『グループ・ゼロ』の作品一覧
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バロン吉元
- 昭和37年、4月――。21歳になった柳勘一は、梁山泊道場での稽古に余念のない日々を送っていた。ある日、彼のもとに突然、金髪のイタリア美人、アンナ・デル・ストッパが勘一の恩師・船山先生からの紹介状を携えて、訪ねてきたのだった。いわく、彼女は大阪の大学に留学し、今年大学を卒業した。彼女のお父さんと船山先生は、古い友...
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バロン吉元
- ゴッドは万有の創造者であるとともにまた偉大なる破壊者である。これはゴッドに反逆する四人の少年と一人の少女の物語である――。太平洋のとある不思議な無人島に漂流した時……彼らはゴッドの正体を見る。ゴッドが人間をつくった目的は、単に遊びのためであった。その遊びというのは人間同士を戦わせて、それをゴッドが観賞すること。...
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あいきさだむ
- 不朽の名作漫画『キャプテン』『プレイボール』のちばあきおのアシスタントであった、あいきさだむによるドタバタ4コマギャグ!1987年~1988年、『月刊少年ジャンプ』連載作。
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バロン吉元
- 柳勘一の息子、勘平は、母・茜が経営する阿蘇山麓の“茜牧場”で妹・静たちとともに働いていた。だが、阿蘇の広大な土地を買収しようと財界の帝王・金殿玉楼の“暁光グループ”が突如現れる。そして、日増しに本性を顕し、卑劣な妨害は加えてくるが…。名作“柔侠伝”シリーズ第5弾!!
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横山まさみち
- 城東大学卒の大山正は、母ひとり子ひとりの一家を支えるために大学院進学を諦め、朝陽学園の新任教師としてやってきた。着任早々、他の先生たちが引き受けるのを嫌がる落伍者のふきだまり、サッカー部の顧問になる。宮地、権田をはじめとする部員たちにサッカーを通して人の生き方を教えていく!学園のつまはじき者たちの集まり、サッカ...
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上村一夫/真樹日佐夫
- 千種美冴は新左翼団体「天の声」最高幹部だったが、敵対する集団との抗争で解散を止む無くされる。その後、前身を隠しながらも郷里の霞中学校で教員として就職するが、封建的な校風、ひとくせある教師と生徒たちに対し、毅然と立ち向かっていく――凄烈なアクションと静謐な感情、相反する描写の妙。両者一家言ある原作と作画が、互いの...
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宮越和草
- 志望校の提示カードを美幸に見られてしまった。美幸と同じ一段階上の私立高校。今の自分じゃ無理な所。そんな身の程知らずな希望を持っていることを、美幸には知られたくなかったのに。だって美幸は私とは真逆の人間で、その隔たりから今まで色々な感情を持ってきた。嫉妬。願望。悲観。そして憧れ。行けるかどうかも判らないのに美幸と...
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椎隆子
- お父さんは言った。半年後、春になったら必ず戻ると…。でも、もうすぐ夏も終わるのにお父さんは帰って来ない…。ここは“月宮”。お母さんの荘園。この世界はお父さんがもともと居た世界じゃない。お父さんは“人間”で、人間の世界からここへやって来た。そしてお母さんと出会って恋をして、オレができたんだ。でもオレは人間とこの世...
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バロン吉元
- 世は風雲急を告げる安政五年。混血の漁夫・桃四郎は咸臨丸を目撃し、船に乗せてくれるよう勝海舟に直談判する。いつの間にか一緒に乗船していたつぐみとともに、一路船は長崎へ向かう――。時代と共に揺れ動く人間模様。“柔侠伝”シリーズのバロン吉元が描く、幕末ロマン!
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カメイ与五郎太
- 今年も桑の葉の芽吹く季節――村を囲む山々一帯を治める飯綱天狗(いづなてんぐ)が、嫁を迎える時期――がやって来た。男であるにも拘わらず、今年の嫁に選ばれた柚々(ゆゆ)は、その使いの天狗・棕櫚(しゅろ)に次第に魅かれていく――。「狐の嫁とり」「黒白」の両長編に、短編「狐」を併録した、著者初となる作品集。圧巻の描きお...
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松田一輝
- 学園清浄化のため、全国を走り回る熱くてちょっとエッチでタフな仕置人・市ノ坊沢庵!! 法外な報酬を請求し、日本中の学園に蔓延する数多の不良どもへキッツいお仕置きをするため、今日も戦い続けるのだ!
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あおきてつお
- 遠い昔のことではありません。あなたのおじいさん、おばあさんが若かった頃、戦争は、はじまりました。誰が悪いのでしょうか。何がいけなかったのでしょうか。どうして殺しあわなければいけなかったのでしょうか――。東京、沖縄、広島――戦火に見舞われた都市で失われたかけがえのない命。戦争により翻弄された庶民の哀しみを切実に描...
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バロン吉元
- 六根清浄!怨毒の中に生きる流浪の剣士・四魔鬼円十郎は、自らを悪道へと導いた仇敵・玉利源五兵衛を討つため、薩摩藩のお家芸、師無き、実践剣法「示現流」の修練に余念がない。源五兵衛により次々に放たれる手練者の刺客たち。いざ、“四悪趣四魔”の鬼となり、憎き源五兵衛を討たん!
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加藤唯史/高山紀芳
- 昭和52年、東都大学附属病院でがん患者が次々と突然死した。極秘裏に新抗ガン剤「キロイド」の臨床治験で患者がモルモットがわりにされていたのだ!この事実を突き止めた若き医師・倉石は、何者かの手により殺害される。そして、倉石の親友・渡(わたり)は、事件解明のため、キロイド入手に奔走するが…!?
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内山まもる
- 千葉・木更津の私立如月学園。鷹羽慎吾は、野球部の監督となる父と共に転校してきた。その野球部には、もと不良で眼光も鋭い上級生捕手・鷲ノ宮がいた――。惜しまれながらも世を去った実力派マンガ家・内山まもるが遺した、まさに本領発揮の野球ロマン! 不朽の名作。
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神田たけ志/林不忘
- 江戸は八代将軍吉宗の頃。新参のお帳番・神尾喬之助は、江戸小町といわれる園絵と華やかな結婚式をあげた。だが喬之助と園絵を張り合い敗れた組与頭・戸部の怨みは深く、権力を笠に喬之助をいじめた。また神尾の同僚達十七名の書院番士も、番頭脇坂を叔父にもつ戸部にへつらい、喬之助をいたぶりぬいた。しかしある年の元旦……遂に神尾...
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桑田次郎
- 「赤い星怪盗団」との戦いに敗れた父・黒わし探偵の死後、“黒わし少年”こと「たけし」は、万能ロケット「黒わし号」と電気銃を扱い、果敢に赤い星怪盗団に挑んでいく。桑田次郎の傑作科学探偵コミック!!
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内山まもる
- 素行の悪さでよく問題を起こすが抜群の玉を投げる中学生・小野寺翔。彼のボールを捕れるキャッチャーはシニアリーグには不在だった。そんな中、一人古豪復活を目指し兄・塁が入学した多摩川中央高校では、野球部が存続の危機に襲われていた――。地に堕ちた古豪野球部を復活へと導く兄弟二人の活躍を描く、本格野球ロマン。惜しまれなが...
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内山まもる/高橋三千綱
- アマチュアでありながらも、出場した関東オープンで優勝を決めた青江信一郎。プロをも凌ぐ実力を持つ信一郎は、プロゴルフの世界へ誘われるのだが、かたくなに拒絶する。果たして信一郎がプロにならない理由とは……!? 過去の人生の封印から漸く解き放たれた最強とも言われるアマチュアゴルファーが、プロゴルフ界へと飛び込み栄光を...
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金平守人
- シニカルで自虐的なパロディ漫画の名手、金平守人のアキバ突撃ルポマンガの傑作!!メイド喫茶、防犯グッズ店、アダルトグッズ店などアキバのあんなとこやこんなとこにアポナシで突撃!「オレに聞かれても」併録。
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内山まもる
- 大学三年生の白川貢のアパートにある日かかってきた間違い電話。声の主は別れた男と思いながら話している。勘違いを告げるには、あまりに魅力的な声。声の主・愛子とはいったいどんな女なのだろう。たびたびかかってくる電話に、知らず貢はほのかな恋心を抱くようになっていた……。間違い電話から始まったロマンス。惜しまれながらも世...
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江波じょうじ/小池一夫
- テロルとは、恐怖である。恐ろしいもの、恐怖を引き起こすもの、そして、非常な恐怖を与える人物のことである。「HOLY TERROR」は恐るべき人物、そして「KING OF TERRORS」と書けば死神のことである。その男の名は、貴城謙介。暗号は、「キケン」。彼は、アメリカのCIAに依頼を受けて、日本に潜伏すること...
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影丸譲也/梶原一騎
- 昭和三年の浅春、熊本の旧制高等学校「第五高等学校」。五高の柔道部副将・雲井武夫は、女に惚れるたびに親友の桃山勉らを巻き込みながらもフラれ続ける。そして、皆で大酒を食らい、青春の傷を癒やす。戦前当時の若者たちの青春群像を学園を舞台に描いた梶原一騎の隠れた名作。
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桑田次郎
- 怪人・夜の魔王に襲われる、とんまな迷探偵、野呂利三平。彼を助けたのは、正体不明の少年探偵「ベビーテック」だった!
『まぼろし探偵』『Xマン』『ガロロQ』と同時期に連載された作品。まさに超人漫画家とも言うべき仕事量の売れっ子・桑田次郎の最盛期に生み出された本作は、軽快なアクション、スタイリッシュな敵役、読者を和...
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内山まもる
- 腕と度胸じゃ誰にも負けぬが、人情からめば涙ホロリのトラッカー、蟻川大造ここにあり! 家で待ってる家族のために、今日もハンドル握ります! 過去のことなんざ知ったことか! 俺の肩にゃ女房と娘たちの暮らしがかかってるんだ! 惜しまれながらも世を去った実力派マンガ家・内山まもるが遺した、本領発揮の人情ロマン、知られざる名作。
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桑田次郎
- 地上に墜落した巨大な隕石に含まれていた不思議な鉱石、モーン・スターを利用して世界征服を企む黒十字団。宇宙警察のエース・西郷栄二郎と大助少年、新聞記者の源五郎たちはその陰謀を阻止すべく立ち上がる。彼等のピンチにいずこからともなく現れる謎の正義の勇士、白マフラーにヘルメット姿のXマンの正体とは? 最終巻の巻末には、...
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夏葉ヤシ
- 私を雇ったのは、昔私がイジメていた男だった。その男の名は黒栖椿。15年振りに再会した彼は、立て続けにヒットを飛ばすソーシャルメディア産業会社社長になっていた。働き始めて一週間、何故彼が私を採用したかよくわかった。仕返しする為だ。解っているけど辞める訳にはいかない。勤めていた会社が突然倒産して再就職先を探したけど...
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伊勢崎ゆず
- 大学が夏休みに入ると私は長野にある叔父の家に静養に行く。小さい頃から体が弱いので避暑地で夏を過ごすのだ。そして夏の間、小高い丘の上にある野島先生の家に通う。野島先生は私の絵の先生。今年も一年ぶりに先生に会える…。私は先生が好きだ。先生は私を女として見ていないから永遠に関係は変わらないけど、いいんだ…先生と生徒の...
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成田マナブ/倉科遼
- 福岡・博多の街――スカウトマンから成り上がり、あまねく夜の店に女性を派遣し、彼なくして博多のネオン街は立ちゆかないとも言われ、伝説とまで呼ばれた青年――藤崎拓哉。。友愛と野望と成長の青春グラフィティ! 『黒服物語』の記憶も新しい黄金コンビ、倉科遼と実力派・成田マナブの完全新作! なんとなく過ごしてきた学校生活も...
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内山まもる
- 1976年、読売ジャイアンツはおさえのリリーフピッチャーの人材に苦しみながらも、なんとかセ・リーグで優勝。リリーフピッチャー探しは急務であった。そして、76年の冬、長嶋・王の二人が街を散歩していると、小学校で草野球をやっている少年達に出会う。その中に、小学生ながらプロ顔負けの剛速球を投げる男の子・滝巨人くんがい...