高熱で倒れた佐伯。いつもの彼からは想像もつかない弱々しい姿に、戸惑う志津。 「俺と結婚してくれないか――？　君がいい」 熱にうなされながらも訴える佐伯に、心が揺れる。初対面の印象は最悪、嫌いなはずなのに……。 この一週間は彼のことばかり、私はいったい……。 『嘘×嘘＝恋？～秘密の身代わり同棲～』あ…やだ……、もしかして私……。　第11話。 ※原作ライトノベル（作家：晴日青）『嘘×嘘＝恋？～秘密の身代わり同棲～ [ノベル版]』も絶賛配信中！

「本当のことを教えてください。私と結婚したい理由を――」 佐伯の熱が下がった翌朝、志津は気になって仕方ない「真相」を思い切って聞いてみることにした。 ――そっか……だから「梨津」じゃないとダメなんだ……。 ショックを受けながらも、志津が隼人に伝えた「答え」とは……。 『嘘×嘘＝恋？～秘密の身代わり同棲～』私ができるのは、たった一つだけ――。　第12話。 ※原作ライトノベル（作家：晴日青）『嘘×嘘＝恋？～秘密の身代わり同棲～ [ノベル版]』も絶賛配信中！

「とても幸せそう……」妹の梨津の彼氏にお願いされ、一緒に買い物をしていた志津は、少し羨ましい気持ちで彼を見ていた。 彼とあいさつをして別れた直後、突然腕を引っ張られる――なぜここに隼人さんがいるの!? 「なぜ男と会っているんだ？」「まあいい、帰って話そう」と冷たい声で言われ、一言も返せず、そのまま隼人のマンションへ向かった。 理由をつけて急ぎ確認のために梨津に電話をするが――驚く提案が！ 『嘘×嘘＝恋？～秘密の身代わり同棲～』そういう問題じゃないでしょーー！　第13話。 ※原作ライトノベ...

もうすぐ1か月が終わる……。 後のことは妹の梨津に全部任せ、志津は日常を取り戻そうとしていた。 でも思い出すのは、一緒に暮らしていた楽しい日々ばかり。彼が好きだと、ちゃんと伝えればよかったと後悔が募る。 一方の隼人も、この1か月について考えていた。どうすれば、会えるのか。会いたい……。 それぞれの想いをよそに、最終日を迎え、この「身代わり同棲生活」は終わりを告げた。……はずだった――。 最終回目前！『嘘×嘘＝恋？～秘密の身代わり同棲～』第14話。 ※原作ライトノベル（作家：晴日青）...

「私は梨津じゃありません！」 妹との待ち合わせ場所にいたのは隼人だった！ 思わず逃げ出したが、彼に捕まってしまい、気が付いたら腕の中――。 想いと一緒に涙が溢れる志津に、優しく隼人は話しかけた。薄々入れ替わりに気づいていたこと、そして今の気持ちを。 「――隼人さんが、私を好き？　そんなことが？」そう思いながらも、一番知りたかった隼人の気持ちは……。 『嘘×嘘＝恋？～秘密の身代わり同棲～』二度目の朝を迎えた二人。もう間違えない！　いよいよ最終回の第15話。 ※原作ライトノベル（作家：...