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青狼記

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作品のあらすじ
天行大陸に五国あり。最小国・楽天と最大国・奉金とは、互いの軍師を人質とすることで、盟約を結んだ。楽天の軍師・荘忠英(そうちゅうえい)の一子・趙浚(ちょうしゅん)は、人質に赴く父に、名剣「水殻」を譲り受け、戦国の世を戦い抜くことを誓う!
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    天行大陸に五国あり。最小国・楽天と最大国・奉金とは、互いの軍師を人質とすることで、盟約を結んだ。楽天の軍師・荘忠英(そうちゅうえい)の一子・趙浚(ちょうしゅん)は、人質に赴く父に、名剣「水殻」を譲り受け、戦国の世を戦い抜くことを誓う!
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    人質として奉金(ほうきん)から楽天(らくてん)にやって来た軍師・楊春申(ようしゅんしん)。荘趙浚(そうちょうしゅん)は彼に敬服し、師とあおぐことに――。だが、それを快く思わない楽天の文官の長・覇先(はせん)は、思いもかけない陰謀を企んでいた。帝から賜った軍人の最高の栄誉「金糸紅衣」が、趙浚を過酷な戦場に赴かせる!
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    陰謀により辺境の監視所に赴いた趙浚は、全滅した警備隊を発見する。敵国・華漢(かかん)の間者隊を指揮するのは、父の旧敵・史亜夫(しあふ)だった!超絶の豪剣を振るう史亜夫との、最後の血戦が近づく――!!
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    宿敵を倒し、都に帰還した趙浚に、新たな試練が待ち受けていた。愛する鈴麗(りんれい)のため、病に伏した帝のため、親友・呉大併とともに、不老長寿の秘薬「石龍の角」を求めて、蛮族の地・銀頭峰(ぎんとうほう)に向かう――!
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    秘薬「石龍の角」を求めて旅立った趙浚と呉大併の前に、石の都の蛮族が立ち塞がる。蛮地の大帝が二人に与えたのは、死ぬまで闘い続けねばならぬ究極の「死合い」死闘戯(しとうぎ)の試練だった――。
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    石の都の大帝・呉楼薫の必殺技「龍風波(しゅうふうは)」を破った趙浚は、ついに銀頭峰(ぎんとうほう)に眠る「石龍の角」を手に入れる。だが、一路故郷を目指す趙浚を、陰謀家・覇先の放った新たなる刺客が待ち構えていた――。壮大なる乱世の物語、堂々完結!!