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もう一人のマリオネット

もう一人のマリオネット

8完結!

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作品のあらすじ
役者としての七生(ななみ)の生き方。そして、小劇団内部の事情と、そのドラマをていねいに描く、演劇コミックの傑作です。
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    萩野七生(ななみ)はバレエが好きな高校一年生の女の子。発表会でマリオネットを踊り、観客の気持ちをつかむ。偶然それを見た劇団演出家・神真之は、七生の中に演劇の才能を見出し、自分の劇団に入れようと強引に上京させ…。光と影のロマネスク!
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    バレエのために上京した七生は、演出家・神の影響で、演劇の勉強をはじめる。ところが、神のライバル・天王寺の劇団に、公演予定だった「マリオネット」が盗まれてしまい…。
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    「美女と野獣」の公演直前、野獣役の近藤が、神のライバル・天王寺と密やかに会っているのを目撃してしまった七生。いやな予感を抱きつつ、劇団はついに初日を迎えた…。
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    神の中にひそんでいた、もうひとつの人格…。公演初日、その人格が突然姿を現す。七生の機転で舞台は無事に終了したが、神は役を降りると言い出して!?
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    孤独な姿を七生の前にさらけだす「もうひとりの神」は、七生を苦しめ続ける。七生の演じる「影の美女」の存在、そして書き直した脚本に本来の神の姿を呼び戻す鍵が!?
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    公演中に七生を苦しめた神の二重人格が原因で、劇団は解散の危機に。一方、天王寺は七生を手中に。その頃、神は二重人格の原因を知るために、過去を探っていた…。
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    ついに神の二重人格の正体が判明する! もうひとりは神の双子の黒崎建だった。いつしか二人の立場は逆転し、七生をめぐる争いが続いてゆく。そして、よき相談役の悠貴に不審な言動が…。
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    神の存在を消し、完全になりかわるべく、建は舞台で才能を発揮する。一方、七生は建にも魅かれている自分に気づく。神と建の運命をかけて、舞台は幕を上げる…!!