【死にたい時に、出逢っちゃいました。】コンビニでバイトをする学生・相模由妃。その目はいつも虚ろで何にも動じない。早くいなくなりたい…。そんな彼女の前に現れた人。地元で有名なワル×消極的な美少女。――「やり過ごすだけの毎日が、楽しくなるなんて、思ってなかった。」由妃はクラスの女子からイジメられていた。嫌がらせや悪口、時には暴力。それらに対抗する術は全てを諦めること。機械的に登校して、その後はコンビニのバイト。このループを終わらせたい、ただそれだけだった。しかし由妃のモノクロな日常は、不良達のリーダー的な存在