1年前に夫が亡くなった。私には身寄りがないので夫の家族の厚意で婚家に住んでいる。義母はすいぶん昔に亡くなってる。夫の家族は、夫の父、長男、三男。夫は次男。そして夫が死んだのをいい事に、暗闇の中で寝ている私を家族の誰かが抱いた…!!

1年前に夫が亡くなった。私には身寄りがないので夫の家族の厚意で婚家に住んでいる。夫の家族は、夫の父、長男、三男。そして夫が死んだのをいい事に、暗闇の中で寝ている私を誰かが抱いた。でもそれは1人じゃないとわかって…!?

1年前に夫が亡くなった。私には身寄りがないので夫の家族の厚意で婚家に住んでいる。夫の家族は、夫の父、長男、三男。そして夫が死んだのをいい事に、暗闇の中で寝ている私を2人が抱いた。もう1人の家族には絶対知られたくない。こんなはしたない私を…。

亡くなった夫と出会ったのは会社の先輩と後輩として。私は平凡な女子社員で、夫は社内で評判のイケメン社員。ある雪の日に勇気を出して一度告白したものの、フラれてしまった。その後、付き合った恋人と婚約していた時に…？

夫の家族と初めて会ったのは、結婚の挨拶の時だった。お義父(とう)さんの、体の奥まで覗き込まれるような眼(め)つき。今、思えば、夫の家族に会った時から、夫の家族が私を見る眼(め)が違っていたのかもしれない…。

私たちの結婚式は東京で行った。パーティーには大学の友人と会社の人たち。そして夫の家族。私には身内がいないので親族は夫の家族だけ。私は式の間中、ずっとドキドキしていた。だってみんながいる目の前で、私のドレスの中では…？

夫の転勤で夫の実家で暮らすことになった私。友達も知人もいない中で暮らすのはいろいろ不便で。夫に愛されることだけが私の心のよりどころだった…。今回のお話は夫が生きていた頃のお話です。

雪は夫の事を思い出させる。初めての時もいなくなった時も。いつも雪が降っていた。お願いです、もう一度私を愛してください…。夫が亡くなって明かされる事実…!!

夫の実家で暮らしていた私たち夫婦。慣れない土地で私は夫の愛だけが頼りだった。その夫がいなくなって私に残ったものは…？

身寄りのない私は、夫が亡くなってからも婚家に住んでいる。愛する人のいないさびしさをどうやって埋めたらいいのだろう…。