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『砂虫隼』の作品一覧

「ああ 生まれたてって感じで 愛しいな」 陶器は1200度以上の高温で焼かれて不純物はほぼ焼き払われる。窯出し仕立ての陶器はもっとも清潔なもの。窯出し前の陶器をゆっくり冷却すため少し開いた釜の扉からはにぎやかに涼しげな貫入音が聞こえる。 高校での講師仕事ついでに工芸室で陶器作りをかじらせてもらった作者...
「喫茶店という空間が好きです」 仕事帰りにぼんやりと一息つく時、漫画のネームを考える時に喫茶店に入る作者。たのむのはいつもアイスコーヒーかアイスラテ。そんな自分が喫茶店好きを語るのはおこがましい?いやいや、むしろそんなことを気にすることが喫茶店様に申し訳ない?…などとぼんやりしたコーヒータイムの妄想をする。 ...
「怪談というほど恐ろしげな話ではないけど」 枕元にあるのに手を伸ばすと触れなかった立派なバナナ。少し変わった七不思議が噂された小学校。都市伝説の「口裂け女」にまつわる体験。冷蔵庫の中にある怪現象をおこす壺。…などなど 子供のころからいろいろ不思議な経験があったのを思い出し、ゆる~く描いたエッセイ漫画。 ...
「この子は幸せな金魚だっただろうか?」 2000年8月に押し付けられた形で出会った金魚をその後1年半育てた作者。 そのため揃えた水槽設備でその後も多くの金魚を育てる。 そしてコロナ禍がまだ続く2022年。 新たに三匹の金魚を迎えるにあたり、金魚との付き合い方をおさらいしてみた。 金魚との暮らし...
「ーほう。こやつ犬ではないぞ」 道端で飛竜(ワイバーン)の幼獣と出会った満月村出身の侏儒族「魚民鳥猫(うおたみとりねこ)」。 「空」と名付けた竜の子は「芸」に励む鳥猫の日常に彩りを加える。 異形の人々や魔法が入り混じった日常空間で展開する長編ファンタジーの第1話。 1997年11月のCOMIT...
「先生 ライターってどうやって使うんですかー?」 火のゆらめきや消えた後に立ち上る煙をみつめるのが好きだった。 生活の中に火があった。 しかし時代は変わり、 燃える炎を目にすることは少なくなった。 作者の火にまつわる思い出と火への想いを綴るテーマ・エッセイ漫画。 2019年2月のCOMIT...
「元気なのが一番エライんよ 長生きしてねー」 寝室で布団を敷く前に床に座るとこの猫は必ず膝に乗りにくる。 毎日のことだけどほっとする飼い猫との大好きな時間。 しかし、日常はいつか変化する。そして、2017年に… 猫と出会い、猫とお別れをして、そして新たにお迎えした経緯を綴る飼い猫エッセイ漫画。...
「見知らぬお隣さんよ…」 列車、飲食店、映画館で全然知らない人なのに隣の席にいるという縁。 いろいろ気にもなるが、しょせん隣にいただけの縁。 たまたま隣にいた人たちが見せる人間模様を綴るテーマ・エッセイ漫画。 2019年5月のCOMITIA128にて「乱痴気事虫所」より発行の自主出版誌を電子書籍...
「携帯がなかった頃ってさー どうしてたんだろう」 教え子たちは携帯電話がある時代に育った世代。 女子高生たちの疑問に答えていくうちに電話と手紙にまつわる思い出が次々と呼び覚まされる。 作者の学生時代の通信手段について語るテーマ・エッセイ漫画。 2013年10月のCOMITIA106にて「乱痴気事...
「うちらさーここに来てから野菜喰ってないよね」 作者が高校生の頃の漫画研究会の夏休み。 かばんにお米と缶詰めつめこんで2泊3日の合宿にでかけた。 しかし、迷い込んだのは食の迷路だった。 旅を通して知る日常の食事、旅によって出会えた新しい食材。 「旅」と「食事」の交わりを描く食エッセイ漫画。 ...
「描くべきと思ったから描き始めていた」 字が読めるようになる前の幼少から漫画と親しみ、絵を描いていた。 小学校にあがった頃友だちが「私将来漫画家になる」と言った。 しかし、自分が漫画を描くなんて思ってもなかった。 手探りで歩んだ漫画描きの半生を振り返る自伝的エッセイ漫画。 2018年2月の...
「一緒にどこかへ遊びにいきたいよねー」「おしゃべりしまくりたーい!」 気の合う友だちとのりのりで語る感じのお出かけ。 平日のお昼くらいに鎌倉駅でまち合わせ。 初夏の鎌倉をすずめ(友だち)とぶらぶらさまよう。 同行する友人をスズメとして描く「擬チュン化」キャラとの漫画1日旅行記。 2019年1...
「いちご狩り?よっしゃああつっ」 私のところに来た依頼マンガのテーマは「いちご狩り」。 しかし、私はこどもの頃は祖父に「初孫専用のいちご畑」を作ってもらった「いちごの申し子」だ。断る理由はない。 「いちご」にまつわる幼少の記憶と最新の「いちご狩り」体験を「いちごジャム」レシピとともに漫画でつづる。...
「私の小部屋の住人たち」 私は小部屋を持っている。 私は小部屋の住人が大好きだ 。 大好きだから秘密にしておきたい。 大好きだから見せたい時もある。 多様な生態の可愛い空想動物たちを中心に描くイラスト画集。 2017年11月のCOMITIA122にて「乱痴気事虫所」より発行の自主出版誌を電子...
「甘い?いや…ちがう フルーティー…??あれ?? もっと…こう…えっと 何だ? 」 出発日の3日前のぎっくり腰。 思わぬ事故で幕開けとなった2度目の北海道旅行。 なんとか訪れた場所はニッカのウヰスキー蒸留所。 そこは知らなかった世界の探検への入り口だった。 むしろ苦手だった「お酒」の世界の広...
「私の部屋はジャングルだった」 実家にいた頃は緑に囲まれていた。 実家を出てから出会ったのが月下美人、雫石、グリーンネックレス、セダム…。 「多肉」とよばれる可愛らしいが気難しい緑たち。 緑に囲まれた暮らしに憧れる作者の実体験による「園芸」エッセイ漫画。 2014年5月のCOMITIA108...
「ほしいのは自宅でいつでもみられる『緑空間』!」 緑が置かれた喫茶店、花屋、園芸店、植物園…外出するときはまっしぐら。 だから自宅でも緑のある生活がしたい。 しかし、植物たちとのお付き合いは一筋縄ではいかない。 緑に囲まれた暮らしに憧れる作者の実体験による「園芸」エッセイ漫画。 2016年5月...
「分かっておくれよぅ もちファンの もちファンタジーを」 「もちもち食感」と表示されている商品は多いが食べてみるとあまり「もち」ではない。 「もちっていうのは なんか… こう…」と膨らむ「もち」への想い。 年末の餅つき、神社や近所の棟上げ での餅まき、毎年飾る鏡餅、徐々に開拓した餅レシピ。 「餅...
「たま~に 食べたくなるんよね~ 」 母の実家の愛媛の今治によく夏休みに遊びに行った。 そこで食べたお味噌汁の味が頭の中で今治の方言で蘇る。 懐かしい時代とともに思い出す…あの味、あの食べ物。 食がテーマのエッセイ漫画シリーズの電子書籍化第1弾。 2012年9月COMITIA101にて「乱痴...
「おーい どこにゃーん。あ ここか。」 歩く時は足元のねこに注意する。 一緒に寝て目を覚ます。 一番におはようのあいさつをする。 ねこにまみれる日常のちょっとしたことを思いつくまま筆の向くまま描いたエッセイ漫画&イラスト集。 2020年~2021年にSNSなどにあげた漫画やイラストの中から...
「あっコラ そこで遊ぶなっ」 窓から外を覗きたがるねこ。体操をしてると邪魔しにくるねこ。 ひとは振り回され、想像を掻き立てられる。 ねこにまつわる日常のちょっとしたことを思いつくまま筆の向くまま描いたエッセイ漫画&イラスト集。 2018年~2020年にSNSなどにあげた漫画やイラストの中からテ...
「にんげーん ぱたぱたのつづきまーだー?(ぷふー)」 にんげんはねこに振り回され、ねこをあまやかす。 生き物との暮らしはとても楽しく幸せです。 ねこ暮らしを数々詰め込んだテーマ・エッセイ漫画。 2020年2月のCOMITIA131にて「乱痴気事虫所」より発行の自主出版誌を電子書籍化。 第12...
「まさか10年も描き続けるなんて思わなかったよ」 雑誌やテレビで気になるレシピをメモ。 つくってみてアレンジしたりをさらにメモ。 大事だがバラバラで管理しにくい大量のメモをどうにかしたい。 それらをまとめるために本にしたのがはじまりだった。 食漫画シリーズ「もぐもぐ」をつづける挑戦の舞台裏を...
「10分ほど探して… 子ねこ発見」 アパートの裏庭から1日中聞こえた子ねこの鳴き声が夜になっても続く。 気がついたらライト片手に裏庭のツツジの花壇をかき分けていた。 迷い猫の保護ではじまった子ねことの暮らしを綴るエッセイ漫画。 2021年にSNSなどにあげた「ねこ」がテーマの漫画やイラストを...
「いかん、暑すぎる… 金魚が煮えてまう」 停めていた自転車のハンドルに金魚入りのビニール袋がぶらさがってた。 誰かの忘れ物かとしばらく様子を見たが誰もこない。 しかたないので飼ったのが金魚たちと向き合う生活のはじまりだった。 金魚飼育を通して金魚文化と自然への責任を考えるエッセイ漫画。 201...
「まっとくもうー にんげんどこに行ってたのさ」 以前はしばしばおうちを留守にしたにんげん。 時には泊まりで家をあけることも。 ねこは家でにんげんを待ってる。 しかしコロナの流行でにんげんのおうち時間は増えた。 「おうち」と「ねこ」にまつわる日常を中心に描くエッセイ漫画集。 COMITIA1...
「すみません 学生を一枚ください」 休日に目覚めるや家を出てパンを買い込み映画館に入って映画を見ながら朝食をとっていた学生時代。 かつては当たり前だった飲食持ち込み、立見、リピートの見放題。 シネコンが全盛の現在は3D映画が台頭し、4Dシアターも現れた。 「映画館」という空間の変遷、思い出、未来...
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