迷宮都市オラリオ。富や名声…人の欲望が詰まったこの街で、「ダンジョンに出会いを求め」やってきた冒険者志望の少年ベル・クラネルは、小さな「神様」と出会った。どの【ファミリア】からも門前払いだったベルが、神様と【ヘスティア・ファミリア】を結成してはや数か月…。仲間も増えて、年に一度のお楽しみ「聖夜祭」の日を迎える――！単行本限定漫画＆原作者書き下ろし小説も収録!!

迷宮都市オラリオで催される『聖夜祭』をきっかけに、遠い異国から訪れたベルテーンの姫・タルヴィと友人関係になったベルと春姫。狐人の血も流れるタルヴィに次第に惹かれていく二人だったが、ベルは面布を纏うベルテーンの剣士から、これ以上近づくなと警告を受ける…。そして祭りが終わる別れの日。ヘスティアが苦手とするベルテーンの主神…「底意地の悪い正直者」のヴェーラが現れ、国の密事を漏らすのだが――!?大森藤ノ先生書き下ろし小説&単行本限定漫画も収録!!

友になったタルヴィが、国に帰れば生贄となって死ぬ定めだと知ったベル達。彼女が犠牲になることを阻止したいベルだが、それを望まない彼女の仲間【ヴェーラ・ファミリア】の強さに一度敗北する。それでも彼女を助けるべく、タケミカヅチの力を借りてタルヴィの国・ベルテーンにたどり着くと、そこには生贄の元凶――『生命の泉』と呼ばれる怪しげな沼があり…。一方、敵の内部に忍びこむ使命を負った千草は――!?　単行本限定漫画も収録!!

「タルヴィを失いたくない―――」ベルの、春姫の、そして、【ヴェーラ・ファミリア】の願いは一致した！ベルテーンの民を苦しめてきた不死身のモンスター『沼の王』を倒すべく、彼らは力を合わせることに――。強敵を前に、ベルは沼の王の力の根源を断つ方法を思いつくが、それは春姫とタルヴィを危険に晒す合体技で…!??聖夜祭で運命のように惹かれ合った春姫とタルヴィが奇跡を起こす――！