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物見の文士

物見の文士
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作品のあらすじ
「私の家は件の『狸ばやし』が聞こえる田んぼの近くにあります」 文筆家・夜都木(やつぎ)周平の元へ届く、お光という少女からの手紙。ある時から手紙が絶えてしまい、気になった夜都木は彼女の住む本所へと足を運ぶ。町人たちは少女の所在どころか、「お光」とい名も知らない様子。聞き込むうちに知った手がかりありそうな場所へ足を運ぶと、そこには一匹の狸が「お光」と叫んでおりーー!? 変わり者の文士と狸と少女を取り巻く、不思議で心温まるおはなし。
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    「私の家は件の『狸ばやし』が聞こえる田んぼの近くにあります」 文筆家・夜都木(やつぎ)周平の元へ届く、お光という少女からの手紙。ある時から手紙が絶えてしまい、気になった夜都木は彼女の住む本所へと足を運ぶ。町人たちは少女の所在どころか、「お光」とい名も知らない様子。聞き込むうちに知った手がかりありそうな場所へ足を運ぶと、そこには一匹の狸が「お光」と叫んでおりーー!? 変わり者の文士と狸と少女を取り巻く、不思議で心温まるおはなし。
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    友人の袴田(はかまだ)から謎の黒い招き猫を持ち込まれた夜都木(やつぎ)。突然寝床に現れたというその招き猫を、夜都木はうっかり落としてしまう。すると床に落ちる直前、生身の猫に変身!?袴田が異変を感じ辺りを見渡すと、そこには見知らぬ異界の景色が広がっていた――。どうやら二人は黒い招き猫に謎の異世界へと導かれてしまいったようで…!?
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    明治の東亰で連続殺人事件が発生。犯人は酒呑童子を名乗り、犠牲者はすべて首を切断されるという残酷な手口から、鬼の仕業として巷を恐怖に陥れた。小説のネタに困っていた文筆家の夜都木(やつぎ)はこの事件を調べることに。現場に残っていた怪文書を見てみると、酒呑童子が語るには相応しくない言葉が使われている。酒呑童子とは一体何モノなのか?変わり者の文士・夜都木が語ることには――。
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    「事件の犯人が人間だと言っただけで鬼が居ぬとは一言も」 東亰の往来に増える鬼たち、「酒呑童子」を名乗る殺人鬼、第一被害者の隠された首――東亰を震撼させた酒呑童子事件は思わぬ決着へ!?追いかけて来た巡査と立ち話をする夜都木(やつぎ)。目撃された大鬼に首があったという情報から、その鬼が酒天童子ではなく別の鬼ではないかと推測する。その大鬼の目的とは?それぞれを繋ぎ合わせて語る夜都木に、巡査は焦りを隠せない。次第にいら立ってきた巡査は鬼を見せてみろと夜都木に詰め寄る。夜都木は渋々その能力を披露するが…。「酒天童子事件」完結編!