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繕い裁つ人

繕い裁つ人

6完結!

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作品のあらすじ
服に命を宿す人。どこか懐かしい町並みに響くミシンの音。祖母の志を受け継いで、その人だけの服、一生添い遂げられる洋服を作り続ける。そんな南洋裁店の店主・市江(いちえ)と、彼女の服を愛してやまない百貨店企画部の藤井(ふじい)。微妙な距離感を保ちながら関わる二人と、服にまつわる人々の思いを描き出す、優しい優しい物語です。
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    服に命を宿す人。どこか懐かしい町並みに響くミシンの音。祖母の志を受け継いで、その人だけの服、一生添い遂げられる洋服を作り続ける。そんな南洋裁店の店主・市江(いちえ)と、彼女の服を愛してやまない百貨店企画部の藤井(ふじい)。微妙な距離感を保ちながら関わる二人と、服にまつわる人々の思いを描き出す、優しい優しい物語です。
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    服、裁ちて 福呼ぶ人。南洋裁店店主・南市江(みなみ・いちえ)。たった一人のための服を一着一着心をこめて作る人。ある時は別れの調べと共に淡い恋の行方に耳を傾け、またある時は気高き女性の門出を祝う服を織る。託された朱色の布地に着る人を思い浮かべる時、言葉にしない真心を知る。これは、服と人とのせつなくも心躍る物語。
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    たった一人の方に最高の喜びを与えるために、今日も独り、衣を裁つ。――市江(いちえ)の友人・牧(まき)に恋人ができたことで、長く続いた関係に変化が生じる。変わらぬ自分に戸惑いを覚える市江は、藤井(ふじい)の「ゼロからはじめたことがないじゃないですか」という言葉をきっかけに、新しい試みとして、展示会『南洋裁展』を開く。そこに込めた想いは……。
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    ドレスに刺した刺繍の数は願った幸せの数――。親友の結婚式のためにウエディングドレスを仕立てることになった市江(いちえ)。思い出されるのは洋裁店の初代であった祖母が母のために仕立てた一着のウエディングドレス。着られることのなかった祝福の服に込められた想いとは。そして、その祖母の服を飾る展示会が丸福百貨店で開催されることになり……。
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    藤井(ふじい)の担当する洋裁教室の終了が決まり、パリ支店への転勤を希望する藤井。一方、何も知らない市江(いちえ)は、南洋裁店での日々の生活の中で、自分が本当に欲しいものを見つけることとそれを手に入れることの困難さを改めて心に刻んでいた。そして藤井のパリ転勤が正式に決定。それを耳にした市江は……。
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    祖母が開いた南洋裁店の2代目店主・南市江は、ずっと顔の見える方への仕立てとお直しに生きてきた。彼女を見守ってきた藤井のパリ勤務前にコートを仕立てた市江。お互いを大切に思う気持ちが静かに溢れるラスト。2015年1月31日には実写映画が全国ロードショー公開の5年以上続いた大人気連載、ついに完結!