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迷い家ステーション

迷い家ステーション

5完結!

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作品のあらすじ
迷い家駅…それは上越新幹線で東京から1時間ちょっとの在来駅「湯の屁」から走る第3セクター「虹湯鉄道」の終着駅。 電化されておらず、湯の屁から1時間弱の道をディーゼル車が繋いでいる。 そんな迷い家駅に勤めるのは運転士志望で今は検修(整備)を務める堺 鉄行。 駅長は近所の蕎麦屋のオヤジ安曇正直。 鉄行は正直の妻春子、娘の菜月、息子の森人と家族のように暮らしながら日々虹湯鉄道を守っているのであった。 今日は虹湯鉄道を走って来た旧国鉄、キハ22型の最後の運行日…そして鉄行の運転士試験の結果発表の日だ。 万感の思いを込めて迷い家へ向かうキハ22、そしてそれを迎えようとする鉄行たち迷い家駅の人々、しかし、そこに思いがけないトラブルが起こってしまう。 決死の思いでトラブル対応の中、正直のもとにかかって来た1本の電話の内容は…!? 田舎の第3セクター鉄道終着駅「迷い家駅」に勤める人々と、鉄道を通して出会う様々な人々との交流を等身大で描いた小山田いくの感動鉄道ロマン第1巻! 当時の小山田いく先生の単行本コメント 『旧国鉄の路線が、あちこちで今、第3セクター鉄道(地方公共団体や民間企業などが共同出資で運営する鉄道)となって、それぞれ個性的な列車を、走らせています。 虹湯鉄道も、そんな鉄道のひとつです。その鉄道の終着駅、迷い家に一緒に行ってみませんか?』
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    迷い家駅…それは上越新幹線で東京から1時間ちょっとの在来駅「湯の屁」から走る第3セクター「虹湯鉄道」の終着駅。 電化されておらず、湯の屁から1時間弱の道をディーゼル車が繋いでいる。 そんな迷い家駅に勤めるのは運転士志望で今は検修(整備)を務める堺 鉄行。 駅長は近所の蕎麦屋のオヤジ安曇正直。 鉄行は正直の妻春子、娘の菜月、息子の森人と家族のように暮らしながら日々虹湯鉄道を守っているのであった。 今日は虹湯鉄道を走って来た旧国鉄、キハ22型の最後の運行日…そして鉄行の運転士試験の結果発表の日だ
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    迷い家駅…それは上越新幹線で東京から1時間ちょっとの在来駅「湯の屁」から走る第3セクター「虹湯鉄道」の終着駅。駅に勤める検修、堺鉄行は今日も駅長を兼任する蕎麦屋の主人、安曇正直と共に乗客たちを見守っている…。 虹湯鉄道に新人研修の季節がやって来た。 今年迷い家駅に研修に来たのはなんと16歳の女の子、野田一葉。 一葉は運転士志望で何にでも一生懸命で、のんびりとした鉄行のペースに不満気味だった。 そんなある日、迷い家駅近辺に大雨洪水警報が発令され、線路の土が雨水に流される危険性が高まった! 鉄行
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    その日、鉄行は熱にうなされていた。 鉄行の家に看病で訪れた母に鉄行は「自分が鉄道の中心から取り残されてゆくのでは」との不安を打明ける。 そんな鉄行に、かつてEF63が好きだと話していたという母。 EF63、それは群馬県横川から長野県軽井沢までの67/1000という急勾配を上る他の列車を助ける為だけに作られた機関車。 ただ、ただ脇役に徹し、他の列車の手助けのために走る列車だ。 一夜明け、昨日のすべては熱にうなされる中で見た夢だと知る鉄行。 しかしEF63イメージは鉄行の中にはっきりと蘇っていた。
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    利用客が減れば、3年後に「迷い家駅」が廃止されるかも、という話を聞き、利用客を増やすため朝の掃除を始めた森人。 しかし…朝の迷い家駅は猫の寄り合い所となっていて森人は少々イライラしていた。 そんな猫たちの中には地元の利用客、伊藤さんの飼い猫ゴローもいた。 ところが伊藤さんは、息子夫婦に呼ばれて最寄り駅が湯の屁駅の地域に引越してしまったのだった。 利用客が減ってしまったと落ち込む森人に伊藤さんからゴローが姿を消したと連絡が入る。 消息が分からないまま数週間が経ち、皆があきらめかけた頃、ゴローが傷だ
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    迷い家駅…それは上越新幹線で東京から1時間ちょっとの在来駅「湯の屁」から走る第3セクター「虹湯鉄道」の終着駅。 電化されておらず、湯の屁から1時間弱の道をディーゼル車が繋いでいる。 そんな迷い家駅に勤める堺鉄行は今日も駅長を兼任する蕎麦屋の主人、安曇正直と共に乗客たちを見守っていた…。 ある日、虹湯鉄道が国鉄だった頃の大先輩、久我に呼び出された鉄行は東京の出版社の記者、九城を紹介され、同時に驚くべき話を聞かされる。 なんと戦争中、戦地に送られるはずだった蒸気機関車「C56」が迷い家駅近辺で姿