妙ちきりんな事象、事件を引き寄せてしまう《超・主人公体質》の神冗徒無（シンジョウアダム）。彼が足を踏み入れた辺境の屋敷の主は、しっぽもキュートなラブリー小悪魔…もとい、超絶無比の破天荒《悪魔》、オスカ・L・デュークだった！　「化け物」と忌み嫌われる世界で、二人は夢と自由と幸福を求め立ち上がる。仲間とともに世界一楽しい学校を作るために！

ハチと太郎という頼もしい仲間を加え、遂に開校した超人学園。でも安息なんて無縁なのがアダムの《超・主人公体質》。「化け物共は狩られるべし」と、最強最悪の《世界最強委員会》が超人達の前に立ちはだかる！　襲いかかる天敵達に、早くも閉校式の大ピンチ!?　温泉湧き立ち、人面魚が空を飛ぶ驚愕の第2巻。

「家無き子争奪戦」開始！　周りを不幸にしない為、一人さすらう家無き子を追うアダム達。しかし、《超・不幸体質》と《超・主人公体質》の接触は超ド級の嵐を呼び、最悪の破壊者を目覚めさせてしまう!!!　パイオーツにオーパーツ!?　いろいろ衝撃の第3巻。オスカのマル秘とくべつ編もあるよ。

「家無き子争奪戦」、怒濤のフィナーレ！　《破壊の遺生物》ゼファーに取り込まれ心を閉ざしたサエに、アダムの声は届くのか!?　そして一転、《世界最強委員会》の秘密基地に《超人学園》が潜入。掟破りの「飛んで火にいる夏の虫」達が、敵味方入り乱れての大暴走を巻き起こす!!　果てなき狂騒の第4巻。

神冗徒無（シンジョウアダム）とは何者なのか？　《超人学園》、《世界最強委員会》に続いて現れた《妖怪》。それは恐怖に満ちた「来るべき日」の到来だった。激突する人外の3大勢力！　世界の存亡を賭けた戦いが始まり、いま衝撃の真実が明かされる!!

妖皇との激闘の果てに現れたアダムの影―《Adam》。それはあまりにも危険で異質な底無しの「闇」だった！　己の秘密を解き明かす為、禁断の地《魔界》へと赴いたアダムは、そこで思いもかけぬオスカの血族と巡り合う……。むやみやたらに胸騒ぎの第6巻。

今まさに始まろうとしている《魔族》による侵略！　その恐るべき策謀を知ったアダム達はレクサスと一致団結し、魔皇の侵攻を阻止しようと一路地上へと向かう。だが《学園》には、すでに降臨を果たした魔皇と対峙するオスカ達の姿があった……。続出する究極事変に魂震える第7巻。

《妖皇》ぬらりひょんのすけを粉砕した《魔皇》ルシフル。その拳には、気が遠くなる程のおびただしい死者達の無念が宿っていた。渾身の力を込めたオスカの攻撃も退けられ、全ての望みが潰えたかに見えたその時、自らの《影》を仲間にしたアダムが現れた!!　天地揺るがす緊迫の第8巻！

オスカ＆レクサスが示した父への愛、そして「隕石落とし」という荒技で《魔皇》ルシフルに打ち勝ったアダム達。その想いは、頑なだったルシフルを翻意させ、《魔界》と《委員会》の同盟を決意させた。妨げとなる「明けの平和条約」を破棄するため、《明皇》を捜し出そうとする一行。しかし、それは待ち受ける「世界の終わり」を知る痛ましき旅路の始まりだった……。胸を貫く悲しみに慟哭の第9巻。

猛烈な成長を続ける《始まりの木》。その実が地上世界に降りそそぐ時、人類は終焉を迎える!?　アダム達が迎えた最大の危機。だが、その行く手を遮るのは《新人類》の守護者であり、アダムの父《明皇》!!　破滅への秒読みが始まり、いま全生物の未来を懸けて、超人達は最後の戦いに挑む!!!　込み上げる感動に歓喜満ちる最終巻。