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スロウハイツの神様 プチキス

スロウハイツの神様 プチキス

16完結!

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作品のあらすじ
人気小説家、チヨダ・コーキ(千代田公輝)の小説を模倣して起きた集団殺人事件から10年、公輝は赤羽環がオーナーのシェアハウス・「スロウハイツ」に入居していた。事件後、バッシングにも遭い、一時は筆を折りそうになった公輝だったが、クリエイターやその卵たちの集まるハイツで暮らし、今では再び人気小説家として活躍している。彼は自分をハイツに住まわせてくれた環に、深く感謝しているのだった。
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    人気小説家、チヨダ・コーキ(千代田公輝)の小説を模倣して起きた集団殺人事件から10年、公輝は赤羽環がオーナーのシェアハウス・「スロウハイツ」に入居していた。事件後、バッシングにも遭い、一時は筆を折りそうになった公輝だったが、クリエイターやその卵たちの集まるハイツで暮らし、今では再び人気小説家として活躍している。彼は自分をハイツに住まわせてくれた環に、深く感謝しているのだった。
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    環は伸び盛りの若手脚本家。彼女がオーナーを務めるスロウハイツは、クリエイター達が住むシェアハウスだ。中高生に絶大な人気を誇る小説家チヨダ・コーキをはじめ、漫画家を目指し、幼年誌への投稿を繰り返す狩野。映画監督が夢の正義。その彼女で、画家の卵のスー。そして公輝の担当で、やり手編集者の黒木。そんな個性的な面々をまとめる環は、いつも強気で自信満々に見えるが、今日はちょっと様子がおかしくて……?
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    スロウハイツに入居し、執筆活動を再開してからの公輝は、黒木の売り出し方の上手さもあり、相変わらずの人気小説家ぶりだ。彼の活躍に追いつきそうなのが、脚本家の環。その二人の“ツートップ”に比べると、狩野や正義、スーたちはまだまだクリエイターとは名乗れないレベルだ。そんな中、幼年漫画家をめざし、毒のない「きれいな世界」を描き続ける狩野に、読み切りコンペのチャンスが回ってきたが……。
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    チヨダ・コーキが『レディ・マディ』を連載する「少年ブラン」のライバル誌・「少年フラット」で『ハロー・レイチェル』という小説がスタートした。作家は謎の覆面作家・鼓動チカラ。内容が『レディ・マディ』の完全なパクリであることに怒った環は、黒木と公輝に問いただす。黒木は確信犯だし、さらに肝心の公輝があまり怒っていない様子。その態度に苛立った環は、思わず公輝の作品を罵ってしまい……。
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    環と千代田公輝。単なるシェアハウスオーナーと入居者という関係ではなく、公輝は居場所をつくってくれた環に深く感謝しているし、環は彼を強く尊敬し、密かにそれ以上の感情ももっている。そんな彼らの間に割って入る女性が現れた。スロウハイツにやってきた新たな入居者・加々美莉々亜。公輝の小説に出てくる女性のコスプレのような格好をした彼女は、公輝への好意を隠そうともせず、急接近する。それに対して環は…。
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    公輝への愛を隠しもしない加々美莉々亜の入居で、平穏だったスロウハイツが少しずつ変わり始めていく。そんな中、理想的なカップルだったはずのスーと正義にも亀裂が生まれてしまう。一方、環の作品が気になる莉々亜は、彼女のデビュー作『嘘泣き女の末路』を鑑賞する。そこに描かれていたのは、中高生だったころの環の実体験をもとにした、赤裸々な人間ドラマ。環の自慢の母親が、詐欺罪で逮捕されるところから始まる物語で…。
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    10年前、自身の小説を模倣して起きた集団殺人事件が起きた時、公輝は世論からの大バッシングにも遭い、小説を書けないでいた。そんな彼を救ったのは、匿名の少女が新聞社に出した、一通の投書だった--。公輝を小説家として再出発させたい黒木は、その少女を「コーキの天使ちゃん」と名付け、大々的に捜索を開始する。そして今、その時はまったく見つからなかった「天使ちゃん」の正体がついに明らかになって…!?
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    加々美莉々亜は、公輝の部屋に入り浸るようになり、環も公輝と莉々亜の恋愛がうまくいくことを願うような態度をとる。そしてついに訪れた正義とスーの破局。変容していくスロウハイツ、そして、仕事で嫌な思いをしたことも重なり、環は狩野、正義と痛飲していた。そんな状況でも環が今、一番腹に据えかねているのは、公輝の『レディ・マディ』をパクった『ハロー・レイチェル』という作品についてなのだった。
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    チヨダ・コーキの『レディ・マディ』を上回るほどの人気小説『ダークウェル』の作者・幹永舞が、スロウハイツにいる――。とある郵便物からそれを知った環はショックを受ける。自分よりも才能のある人間の前で公輝につぐ「ナンバー2」を自任していた自分が許せないのだ。才能を隠していたのは誰なのか。スロウハイツに充満する疑心。そして軋んでいく関係――。
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    正義と別れたスーは、スロウハイツを去ってしまった。スーの新しい彼氏は嫉妬深くて独占欲が強く、環にはよく思えないのだが、それを伝えることも今は出来ない。環は自分の母親を亡くした頃の出来事を思い出す。その時に、強く見えるからこそ誰からも気づかわれなかった環を救ったのが、スーだったのだ。スーには絵を描いていてほしい。そう願う環がとった行動は…。