αの花嫁
作品のあらすじ
アルファとして生まれた高校生の江森理玖は、
社交界デビューのため、首藤家のパーティーに出席した。
首藤家といえばアルファの頂点に君臨するほどの名家だ。
そして、首藤家の主・首藤圭騎といえば、
オメガに限らずアルファでさえも支配するほどの魅力を持っている。
理玖も初めて間近で見た圭騎に憧れを抱かずにいられなかった。
けれどその夜、アルファのはずの理玖の体は火照り、甘い匂いを漂わせ…!?
プライドをかけたα×α(Ω)の、運命の恋!
圭騎の強引な行為に傷ついた理玖は、圭騎の庇護下を離れ、同じオメガである李里耶の屋敷で暮らすことになり──
李里耶の屋敷で暮らすようになった理玖だったが、体調を崩して寝込みがちだった。そんな理玖に、李里耶は厳しい言葉を告げて──
オメガとしてどう生きるのか──李里耶の元で暮らすようになった理玖は健康を取り戻すと同時に、将来について考えるようになり…
李里耶の屋敷で暮らしながら、オメガとして生きることを見直す理玖。圭騎との関係も見つめ直すことができるようになった時に!?
李里耶のもと、オメガとしての生き方を学びつつ、理玖は自分自身の生活を立て直していた。圭騎はそんな理玖を見守っていて…
高校生活も残りわずかになり、理玖は李里耶や彩斗に見守られながら落ち着いた生活を送っていた。受験前夜、ふいに電話が鳴って!?
圭騎から離れ、理玖は二度目の春を迎えようとしていた。受験、そして、卒業式。理玖は自分がずっと守られてきたことを知り…
理玖が高校を卒業した日、圭騎もまた将来の憂いを払うべく首藤家の実権を手に母親と対峙した。全ては愛した理玖のために――!
ついに再会を果たした圭騎と理玖。ふたりは離れていた間に深めた想いを伝え合い、愛を確かめて…魂のつがいの物語、ついに完結!!!