優しく元気だが、気が強くて寂しがりやの沙羅と、生まれつき心臓を患っている双子の姉・星羅。中学の卒業式の日に手術を受けることになった星羅だったが、手術は成功し、みな安堵する。だが…病原特定には至らず、家族は星羅の余命宣告をされてしまう…。一方沙羅は、神様は自分に健康を、それ以外の才能を全て星羅に与えたと言うコンプレックスを持っていたが、ある時、芸能界にスカウトされて…!?

双子の美少女・星羅と沙羅。心臓の手術を受けた星羅だが、自分の命が３年以内であると知ってしまう。一方、原宿で芸能プロの石神にスカウトされた沙羅。石神の上司の青鹿女史は、沙羅を見た瞬間、不思議な毒を持っていると感じる。そんな時、偶然星羅に会った青鹿は、その不思議な毒が沙羅を通じて星羅が発しているものだと悟る。そして沙羅のデビューが近づくが…。

頭が良く才能もあるのに、心臓を患い、それを活かす体と時間がない星羅は、残された人生を、同じ顔、同じ姿で自分の望む道を夢に向かって歩いてくれる双子の妹・沙羅に懸ける。一方、人気ロックグループ・ボーダーと組み、歌手として華々しくデビューした沙羅。だが、その美貌と歌唱力で幻の歌姫と評判の真衣子の存在に、早くも焦りを感じて…!?双子の姉妹の数奇な運命を描いた感動のドリーム・ストーリー、ついに完結！