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あなたを、呑む。

あなたを、呑む。

6完結!

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作品のあらすじ
男性恐怖症のOL、雫。彼女には誰にも話せない暗い過去があった。激しいDVを受けながら一人の男を愛し続けた過去。ことあるごとに襲うフラッシュバック。トラウマに捉われ委縮して生きていた。そんな雫に事情を知らない親友の麻里奈が彼氏の同僚・香坂と引き合わせるが、香坂はそんな雫に「つまんねぇなら帰りたいって言えよ。お前が帰らないなら俺が帰る」と冷たく言い放ち、その場をあとにする。無表情で冷徹な男との「最悪の」出会い。けれど、本当は誰よりも心優しい香坂は次第に雫を支え寄り添う存在になっていく。そう、これは「運命の」出会いだった――。電子単行本限定描きおろしイラストつき。 ※分冊版1~4巻を収録
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    男性恐怖症のOL、雫。彼女には誰にも話せない暗い過去があった。激しいDVを受けながら一人の男を愛し続けた過去。ことあるごとに襲うフラッシュバック。トラウマに捉われ委縮して生きていた。そんな雫に事情を知らない親友の麻里奈が彼氏の同僚・香坂と引き合わせるが、香坂はそんな雫に「つまんねぇなら帰りたいって言えよ。お前が帰らないなら俺が帰る」と冷たく言い放ち、その場をあとにする。無表情で冷徹な男との「最悪の」出会い。けれど、本当は誰よりも心優しい香坂は次第に雫を支え寄り添う存在になっていく。そう、これは「運命の」出会いだった――。電子単行本限定描きおろしイラストつき。 ※分冊版1~4巻を収録
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    「最悪の出会い」だった雫と香坂。しかしそんな二人は偶然の再会を繰り返す。二度目の再会は電車の車中。会社で嫌なことがあった日の帰り道、混雑する車中でファンデーションをサラリーマンのスーツにつけてしまった雫。振り返ったその男が香坂だった。同じ駅で下車した二人。クリーニング代を支払いたい雫は香坂を追いかける――。そんなきっかけで二人の会話は少しずつ深まり…。雫が初対面のときとは違う印象を香坂に持ち始めたころ、香坂は雫に言う。「色が白くて不健康そう。弱ってるように見える」。その言葉を聞いて、雫は過去に同じように言われたことを思い出す。あの、優しくて暖かい笑顔と狂おしい愛情、凄惨なDVの日々――。 ※分冊版5~8巻を収録
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    帰宅中、自宅近くで不審者に襲われてしまった雫を救ったのは香坂だった。今まで誰にも言えなかった言葉を口にする雫。「助けて」、その一言を。自宅が特定される危険性から帰宅も出来ず、頼る人もいない雫に香坂は自分のマンションに来るように言う。二人の自宅は目と鼻の先同士だったのだ。不審者に追われる恐怖から一転、香坂の優しい一面に安堵を覚える雫。もう大丈夫、とこわばった笑顔で言う雫に香坂は、これから毎日仕事が終わったら自分に電話するように、と言い出す。そして、二人は駅で待ち合わせ、一緒に電車に乗る――多くは語らない香坂の優しさに触れ、雫の心は次第にほぐれていくが…。 ※分冊版9~12巻収録
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    帰宅中、自宅近くで不審者に襲われてしまった雫を救ったのは香坂だった。今まで誰にも言えなかった言葉を口にする雫。「助けて」、その一言を。自宅が特定される危険性から帰宅も出来ず、頼る人もいない雫に香坂は自分のマンションに来るように言う。二人の自宅は目と鼻の先同士だったのだ。不審者に追われる恐怖から一転、香坂の優しい一面に安堵を覚える雫。もう大丈夫、とこわばった笑顔で言う雫に香坂は、これから毎日仕事が終わったら自分に電話するように、と言い出す。そして、二人は駅で待ち合わせ、一緒に電車に乗る――多くは語らない香坂の優しさに触れ、雫の心は次第にほぐれていくが・・・。 ※分冊版13~16巻収録
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    学生時代の雫と創。二人は穏やかに愛し合っている――かのように思われた。創が与えてくれるもの、自分が創に感じるもの、それが「愛」だと信じていた。しかしその「愛」は少しずつ歪んでゆく。雫が創が知らない「外」の世界に触れるたびに、雫と創の世界に他者が入り込むたびに。激怒し、なじり、精神的にも肉体的にも痛めつけられる日々。そしてついに雫は一生消えない傷を負うことになる。それでも穏やかな時には雫との将来を語る創、愛を囁く創。いつ激高するか分からない、そんな創から逃げ出す決意をする雫だったが・・・。そして2年が経った今、雫が語る過去に耳を傾けていた香坂の反応は・・・!?  ※分冊版17~20巻収録
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    着の身着のままで創との生活から逃げ出して2年。雫は香坂と出会い、創との過去を初めて人に打ち明けた。そして香坂と雫の間で揺らぎない思いが通じ合った。そんなある日、再び創が雫の前に現れ、雫の部屋に押し入ってくる。創は狼狽する雫を以前のように激しく殴り、押し倒し、そして苦しげに愛を囁く。そんな創に雫は言う。「もう、終わりにしよう。私を・・・殺して」。創が抱える苦しみと痛みに触れた雫には、もう、それ以外この闇から逃げ出す方法を見いだせなかった。香坂を思いながら雫の意識は沈んでゆく・・・。 ※分冊版21~23話収録