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なぜか笑介(しょうすけ)

なぜか笑介(しょうすけ)

29完結!

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作品のあらすじ
●あらすじ/五井物産の新人社員・笑介は、いまだに契約を取れず、同期入社の加藤や吉村たちとの成績差は開く一方だ。そんなある日、午後の会議に遅刻した笑介。会議室に入ってもほとんどの課員が、笑介の存在に気がつかない。その有り様に、係長の高山も「皆に無視されるようになったらおしまい」と苦言を呈する。その会議で、高山たちが進めていた新日本フルーツとの契約が思うように行かず、断念することが決定した。会議が終り、留守番を命じられた笑介のところに、新日本フルーツの重役が契約書を手に訪ねてくる。10億円の契約だが、課長がいないと成立しない。先方は課長が戻るまで待てないという。そこで笑介は…(第1話)。▼書類の字が汚いと、今日も課長に怒られている笑介。おまけに課長の湯のみを割ってしまい、課長の怒りに油を注ぐドジぶり。だが、同僚の今日子は、そんな笑介に自分で使うために買った湯のみを差し出した。経理課の伸子はそんな今日子をみて「なぜ、ドジな笑介に恋したの?」と問い詰める。一方、高山たちと飲みにでた笑介は、食品開発部の課長と女子社員との不倫話を聞き、オフィスラブは出世に響くといわれる。ある日、また契約で大きなミスをした笑介のウワサを聞いた伸子は、それでも笑介が好きなのかと、今日子に聞くのだが…(第2話)。
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    ●あらすじ/五井物産の新人社員・笑介は、いまだに契約を取れず、同期入社の加藤や吉村たちとの成績差は開く一方だ。そんなある日、午後の会議に遅刻した笑介。会議室に入ってもほとんどの課員が、笑介の存在に気がつかない。その有り様に、係長の高山も「皆に無視されるようになったらおしまい」と苦言を呈する。その会議で、高山たちが進めていた新日本フルーツとの契約が思うように行かず、断念することが決定した。会議が終り、留守番を命じられた笑介のところに、新日本フルーツの重役が契約書を手に訪ねてくる。10億円の契約だが、課長がい
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    ●あらすじ/花園がめずらしく風邪で欠勤した。今まで彼女がカバーしていた書類書きなどの仕事をやるハメになった高山係長はてんてこ舞い。一方、課内は役職者になるための検定試験の話題でもちきりである。今年から部長推薦をうけた女子社員も受験できるようになり、花園が受けることになったのだ。女子社員たちはキャリア・ウーマンの時代が来たと大喜び。そんな騒ぎをよそに、自分は10年以内に受かればいいと呑気に思っている笑介。ある日、笑介は、江戸食品からゴルフコンペの手伝いを頼まれてしまう。だがこの日はその検定試験に当たる日なの
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    ●あらすじ/高山と飲んでいた笑介たち。つまみに高山は、彼の取引先のアラレ・コロンを注文する。「プライベートに取引先の商品だからと仕事を持ち込むのは古い考え」と笑介に言われた高山は彼を殴ってしまう。実は、アラレ・コロンを売る中世食品は、一時高山の努力もあり食品3課で大得意先だったが、最近ヒット商品もなく契約は更新しない予定になっていたのだ。そんなことがあった後日、笑介は、課長から室町食品の小麦粉の扱い量を増やすように命じられる。が、室町食品の竹下部長は話をごまかしてしまいなかなか進まない。そこで笑介は、竹下
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    ●あらすじ/室町食品の外人ディーラー向けの商品説明会を4日後に控えたある日、笑介は、先輩の影山から挨拶役を依頼される。先日の英検でトップ合格した笑介ならできるというのだ。しかし、トップ合格は花園が自分の答案とすり替えてくれたお陰。そんな笑介にとって、英語での挨拶などできるわけがない。さりげなく笑介はその大役を断り、影山が挨拶をすることになる。ところが、説明会の直前になって関西の大手取引先のトラブルを解決するために影山が出張することになってしまう。しかたなく笑介は、パンフレットの英訳と挨拶文を花園に考えても
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    ●あらすじ/給料日前ということもあり、ハンバーガーの昼食が続く笑介に、伸子がケーキを差し出す。だがその日の午後、腹痛におそわれ病院に行った笑介は、食中毒で1週間入院することになった。伸子のケーキは3日前のものだったのだ。ところが、1週間の思わぬ休暇が取れたと笑介は大喜び。笑介の隣のベッドの高野さんは大手家電メーカーの部長で、人間ドックのため入院していた。ある日、高野と奥さんは笑介の所に同僚が見舞いに来ないことを不審に思う。組織に必要な人物なら見舞い客が来るはずだと高野に言われ、不安になった笑介が会社に電話
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    ●あらすじ/3課のいつものメンバーで飲みに出掛けた笑介。その席で高山は、30代までに確かな情報を提供するブレーンを持つことが営業マンは大切、と諭す。そして後日、朝一番から緊急会議が行われた。議題は華僑の王氏という人物が来日することが決まり、その人物と中国大豆の事業をまとめるため、事情通を用意することだった。しかし、課長をはじめ課員たちには中国通のブレーンはいない。笑介は華僑関係の中国通の文化人たちを探し始め、あるパーティに出席するため評論家の橋本氏が上京中との情報をつかむ。パーティ会場には300人以上も出
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    ●あらすじ/室町食品が、新商品“ビッグめん”を開発、関東で10万食の試験的販売を始めた。ところが、売れ行きがパッとしない。笑介は、竹下部長から実績とは逆にバカ売れ中と報告してほしいと頼まれてしまい、しかたなく課長に嘘の報告をする。噂を聞いた食品1課の矢沢課長は、一時ビッグめんを業績不審の1課で扱うと言い出し、室町食品に100万食分を発注してしまう。笑介は是が非でも、先に売り出した10万食のビッグめんを完売させなければならなくなった。貯金をはたいてビッグめんを買い、大学の後輩に差し入れたり、出入りしているバ
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    ●あらすじ/笑介は、外食チェーン業界に進出する安政食品との契約を進めていた。だが、この仕事にライバル・四星商事も絡んできて少々あせり気味。今日も見積書を持って安政食品の社長に会いに出掛けた笑介は、女子社員から朝一番に四星商事の担当者が課長と一緒に現れ、見積書を提出したと聞く。ますますあせる笑介。ところが、課長の承認印のない見積書を持ってきたことに社長は激怒、誠意が感じられないといわれてしまうのだった。その夜、行きつけのバーで荒れていた笑介。そのまま店で眠ってしまったが、その後、閉店後にママが常連客たちに礼
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    ●あらすじ/森川課長から、室町食品の人たちを招いて開かれる食品部のパーティの司会を任された笑介。だがどうも最近、大橋部長と竹下取締役との仲が悪化していることが懸念される。若い頃から協力しあっていた大橋と竹下だが、何かと恩着せがましい大橋を、竹下がケムたがっているのだ。笑介がパーティの進行表を大橋部長に見せると、竹下取締役の挨拶時間を短くするよう指示してくる始末である。そしてパーティの当日。会場は、なかなか盛り上がらず、それを懸念した森川課長は、笑介に室町食品と五井物産の出席者が参加できるゲームをするように
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    ●あらすじ/名古屋支社から小島一平が、食品フェアに出店する名古屋の製パンメーカー、金城食品をサポートするため出張でやってきた。その金城食品は関東進出計画もあり、笑介が小島に協力することになった。給湯室で伸子と小島の噂をしていた笑介だったが、伸子から彼は笑介と同期ながら人脈も広く、仕事もデキル有能社員と聞かされる。しかも、昼間本社で迷子になっていた小島に親切にしてくれた今日子にも気がありそうと聞き、笑介は不安でしょうがない。同期の加藤からも支社人なんかに負けるなとハッパをかけられる始末だ。そして順調に準備が