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ももたろう

ももたろう

10完結!

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作品のあらすじ
古賀、村田、亀乃川の三人は私立大学の相撲部に所属している。そこへ古賀の後輩・百田桃太郎が上京してくる。彼は高校を卒業した後、相撲部屋への入門を希望し、古賀を頼ってやってきたのだ。島で一人で鍛えたという桃太郎の体は、高校生とは思えないほど立派なものだった。観客の前で手に汗握る大相撲を取ることを夢見る桃太郎。しかし、相撲にはめっぽう強いが、美人を見るといてもたってもいられず「お願い」しちゃう彼の行動は、伝統と格式を重んじる大相撲界で大ヒンシュク!!
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    古賀、村田、亀乃川の三人は私立大学の相撲部に所属している。そこへ古賀の後輩・百田桃太郎が上京してくる。彼は高校を卒業した後、相撲部屋への入門を希望し、古賀を頼ってやってきたのだ。島で一人で鍛えたという桃太郎の体は、高校生とは思えないほど立派なものだった。観客の前で手に汗握る大相撲を取ることを夢見る桃太郎。しかし、相撲にはめっぽう強いが、美人を見るといてもたってもいられず「お願い」しちゃう彼の行動は、伝統と格式を重んじる大相撲界で大ヒンシュク!!
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    出稽古に行った花垣部屋のお嬢さん・夏穂を口説き落とした百田。次の日、夏穂をデートに誘うべく花垣部屋を訪れるが、あっさり振られてしまう。秘かに夏穂に想いを寄せている浜嵐関は百田と夏穂の関係を疑い、二人が何をしたかを想像し、ひとり苦しむのだった。その苦しみからなんと十円ハゲができてしまう。墨を塗ってごまかそうとするのだが……!?
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    ヤクザとけんかして負傷した日下が入院した病院には、巌流部屋に入門を希望している篠良介の姉・可南子が医師として勤めていた。篠先生に秘かな想いを寄せる日下は、しつこく篠先生にせまる百田の行動が気になって仕方がない。日下を見舞に来ながら篠先生の後を追って病室を出ていった百田を、傷の痛みも忘れて追いかけるのだが……!?
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    花垣部屋に出稽古に来ていた百田と良介。戻ってきてから人が変わったように気迫に満ちた稽古を続ける浜嵐に、百田は自ら稽古を申し込む。ところが、ちょうど顔を出した夏穂の目の前で百田は浜嵐関を投げ飛ばしてしまう。そして、春・夏場所と終わり名古屋場所では百田はついに十両(関取)に昇進した。巌流部屋ではじめての関取誕生に名古屋場所の千秋楽の日、祝賀パーティが開かれるが……!?
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    再入幕後、十連勝を続ける百田と浜嵐関が対戦することになった。この勝負に勝ち、夏穂にプロポーズすることを決心した浜嵐関は、百田に決してまわしを取らせないという作戦を考えていた。一方、百田は四股名を「ももたろう」にすることにまだこだわり、呼び出しで「百田」と呼ばれるたびに抗議していた。いよいよ二人の取り組みが始まる。
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    本場所が始まり、百田は東前頭八枚目として出場。四日目が終り、負無しの全勝を続けていた。また、横綱昇進がかかった東の大関・駒錦、今場所で優勝すれば大関に昇進の東の関脇・花千里、大関取りが振り出しに戻った西の関脇・浜嵐はともに三勝一敗。日下桃太郎は四股名を日下龍と改め新入幕してきた。五日目、同じく五戦全勝している日下龍と百田が対戦する。
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    神無月理事長が志麻さんと待ち合わせたホテルのロビーで、同じく百田も今日子と待ち合わせていた。それを知った百田の親方・巌流は神無月をひとまず最上階のバーへ向かわせる。百田と今日子、志麻と神無月のカップルを鉢合わせさせないためにひとりで走り回る巌流の苦労も知らず、四人はそれぞれ楽しい夜を過ごすのだった。
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    百田の故郷・尾仁乃島では百田の人気にあやかって「ももたろうランド」という一大レジャーランドを建設していた。しかし、昨年の台風の被害で多額の借金を背負ってしまう。初場所での百田の優勝賞金で急場をしのごうと考えた、父・潔と町長らは百田に発破をかける。百田もその期待に応えるため優勝を誓う。一方、浜嵐と花千里も優勝を狙っているが……!?
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    如月に、気持ちがよくなり筋力が弱まる薬をのまされた百田。次の日の対戦相手は浜嵐関だ。浜嵐は最愛の妻・夏穂が家出してしまい、そのうえ可愛がってくれた祖母まで亡くしてしまい、フラフラの状態だった。それを知っているにも関わらず、笑いが止まらない百田に腹を立てた浜嵐。百田が笑うのは夏穂といるからだと思い込み、頭に血が登る。
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    神無月理事長の期待に応えたい百田はある計画を思いつき、古賀たち三人にも手伝ってもらう。翌日、百田たちは理事長を訪ねて神無月部屋へやって来る。そこで、横綱にもなっていないのに土俵入りを始める百田。はじめはサマになっていたが、途中から桃太郎の童謡の振りを付けたアレンジを入れる。あまりのことに腰を抜かす神無月は、古賀たちに対してなぜ百田を止めなかったのかと怒鳴り付ける。