一家殺害の罪で超法規的に死刑を宣告された少年、相田静。彼の前に、死んだはずの妹が死神となって現れた。二人は死人の“最期の願い”をかなえるために行動するが、その過程で、静が一家殺害の犯人ではないことを知り……。『トモダチゲーム』山口ミコト原作で贈る、犯した罪を否定するリベンジ・サスペンス、第１巻！

地上勤務へと配属された静と響は、“最期の願い”を譲ってもらい事件の真犯人に近づくため、少女の願いを叶えようとする。しかし、静を少年A様と呼ぶ彼女に「姉殺し」を依頼され……。一流小説家の父、自殺した母、不良の姉、そして姉の死を望む妹。歪んだ家族の物語を看破し、真犯人へと近づけるか――!?　隠された罪を暴くリベンジ・サスペンス、第２巻！

“最期の願い"を使い、家族を殺した真犯人の手がかりを掴もうとした静と響だったが、得られたものは「納得のいかない答え」であった。しかし静はその答えから、真犯人に繋がる仮説を導き出し……。さらなる手がかりを求める二人の前に現れたのは、死の直前の記憶がない女子高生。彼女の死の謎を解き明かせば、"最期の願い”を譲ってもらえるというが…？　愛憎うずまく女子校を舞台に、命をかけた『ゲーム』が幕を開ける――！　歪んだ愛に切り込むリベンジ・ホラー第３巻！

愛憎うずまく女子校で行われる殺し合い「死神様ゲーム」。静は黒幕である“死神様"の正体を暴くため屋上に参加者を集めるが、激情した犯人に額を撃ち抜かれ屋上から落とされてしまい…。そして"ある男”との邂逅により、「相田家一家殺害事件」の真相へと近づくチャンスが訪れる。しかし、そのために提示された条件は――。核心へと加速するリベンジ・ホラー第４巻！

始まってしまった革命家集団「戦慄」による"完全犯罪"。狂気じみた様子で犯行を行う静に対し、死神界は静を魂ごと処分しようとするが…。そしてついに明かされる相田家一家殺害事件の謎。全ての真実を知った静の涙の理由（わけ）は。"最期の願い"に翻弄された兄妹の向かう先は――。犯した罪を否定するリベンジ・ホラー、終局の第５巻！