高校教師の中森は学校に向かう電車の中で、出席日数不足で留年した問題児・秋葉と出会う。成績は優秀だが不真面目な秋葉に対する周囲の無関心な様子に、中森は教師として不満を感じていた。ある日、音楽室から聞こえる曲に懐かしさを覚え思わず口ずさんでしまう中森だったが、中でピアノを弾いていたのはなんと秋葉だった。翌日、中森を待ち伏せていた秋葉から「あれは前世の自分が、恋人だった少年のために作った曲だ」と告げられて…!?

高校教師・中森が、夢に見る“前世の自分の恋人”だと確信し、惹かれていく秋葉。中森に後押しされ、折り合いの悪い父親と向き合おうとする秋葉だったが、血の繋がりを疑う息子に対する父の態度はすげない。その様子に失望した秋葉は「先生だけがいればいい」と、強引に中森を抱いてしまう。その日をきっかけにふたりの想いがすれ違い始める中、秋葉の夢では“前世のふたり”の本当の関係が明らかになっていき…!?