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DAWN -陽はまた昇る-

DAWN -陽はまた昇る-

8完結!

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作品のあらすじ
かつてウォール街で伝説と呼ばれた金融マンでありながら、自らホームレスとなった矢作達彦。バブル時代のツケを負い、強引な資金回収で中小企業を苦しめる銀行員としての自分に不満を持つ保坂秀樹。彼らが12年ぶりに出会ったとき、日本の運命が回り出す! 鬼才コンビが描く巨弾金融コミック、登場!!
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    新宿中央公園のホームレスのたまり場に、フラッとやって来た若者・矢作達彦。バブル以降のリストラに貸し剥がし…。止むに止まれぬ事情で住居を失った中年たちと暮らしながら、彼らの怒りの声を聞いた矢作は、突然「俺達で会社を興そう」と提案する。さらに戸惑うホームレスたちを高級レストランに連れて行き、超VIPのみが持つカードを提示して、堂々と入店していく(第1話)。
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    無謀かと思われた10億の融資を、みごと新世紀銀行から引き出すことに成功した矢作。だが、保坂にとっても、銀行上層部にとっても、気になるのは“金融屋・矢作達彦”がその先に何を考えているのかという点だった。融資案が通ったその夜、保坂は矢作を西新宿のバー、ついで銀座のクラブへと連れて行き…(第9~10話)。
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    矢作の作ったヘッジファンドが、原油高を演出してアメリカに打撃を与えた。奈緒は、一連の動きは全て矢作が仕掛けたものと確信し、彼を問い詰める。一方、レオン買収に協力する新世紀銀行を、逆に買収することを決意した矢作は、行員で親友の保坂に協力を持ちかけ、成功の暁には彼を頭取にすると約束する。だが、保坂の妻はこれに猛反対して…(第19話)。
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    ロウ・マートからレオンを守った矢作。だが、ロウ・マート株を大量に買い漁っていた冴子は、致命的な大打撃を受けていた。儲けを確信していた冴子は、元手の8割以上を金利10%で借り、全てを株につぎ込んでいたのだ。矢作は、己の贖罪として冴子の借金を全額背負うことを約束したが…(第29話)。
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    矢作による新世紀銀行へのTOB(株式公開買い付け)宣言の翌日、アップルウッド社はこれに対して新ファンドを作り、より高値を提示してTOB合戦を挑んできた。誰もが矢作の苦戦を予想する中、盟友・保坂からの吉報を信じて待ち続ける矢作。そして保坂は、新世紀銀行の前身・東長銀と政界との黒い繋がりの記憶を納めた“パンドラの箱”を探すことに躍起になっていた(第39話)。
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    保坂が幹事を務める、高校ラグビー部員有志の“同窓会”に集まった5人のメンバーは、いずれも政治、官僚、商社、広告代理店、テレビ局の分野で活躍するエリートばかり。矢作らを待つ間、談笑する彼らだったが次第に日本の話になり…。衰退していく国の状況に「仕方がない」と何も出来ない自分を納得させようとする彼らを、突如現れた矢作は「お前らは腐ったブタどもだ!!」と一喝し…!?(第49話)
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    日本再生のための新事業を始めると称して、マスコミ発表会を開いた矢作。大勢の取材陣が詰めかける中、彼は「若者を対象とした起業ファンド事業部を創設する」と高らかに宣言する。それは、ニート・フリーターが急増している現状を、歪んだ弱肉強食社会を生んだ大人の責任と位置づけ、若者が立ち上がれる社会を築こうというメッセージで…(第59話)。
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    進歩党と組んだ矢作が提唱した、日中関係改善のための超大型経済協力プロジェクト。脱アメリカ・アジア経済圏構築を掲げる矢作の理念は、中国政府に衝撃を与え、ついには進歩党への正式な訪中要請を伝えるに至る。それは中国が、現在の民自党政権に見切りをつけたとも言える発表で…(第70話)。