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新月なんていらない

新月なんていらない
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作品のあらすじ
唯一の肉親である妹の莉子を亡くした光。妹の死は警察によって入水自殺と断定されたが光は信じられない。ある日、妹が死んだ海を訪れた光は、今まさに入水し命を絶とうとしている女性・愛(いと)のことを衝動的に助け、自宅に連れ帰った。愛は妊娠していて、お腹の子供の父親には捨てられたと言う。愛の持ち物から彼女を追い詰めた男を知ってしまう光。なんとその男は死んだ妹が思いを寄せていた大学院生の真木だったのだ。妹の死にも真木が絡んでいるに違いないと確信した光は、愛に結婚を申し込み、自ら托卵の道に足を踏み込んでいく。すべては真木への復讐のため。しかし、光は次第に愛のことを心から愛するようになってゆき・・・。愛と復讐が絡まりあうラブサスペンス第1巻! ※分冊版1~3収録。
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    唯一の肉親である妹の莉子を亡くした光。妹の死は警察によって入水自殺と断定されたが光は信じられない。ある日、妹が死んだ海を訪れた光は、今まさに入水し命を絶とうとしている女性・愛(いと)のことを衝動的に助け、自宅に連れ帰った。愛は妊娠していて、お腹の子供の父親には捨てられたと言う。愛の持ち物から彼女を追い詰めた男を知ってしまう光。なんとその男は死んだ妹が思いを寄せていた大学院生の真木だったのだ。妹の死にも真木が絡んでいるに違いないと確信した光は、愛に結婚を申し込み、自ら托卵の道に足を踏み込んでいく。すべては真木への復讐のため。しかし、光は次第に愛のことを心から愛するようになってゆき・・・。愛と復讐が絡まりあうラブサスペンス第1巻! ※分冊版1~3収録。
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    愛(いと)の自殺未遂、そして光との出会いから数年前。真木柊一は研究者を目指す勤勉な学生だった。大学院進学を目前としたある日、柊一は訪れた書店で店員の女性に一目ぼれする。それが愛だった。必死のアプローチが実って柊一と愛は恋人同士になり、一緒に暮らし始めるが有名な研究者でもある柊一の両親は、貧しく学歴のない愛を受け入れてくれないだろうと柊一は愛の存在を数年間ひた隠しにしていた。そんなある日、愛の妊娠が発覚する。それを知った柊一の両親は愛に中絶を迫り、柊一もまた、今は子供をあきらめて自分が独り立ちするまで待っていてほしい、と言う。絶望した愛はあの海に向かうのだった――。分冊版4~6収録。
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    愛(いと)が真木の前から姿を消して10年。研究者の道をあきらめカフェで働く真木の前に愛とその息子の悠、そして夫の雨谷光が姿を見せた。後日、光から久しぶりに飲もうと連絡が入る。愛への未練から行きたくない気持ちと離れた後の愛の10年を知りたい気持ちに揺れながら真木は光の誘いを受ける。酒を交わしながら愛と離れてからの年月、悠の年齢と誕生日から真木は悠があのとき自分が殺そうとした子供だと気づいてしまう。まるでカッコウの托卵。そう思いながら酒をあおる真木は悪酔いし、光の自宅に運ばれる。夜中に目を覚ました真木は、光と愛の夜の営みを目撃してしまう。「2人目が欲しい」と言葉を漏らす愛に真木はいたたまれなくなり・・・。分冊版7~9収録。