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MISTERジパング

MISTERジパング

8完結!

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作品のあらすじ
日吉は、信長、竹千代、信長の家来・一益と犬千代、そして新たに知り合った渡り巫女・ヒナタと行動を共にすることになった。不思議な能力を持つヒナタをめぐり武田忍軍と戦ったり、信長の暴走で、木曽川のあたりを支配している大親分・蜂須賀一家と抗争になったりと、日吉の毎日はこれまでと全く違う衝撃の連続。だが、そんな中で弱虫だった日吉は、少しずつ成長し、徐々に才能を発揮していく。
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    時は天文17年(1548年)、尾張の国(現在の愛知県)。少年・日吉は森の中で悪人たちに捕まり、亡父が残した金を奪われたうえ、殺されそうになっていた。そこに、鉄砲を持った若者と、小さな子供が通りがかり、悪人たちを一蹴。その若者は「尾張のバカ殿」こと、織田信長。子供は後の徳川家康である、竹千代だった。助けてもらった日吉は、信長に美濃の国(現在の岐阜県)・稲葉山城に付き合わされる。敵である斎藤道三の城に自ら忍び込もうというのだ。正気の沙汰ではない信長に、理由を聞く日吉。すると信長は「美濃の姫が美人かブスかを確か
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    蜂須賀の屋敷に殴り込み「犬千代を殴った奴を出せ」と息巻く信長。しかし出てきたのは、面を付けた交渉人(ネゴシエイター)だった。道化に徹しながらも、蜂須賀一家は要求を飲めないという事を伝える交渉人。その正体は、事態を丸く収めようと決死の努力をする日吉だった。交渉人の意図を理解し、その正体も見破った信長は……?(第1話)。
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    三河領内にある、尾張、織田軍の最前線基地・安祥城(あんじょうじょう)。そこに、このところおとなしかった三河・今川連合軍が奇襲をかけてきた。それに対し、信長の庶兄(しょけい=母親違いの兄)・信広は、迎撃態勢を取る。そして、のんびりした毎日を過ごしていた信長も、日吉に「明後日から三河で戦だ。おまえもついて来い!」と告げた。あまりに突然のことに、日吉はビビリまくる(第19話)。
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    信長の父・信秀が死去。事態は風雲急を告げる。尾張は信秀の戦での実力により、信秀を中心としたゆるい結束が守られていた。だがそのバランスが崩れた今、これまで仲間だった半分は信長の敵になる。無理解な家族や家臣、自分のことしか頭にない親戚…。権力への欲望が渦巻く状況を目の当たりにした信長は、ほとほと嫌気がさしてしまった。そんな信長のもとに、戦闘中に行方不明になった日吉が戻ってくる。詳しい事情を知らない信長は、日吉は逃亡したと見なし、自分のもとから去るよう告げた。だが日吉は「織田信長の天下が見たい」と懇願し、名前を
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    信長は酒宴の席で、自らの手によって信友を殺すという作戦を立てていた。信光、小六、五衛門らの協力を得て、計画は見事に成功。だがその帰り、信友側の狙撃手に狙われ、あわやという場面に。その危機を救ったのが、偶然この騒動を知って駆けつけた藤吉郎だった。その後藤吉郎は草履取りから、城内に於ける燃料の管理・仕入れ一切を監督するマキ係に大抜擢され、今まで以上に張り切って仕事をしだす。一方、比叡山で天回に捕まっているヒナタは不思議な物を目にしていた。それはかつて「時読みの一族」と呼ばれた異邦人の集団が残していった、時空を
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    風林火山の旗のもと、最強の騎馬軍団を率いる甲斐の名将・武田信玄。その信玄が少人数の隠密行動で国を離れた。行く先は怪僧・天回とヒカゲが捕らわれている比叡山だ。同じ頃、斉藤道三から「武田の諜報員が大量に近江に動いている」という情報を得た信長も比叡山に向かう。そしてクビになったと早とちりし、三日前に信長のもとを去った藤吉郎も琵琶湖のほとりに来ていた。
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    誘いを断った信長や藤吉郎たちは、天回と熾烈な戦いを始める。そして信長のもとには、尾張勢、武田忍軍の他、三河の松平竹千代、美濃の明智光秀、蜂須賀小六、浜松の松下加江らが結集。さらにはある野望を持つ服部半蔵保長、ヒナタとヒカゲの人格が統合されたヒカリ、もう一人の藤吉郎・日野秀吉らも加わって、各自の思惑や関係が複雑に絡み合うなか、天回との戦いが続く
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    信長たちと天回一味の戦いは、いよいよクライマックスを迎える。熾烈なこの戦いの結末は果して…? そして舞台は、約30年後の本能寺へ。信長は天下統一まであと一歩と迫りながら、明智光秀の謀叛の前に絶体絶命のピンチとなる。その時、藤吉郎は…!? 壮大に展開するSF歴史アクションの完結集!!