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ホラー シルキー増刊 奇奇怪怪

ホラー シルキー増刊 奇奇怪怪
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作品のあらすじ
web雑誌ホラーシルキーの増刊で、怪奇・奇譚の過去の名作・傑作をセレクトしたweb雑誌・奇奇怪怪をお届けします。永久保貴一「黄昏症候群」は、1990年代のオカルトブーム全盛期の作品で、逢魔が時と言われる黄昏時に廃病院跡に入ってしまった女子校生3人組が、誰もいない筈の病院で入院中の老婆に出逢うお話。彼女たちが見たのは霊、それとも…?山下友美「幻想館奇譚」は、これぞ奇奇怪怪、という逸品で、不可思議な展示物のある博物館を舞台にした幻想館シリーズの1編。メアのいる風景、という風景画にまつわる不思議が語られます。稲垣みさお「視力∞」は、透視能力がどんどんエスカレートしていったら、という、どこかSFチックな稲垣みさお先生のセンスの光る作品です。愛田真夕美「妖子奇譚」は、妖怪の中で育った心優しい半妖怪の娘が自分を捨てた母を想う話。妖怪の中で生きる美しい娘の姿がどこかメルヘンチックな魅力のある一編です。大橋薫「おクスリを買いに」は、明治初期の田舎で病の母のために西洋の薬を求める男の子のお話。17pの短編ですが、それを全く感じない怒涛の展開の作品です。稲垣みさお「我が家のペット事情」は、何と生きてる腕をペットとして飼うというお話。ブラックで少し不思議で、でも怖くもあるお話です。永久保貴一「遊ぶ踏切」は、拝んではいけないと言われる無縁仏にまつわる永久保先生の初期の傑作怪談です。愛田真夕美「家族計画」は、ブラックな嫁姑問題なのかと思いきや、というテイストの違ったブラックな一編。恐怖だけではない不可思議、人の常識の及ばぬ「奇」と「怪」の傑作の数々をお楽しみください。
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    web雑誌ホラーシルキーの増刊で、怪奇・奇譚の過去の名作・傑作をセレクトしたweb雑誌・奇奇怪怪をお届けします。永久保貴一「黄昏症候群」は、1990年代のオカルトブーム全盛期の作品で、逢魔が時と言われる黄昏時に廃病院跡に入ってしまった女子校生3人組が、誰もいない筈の病院で入院中の老婆に出逢うお話。彼女たちが見たのは霊、それとも…?山下友美「幻想館奇譚」は、これぞ奇奇怪怪、という逸品で、不可思議な展示物のある博物館を舞台にした幻想館シリーズの1編。メアのいる風景、という風景画にまつわる不思議が語られます。稲垣みさお「視力∞」は、透視能力がどんどんエスカレートしていったら、という、どこかSFチックな稲垣みさお先生のセンスの光る作品です。愛田真夕美「妖子奇譚」は、妖怪の中で育った心優しい半妖怪の娘が自分を捨てた母を想う話。妖怪の中で生きる美しい娘の姿がどこかメルヘンチックな魅力のある一編です。大橋薫「おクスリを買いに」は、明治初期の田舎で病の母のために西洋の薬を求める男の子のお話。17pの短編ですが、それを全く感じない怒涛の展開の作品です。稲垣みさお「我が家のペット事情」は、何と生きてる腕をペットとして飼うというお話。ブラックで少し不思議で、でも怖くもあるお話です。永久保貴一「遊ぶ踏切」は、拝んではいけないと言われる無縁仏にまつわる永久保先生の初期の傑作怪談です。愛田真夕美「家族計画」は、ブラックな嫁姑問題なのかと思いきや、というテイストの違ったブラックな一編。恐怖だけではない不可思議、人の常識の及ばぬ「奇」と「怪」の傑作の数々をお楽しみください。
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    web雑誌ホラーシルキーの増刊で、怪奇・奇譚の過去の名作・傑作をセレクトしたweb雑誌・奇奇怪怪vol.2をお届けします。愛田真夕美「からくりお嬢様 鮮血の花束」は、惜しまれつつ掲載誌の休刊で未完に終わった作品のコミックス未収録作の5話目。溺愛する人形・杏樹の体を求めて瑠璃を襲った猟奇殺人犯が再び現れ、瑠璃を狙います。永久保貴一「紅い雪」は、怪異(お化け)を探す江戸時代の国学者が、東北の小藩に伝わる「雪女郎」の正体に迫ったお話。山下友美「ハルシオン・デイズ」は、山下先生のコミック未発表作品。「眠り」「安息」にまつわるオムニバス的なお話の1編で、悪夢に苦しむ英国貴族の子息にまつわるお話です。白井幸子「PANIC CLOCK」は、超絶精巧な体内時計の能力を持った若者と交際中の彼女のお話。彼氏のためにその体内時計の謎を解こうと彼女が奔走します。かずはしとも「ゆきうさぎ」は、真冬の日々の中で、雪うさぎを巡って繰り広げられる切なくも哀しい愛のお話。稲垣みさお「同封物」は、バレンタインのプレゼントをコンビニから発送する際に必ず変なものを同封する恐ろしい同封女が登場します。愛田真夕美「スイート ホーム」は、急に部屋を探す羽目になった新婚カップルのお話。永久保貴一「お宮さん」は、永久保先生の初期傑作短編。てるてる坊主の姿をした恐ろしい「お宮さん」のお話。恐怖だけではない不可思議、人の常識の及ばぬ「奇」と「怪」の中で繰り広げられる傑作の数々をお楽しみください。
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    web雑誌ホラーシルキーの増刊で、怪奇・奇譚の過去の名作・傑作をセレクトしたweb雑誌・奇奇怪怪vol.3をお届けします。愛田真夕美「やって来た少年」「空からの手紙」は、愛田先生の人気作、「ベイビーウォーズ」シリーズからのちょっと不思議でハートフルな2作をセレクトしました。ベイビーウォーズは育児ものですが、この2編は、SF&心霊設定のある異色作品で、1本1本単体の短編として読める作品です。那州雪絵「誰か-STRANGER-」は、かつて那州先生の代表作「ここはグリーン・ウッド」HC版に収録されていた那州先生の名作短編です。白井幸子「マインド・ハッカー」は、人の心を読めてしまうようになった主人公がその能力を知る転校生に巡り合って、というお話。永久保貴一「慰霊祭」は、北海道を舞台に、精霊をバディにした霊能者が、故郷のあるホテルの除霊に赴き、自らを巡る因縁を知る、という、読み応えのある中編です。山下友美「ハルシオン・デイズ」は、山下先生のコミック未発表作品2作目。「眠り」「安息」にまつわるオムニバス的なお話で、今回は悪事に手を染めた男が人生をやり直せたら、というお話です。かずはしとも「卵」は、「ネオ・エッグ」という栄養満点で美容効果絶大の夢のような卵が流行る、が・・・。というお話。一重夕子「スプリング・アフェア」は春の恋人たちのお話で、愛する彼の子を妊娠してしまった女の子が、その事を切り出せないまま卒業旅行に行って恐怖体験をする、というお話です。恐怖だけではない不可思議、人の常識の及ばぬ「奇」と「怪」の中で繰り広げられる人間模様、傑作の数々をお楽しみください。
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    web雑誌ホラーシルキーの増刊で、怪奇・奇譚の過去の名作・傑作をセレクトしたweb雑誌・奇奇怪怪vol.4をお届けします。一重夕子「涙色の迷宮」は新人女優が霊が出るという噂の映画撮影現場で辛い扱いを受けた腹いせに幽霊のマネをして…というお話。山下友美「ハルシオン・デイズ」は、山下先生のコミック未発表作品の3作目。「眠り」「安息」にまつわるオムニバス的なお話で、今回は全米で人気のアンカーウーマンのアナウンサーが仕事以外の人生を選んでいたら…というお話です。かずはしとも「Return」は、記憶をもコピーできるまでにクローン技術が発達した近未来でその技術を使って生き返ることが出来た高校生の彼とその彼女の話。愛田真夕美「翡翠の森」は、強欲で乱暴な兄の悪行に苦しめられる弟のお話で、歴史ファンタジー系の哀しいお話です。大橋薫「プレゼント」は、彼氏の部屋に遊びに来た彼女が不思議なバッグを見つけるお話。不思議恐い読後感の傑作掌編です。白井幸子「なきつねさま」は、地方に越してきた少女が、狐の面を被っていない子供は殺されるという泣狐さまのお祭りに面を着けずに行って、狐の面を着けた不気味な少女に襲われるお話。永久保貴一「折花宮」は、丹沢山麓に実在する、戦国時代に敵に追われて自害したという悲劇の姫の霊に出会った中学生のお話です。恐怖だけではない不可思議、人の常識の及ばぬ「奇」と「怪」の中で繰り広げられる懸命に生きる人間模様、傑作の数々をお楽しみください。
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    web雑誌ホラーシルキーの増刊で、ミステリー・怪奇・奇譚の過去の名作・傑作をセレクトしたweb雑誌・奇奇怪怪vol.5をお届けします。竹内未来「DRAGON BEAT」は、16歳の新人女性風水師が登場する物語。永久保貴一「あやかしの鼓」は、ドグラ・マグラで有名な昭和初期の怪奇小説家・夢野久作の小説を永久保貴一がマンガ化した作品。いわくつきの呪い鼓に魅入られ翻弄される宿縁の人々の話です。かずはしとも「エレメンツ」は、自らの中にいるもうひとつの人格のために、継母とうまくいかない女子高生の物語。大橋薫「図書室の魔女たち」は、死んだ者の言葉を集めた本が死後納本されるという不思議な図書室のある不思議な村に越してきた少年と、その図書館の守をする少女の物語です。愛田真夕美「華の器」は、母に虐待され家を出た記憶を持つ女性が、自らの幼い子と一緒に母のもとに帰り、母と向き合うお話。前後編100pの長編です。白井幸子「魔女は二度は眠らない」は、事故で父母を目の前で失い、人生が大きく狂った大富豪・首藤家の兄妹を巡るお話。人の業の為せる不可思議、人の常識の及ばぬ「奇」と「怪」の中で繰り広げられる、宿縁の中でなお懸命に生きる人間模様、その傑作の数々をお楽しみください。