童貞αは運命を認めたくない~これは本能じゃなくて、ホントの恋
作品のあらすじ
「運命の番なんて、絶対に信じない」心で惹かれ合いたいのに、身体が先に求めてしまう――αとしてスペックに恵まれていながら、質素に生きることを望んでいる一輝。“運命”なんて大げさなものより、欲しいのは心からの恋。そんな時、頭に浮かぶのはスポーツ用品店で働く百合子の姿だった。店で互いの視線が重なった瞬間、身体を突き上げるような熱に呑まれて…「これが運命?」暴れだす本能をかろうじて封じ、その場を離れる。しかし家に帰ってもあの熱は消えない。運命を否定したいはずなのに、本能が止められなくて――。