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ある日突然、夫が愛人を連れてくるものですから…

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ある日突然、夫が愛人を連れてくるものですから…
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作品のあらすじ
「俺はこの娘を愛人として囲おうと思う」 幼い頃に皇太子アーノルドと婚約し、結婚し皇帝となったアーノルドを支え、シエナが皇后となって3年が経つ。 常に皇后たれと自分を律していたが、二人には、まだ子どもがいなかった。 シエナを支える侍女のエマは、このまま結婚せず仕事に生きたいという。 自分もいち貴族の娘だったなら、そんなふうに自由に生きられただろうか……。 そんなことを思っていると、突然アーノルドが可愛らしい令嬢を連れてきた。
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  • 1巻
    200pt
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    「俺はこの娘を愛人として囲おうと思う」 幼い頃に皇太子アーノルドと婚約し、結婚し皇帝となったアーノルドを支え、シエナが皇后となって3年が経つ。 常に皇后たれと自分を律していたが、二人には、まだ子どもがいなかった。 シエナを支える侍女のエマは、このまま結婚せず仕事に生きたいという。 自分もいち貴族の娘だったなら、そんなふうに自由に生きられただろうか……。 そんなことを思っていると、突然アーノルドが可愛らしい令嬢を連れてきた。
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    夫である皇帝アーノルドが愛人として連れてきたのは、アメリという平民の女性。 無駄なフリルに無駄なレース、無駄なリボンで飾り立てられたこの娘を、彼は随分と溺愛しているらしい。 この国では側室が認められていないため、権限は与えず愛人として宮中に囲うと言うのだ。 何も言わずアーノルドに纏わりつくアメリに、シエナは怒るどころか貴人らしく振舞うよう諭す。 怒るわけでもなく、すんなりとアメリを迎え入れる準備を始めたシエナに、アーノルドはなぜか驚いた様子で――。
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    「シエナにヤキモチを妬かせたい」 皇帝アーノルドは、皇后シエナのことが大好きだ。 政略結婚の相手とはいえ、アーノルドにとってシエナは幼いころから天使以外のなにものでもなかったのだ。 シエナのことが気になって仕事も手につかないアーノルド。皇帝として国を治める手腕は間違いなく本物なのに、シエナのことになると途端にポンコツになってしまうアーノルドに、なんとか仕事をさせるため奔走する乳兄弟で側近のロイは日々手を焼いていた。 ある日、とうとう、シエナにどうしても嫉妬させたいと言い出したアーノルドの提案は、まさかの女装……!?
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    愛する妻に嫉妬してもらうための、アーノルド発案の愛人作戦は失敗した。 シエナを騙したこの状況をどうすべきかと悩むアーノルドとロイ。そこに、アメリと二人で話したいとシエナがやってきた。 シエナと二人きりになったアメリ(ロイ)に、シエナが渡したのは避妊薬だった。 まさかシエナはめちゃくちゃ嫉妬しているのか…!?とロイは考えたが、真実はそんな生やさしいものではなかった。 シエナは、アメリを守ろうとしている。それを知ったロイは――。
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    シエナを警護する女護衛騎士マーシャは、黙って愛人の存在を受け入れた主君のことが理解できない。我慢ならずシエナに詰め寄るが、おどけて話を逸らそうとするシエナを歯がゆく思っていた。 3年も子ができない皇后。そこに、突然皇帝が連れてきた平民の愛人。 富や権力を欲する貴族たちはきっと愛人に群がるはず……。 そう、シエナは決してアメリを受け入れたわけではなかったのだ。 ヤキモチを妬くどころか、愛人(アメリ)をうまく利用して政敵を排除しようと画策していた――。