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堕ちていく女たち【分冊版】

堕ちていく女たち【分冊版】
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作品のあらすじ
「そうあたしは自分の存在価値が欲しかった」録に働きもせず、女遊びを繰り返してばかりいる夫・恭介。たとえ、家政婦としか見られていなくとも自分を必要とする彼と別れられずに、志津は空虚な日々を送っていた。日に日に酷くなっていく恭介の女遊び。そして、ついにスナックの女を家に住まわすまでになり…。そんな中、自身の妊娠が分かり、「私だけを必要としてくれる生き物」が出来た志津は…。
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    「そうあたしは自分の存在価値が欲しかった」録に働きもせず、女遊びを繰り返してばかりいる夫・恭介。たとえ、家政婦としか見られていなくとも自分を必要とする彼と別れられずに、志津は空虚な日々を送っていた。日に日に酷くなっていく恭介の女遊び。そして、ついにスナックの女を家に住まわすまでになり…。そんな中、自身の妊娠が分かり、「私だけを必要としてくれる生き物」が出来た志津は…。
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    「僕は詩織さんの”特別”になりたかった」私の家の屋根裏には、年下の不倫相手が住んでいる。でも、本当に特別なのは夫だけ…。大企業に勤める夫はいつも帰りが遅く、もう私のことなんて構いやしない。だから、その寂しさからテレクラで若い年下男子の蓮を捕まえた。一夜限りのつもりだったけど、彼の孤独なところに自分を見てしまい、度々密会するように。ところが、夫が転勤で東京本社に戻ることになったから、屋根裏つきの一軒家を購入し、そこに蓮を住まわせるようにしたんだけど…。ある日、たまたま早く帰ってきた夫に蓮との不倫現場を見られ
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    「そうよ 私は誰よりもよくしってたわ 夏美が私のことずっとバカにしてたってこと」私と夏美は幼なじみでした。彼女は地味な私と比べ、容姿端麗で何事も上手くこなすことができる、すごく高いプライドの持ち主でした。…だからでしょうか? 私にバレエの主役の座ばかりか、好意を寄せる男も奪われたから…、嫉妬に狂った彼女が、私をトラックの前に突き飛ばし殺そうとしたのは…。―表題作ほか、幸せはお金で買える? 高額なパワーストーンを次々と購入していった女の破滅を描いた「スピリチュアル商法に嵌った女」も収録!
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    「だったらなんであたしを捨てるのォ!?」インテリア雑誌の編集をしている親友の美咲は、いつも華やかなオーラを身に纏い、寄ってくる男をすぐに批評してばかり。ある日、彼女から半ばムリヤリ連れてこられたお見合いパーティで、大病院の御曹司・戸石さんと知り合い、彼の友人含め何度かグループデートするようになったんだけど…、戸石さんは美咲よりも私のほうを気に入ってくれて…、彼とお付き合いすることに! 地味な私に舞い降りた幸福な日々。でも、その頃から私の家の前に生ゴミがばら撒かれたり、ドアに酷い中傷が殴り書きされるようにな
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    躾に厳しい家で育った茉莉子は、極度の潔癖症。それが原因で男によくフラれ、時には薬を過剰に服用、自殺未遂を引き起こす。たまたま合コンで出会った、キレイ好きだが粗暴な男・龍之(たつし)に惹かれて付き合うようになった彼女は、実家の門限もよく破るようになり、独り暮らしをするように。慣れない生活に悪戦苦闘するも、頻繁に部屋を訪れる龍之との甘いひと時は、彼女に束の間の幸福をもたらしたように見えたが…。
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    「体はあなたにあげるから顔は私にちょうだい」幼少より容姿のせいで苛められ、暗い地味な半生を過ごしてきた友美。半年前に見合い結婚した夫とは今も仮面夫婦だ。しかしある日、隣に引っ越してきた夫婦の存在がその空虚な日々を変えた。その隣人夫は、友美が幼少より密かに想いを寄せてきた実兄に瓜二つだった! 彼に恋してしまった友美。だが、その想いは次第に狂気を孕み、自身の顔の整形ばかりか、ついには隣人の赤ちゃんを誘拐するまでにもなり―。
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    「誰が見たってあたしのほうが正しいんだから」優柔不断だが優しい夫、まだ幼く可愛い我が子と共に、念願の新築一戸建てにやっと住めるようになった多恵子。しかし、多恵子としてはどうしても許容できない性癖を持つ姑とも、同居せざるを得なくなってしまった。最初はまだ我慢していた多恵子だったが、腰を痛め入院した実父の見舞いから帰ってきたとき、眼前には身の毛もよだつ光景が…。
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    糖尿病で入院していた姑と同居することになった道子。内心はイヤイヤながらも、退院後の食事療法には献身的に付き合ってきたつもりだった。しかし、姑は食べたいものを食べられない苛立ちから道子に罵詈雑言を吐くようになっていく。頭にきた道子は、逆に自分も少しずつ嫌がらせをしかけていき、ついに、ある事件をきっかけに完全に優位な立場に。だが、その手を緩めることはせず、さらにある恐ろしい罠を仕掛けた…。
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    幼少時は最悪な家庭環境だった。両親は揃って育児放棄。父は幼い私に対し性的虐待。そしてそれに気付きながらも全く無関心の母親。だから、私は中学を卒業すると同時に家を飛び出して一生懸命に働き、今や小さいながらもちゃんとした出版社で、この若さで編集長を任されるまでになった。だが、血の繋がりはそう簡単に切れない。最悪な毒親である父は、多額な借金を今もつくり続け、それを私に背負わせようとする。取立て屋は会社にまでやって来るから、休職せざるをえなくなり、私自身の生活も回らない…。唯一の家族と呼べるペットのインコ・カラン
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    「私は…生まれてきちゃいけなかったの……?」繰り返される性的虐待。呪われた自身の出生の秘密を知ってしまった女は…。ある夜、私は自動車事故で両親をいっぺんに亡くした。父からずっと汚らしいものを見る目つきで軽蔑され生きてきた。その自動車には私も乗っていたのに、最後まで一緒に連れていってはくれなかった。なぜ軽蔑されていたのかも最後まで分からず仕舞い。悲しみに浸るまもなく、伯父のもとに世話になることになったのだけれども、彼はすでにおかしくなっていて…。