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覇-LORD-

覇-LORD-

22完結!

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作品のあらすじ
西暦184年。倭は邪馬台国を頂点とする連合国家に統一された。その女王・卑弥呼が唯一心を通わせた勇将・燎宇は、それを期に今度は自らの野望を求めて大陸へと旅立つ。だが、辿り着いた後漢の国では「黄巾の乱」が勃発していて…。
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    邪馬台国の女王・卑弥呼に従う燎宇は、倭国統一を期に大陸へと渡っていく。だが、彼がそこで眼にしたのは、腐敗した役人の横暴に苦しむ民衆の姿だった。憤った燎宇が刀に手を掛けようとすると、そこに名高い三悪党の劉備、関羽、張飛が現れ、役人と兵たちを瞬く間に一刀両断してしまう…。
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    黄巾賊討伐の勅令が下ったことを知った劉備たちは、義勇軍として討伐に加わるため、兵の召集に取りかかる。だが、手元の資金を考えると、集められる兵はわずか30。劉備は、募集の札を見て集まってきた男たちを、独自の方法でふるいにかけていく。劉備が、自らの「兵」に必要とした要件とは…!?
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    劉備のもとを離れ曹操軍へ向かう関羽の前に、黄巾の首領・張角を捕虜にした呂布が現れた。張角の面白い使い道はないかと問う呂布に対し、関羽は、張角を朝廷に差し出し、黄巾賊の降伏を宣言させるよう提案する。その時、眼下の曹操軍の前に、劉焉から譲り受けた五千の兵を従える劉備の姿が…!?
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    覇道への自信を揺るがせない劉備に「漢」の未来を見た張角は、腹心・徐東に命じ、直轄の黄巾賊1万をそっくり劉備傘下に譲り渡すことを決定した。そして劉備は、肺の病で余命いくばくもない張角に請われ、自分が漢に渡ってきた本当の理由を語り始める…。
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    劉備と曹操が起こした反乱を手打ちにした董卓は、己の野望を先へと進めるべく、宦官の蹇碵と左豊を匿う。一方、決意新たに洛陽を脱出した劉備と曹操は、それぞれの思惑から黄巾賊首領・張角のもとへ急ぐ。そこへまたひとり、官軍として張角の首を追う豫州の英傑・孫堅も登場し…!?
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    西暦189年4月、後漢第12代皇帝・霊帝が遂に死去。世継ぎ争いの緊張が高まる中、協皇子確立を目論む蹇碩ら宦官に促された曹操は、弁皇子確立を目論む何進を斬るべく、嘘の情報で呼び出すことに成功する。だが、いざ何進を手にかけようとする曹操の前に、劉備と孫堅が現れて…!?
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    自分の想いを趙雲に認めさせるため、その趙雲が愛する男・劉備を超えると宣言した呂布。そんな彼が選んだのは、董卓の義子になるという衝撃の決断だった! 一方、呂布という義子を得て「鬼に金棒」の状態となった董卓は、己の覇望を実現するべく、恐ろしい行動に打って出る…。
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    袁紹の呼びかけによる董卓討伐連合軍の結成に対し、洛陽の董卓も臨戦態勢を整え始める。色を使い董卓を籠絡しようと企む貂蝉、その貂蝉との再会を誓う関羽、そして愛する女・趙雲の姿を追い求める呂布。様ーな想いを巻き込んで、いよいよ運命の開戦が迫ろうとしていた…。
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    想い人・関羽が宮中に潜入していると聞き、女の幸福と復讐の間で揺れる貂蝉。そんな彼女のもとに王允が現れ、帝の懐剣を託し、民のために董卓を討つよう懇願する。一方、「勅書」という大義名分を楯に、邪魔な孫堅や曹操を葬ろうと画策した袁紹の目論見は完全に失敗し…!?
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    相国・董卓からの使者の首を刎ね、長安警護隊長・馬騰に董卓討伐包囲網を持ちかけた劉備。決断を迫られた馬騰は、劉備という人物を量るべく、その心根を問う。一方、董卓から「伽」の相手を命じられた貂蝉は、関羽への想いを心に秘めながら、董卓の闇と対峙する決意を固めるが…!?