夫・康介との間にめでたく息子・陽介が生まれ、鼻高々だった。当初、年上嫁であることで子供ができにくいのではないかと姑に危惧されていたが、これで見返してやることができた、と。ところが、問題はそのあとに待ち構えていた。人並以上に大きな乳房をしているというのに、母乳の出がかなり悪いのだ。...
くらもとえいる/めろん/水城瞳
出産・育児…それは女の人生における大仕事であるからこそ、多くの悩みやトラブルも尽きないもの。ママたちを見舞うそんなさまざまな病気ケースを驚きと共感たっぷりに描く、傑作等身大ストーリー全6編を収録! 【収録作品】「母乳が出ない!!~私はママ失格なの?~」「ワケあり乳首のせいで我が子がおっぱいを飲んでくれません」「...
水城瞳
ある日、主婦・みゆきの元に妹の律子から「明日、お母さんが子宮がんの手術をすることになった」との連絡がある。一瞬、葛藤があったみゆきだったが、結局病院へ母に会いに行く。実は母との間には昔から確執があったのだ。母は平然とみゆきのことを望まれない子供だったと言い切り、幼い頃から自分にはきつく当たり、可愛がられるのは妹...
水城瞳
主人公は一人娘のちなみと夫の三人で暮らす専業主婦。もともと人見知りの性格だったのだが、夫の転勤で見知らぬ土地へ引っ越したことで、ますます他人と外の世界に接することが苦手になっていく。それは、ちなみの幼稚園の入園式にさえ一緒に行ってやれないほどの重症っぷりだった。心配した夫は病院に行くことを強く勧めてくるのだが、...
めろん
夫と姑の三人で暮らす主婦の房子(ふさこ)は、母に関してつらい思い出を抱えていた。一年前に脳腫瘍の初期症状としてアルツハイマーを発症した母は、被害妄想がひどくなった末に兄と自分の顔も忘れた挙句、悲惨な形でこの世を去ったのだった。時たまふっとその暗澹たる記憶にさいなまれながらも、気持ちを切り替えて日々を暮らしていた...
くらもとえいる
国仲さくらは結婚を約束したやさしいパティシエの彼・実(みのる)とラブラブで、さらに妊娠していることが判明し幸せいっぱいだった。ところが妊娠9か月目を迎えたある朝、鏡に映った自分の姿を見て愕然とする。なんと顔の左半分が醜く垂れ下がり、ピクリとも動かなくなっていたのだ。医師の診断はベルマヒ(顔面神経マヒ)で、おそら...
高条晃
【28歳・パート】これはとんでもない知り合い女性のお話です。彼女は3年ほど前まで私が勤めるスーパーの同僚だったのですが、もともとお嬢様育ちだったせいか超わがまま&自己中なうえに、うそつき&キレやすいという、それはもう難儀なキャラでした。そんな彼女は当時大流行していた韓流ファンで、その代表的スターである『ヨン様』...
春名宏美
【30歳・主婦の体験】独身時代、美沙は美人ママと2人で切り盛りするスナックに勤めていて、常連客がメインのアットホームな店の雰囲気をとても気に入っていた。しかし最近込み合うことも多く、もう一人女の子を雇おうということになって入ってきたのが、小宮リカ(仮名)だった。まだ若くチャラチャラした外見だったが、意外と素直で...
小牧成/有田万里
【35歳・美容師の体験】岡部奈津子(仮名)は20歳にして恐喝罪および売春取締法違反で有罪となり(懲役2年の実刑)、成人式を目前に女子刑務所に収監された。その日から名前ではなく823番と番号で呼ばれることとなり、割り当てられた狭い舎房は奈津子を含めた5人部屋で、4人の先住者はいかにも一癖も二癖もありそうな女たちば...
青木泉
ごくごく一般的な家庭出身の新菜(にいな)は長男(圭一)の嫁として婚家に嫁いだものの、自称セレブを気どる姑からさげすまれ、日々いじめられる始末…やれ大学出じゃない、父親が中小企業勤めだ、お茶もお花も習ったことがない、芸術に造詣が浅い…などなど。そんな姑のことを夫・圭一はたしなめ、妻・新菜のことを愛してくれるのだが...
青木泉
主人公・春菜は、まだオムツがとれたばかりの幼い娘・里菜(りな)の子育てに四苦八苦する日々を送っていたが、ある日ママ友から義父母との同居のすばらしさを吹き込まれ、自分もそうすることを決意し実行に移す。しかし、「やった! これで子育ても家事も義父母に任せて自分はラクができる! 遊びにも行ける!」などという甘いもくろ...
青木泉
主人公・春香は、舅が亡くなったのを機に夫・俊之の実家で義家族との同居暮らしを始めるのだが、義妹の美奈代の存在にほとほと手を焼いていた。美奈代は高校卒業以来たまにバイトをするくらいで家でゴロゴロ生活を送り、まともに就職する気などさらさらないようだ。そこへもってきてケータイ代を春香にたかってきたり(なんと月6万円!...
時田かける
京都での医学修業を終え故郷に帰ってきた雲平は正式に「医師・華岡青洲」を名乗り、年をとり弱った父・直道から医院を引き継いだ。同時に妻・加恵は青洲の子を身ごもるものの、生まれた子は女の子であり、姑・於継は8人兄弟の末弟・良平を華岡家の跡継ぎとすべく虎視眈々と機を窺うのだった。一方、青洲は世界の医学界でまだ誰もなしえ...
時田かける
元文3年(1738年)、和歌山の裕福な家に生まれた於継(おつぎ)は、たいそう美しい娘に育つが、その後重い皮膚病に苦しめられることとなる。その窮地を救ってくれたのが医師・華岡直道(はなおか・じきどう)であり、彼の希望により於継は華岡家へ嫁ぐこととなった。やがて長男・雲平(うんぺい/後の華岡青洲)を筆頭に8人の子を...
めろん
主婦の正美は、義父母と夫、息子の翼の五人家族で築40年の古い家に住んでいた。リフォームしたいのだけど先立つものもなく…最新のタワマンに住むママ友のことが羨ましくて仕方ない。そんな折り、東京オリンピックの開催が決定し、巷のいろいろなものが盛り上がっていく。ママ友は息子のオリンピック出場を目指してアーチェリー部のあ...
めろん
専業主婦の主人公とその夫は元々東京に住んでいたが、同郷のお互いの実家の事情もあって、田舎の空き家を買ってそこに引っ越してくる。自治体が管理している空き家バンクにいい物件があったのだ。当初、田舎の住民は都会から来たよそ者に対して閉鎖的なのではと心配した主人公たちだったが、皆思いのほか親切でひと安心。ただ、隣家の山...
桜葉幸子
妻に先立たれた能代英一(64歳)は娘・葵(あおい)夫婦と孫のエリカとの四人暮らしだったが、いつしか家族から疎んじられる存在になっていた。そんなある日、公園で出会った少女・美々とその母親・結子と親しくなり、いつしか実の家族より彼女たちのほうに情を移していくようになる。しかし結子親子はろくでもない男・敦(あつし)の...
桜葉幸子
日高麻由子は悩んでいた。息子の卓(すぐる)がとにかくカンの強い子で、気に入らないことがあると物に当たったり泣き叫んだり、とにかく聞きわけが悪く育てにくい子だったからだ。夫の浩二や義父母に話しても、卓を甘やかすばかりでまともにとりあってくれない。実母に相談しようにも、北海道という遠方在住のためそう簡単にはいかなか...
水城瞳
ある日、湯川真理子の元に、数日前に夫に刺殺された杉田英子という主婦から一冊の本と手紙が届いた。杉田英子は真理子の幼稚園ママ友だったが、真理子が自分と同じように夫からモラハラ(モラル・ハラスメント)を受けていることを見抜き心配して、モラハラに関する書物を送って忠告してくれたのだ。残念ながら彼女は夫から逃げきれずに...
宮城朗子
3か月前、公務員の夫・慎哉と結婚した深田麻美は、完璧な和食信奉者だった。なぜなら幼い頃かなりのデブだった彼女は高校生の時に一念発起、和食のヘルシーメニューでダイエットに成功したという経緯があったからだ。そんなわけで、深田家の毎日の食事は野菜の煮物や焼き魚といったあっさりとした献立ばかり。夫は黙々と食べるだけだっ...
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