京都へ２泊３日の一人旅に出かけた獣医の白馬は、女子高生に清水の舞台から飛び降りるところを撮ってほしいと頼まれ、彼女は本当に飛び降りてしまう!!　しかし、すぐ下の木の枝につかまり無事で一安心。実は彼女は女子大生になったばかりで、小学生からずっと海外生活で修学旅行の思い出がなく、女子高生の制服を着てひとり京都に来たらしく!?

京都の名門老舗旅館、京屋の次期当主に見初められ、３年前に嫁いできた元ミス日本の和泉瑠璃子、28歳。全米のテレビ局は、そんな彼女の美しさを“生きる日本人形”と絶賛する。貴史はＴ大時代、ひとつ下の学年にいた瑠璃子がどんな若女将になったかを見たくて京都を訪れるが、京屋に泊まった夜、庭の池で瑠璃子を見かけ…!?

日帰り出張で札幌へとやって来ていた貴史は、帰りの飛行機が欠航になってしまい、寝台特急で帰ることに。飛行機では１時間半のところを、寝台特急では17時間もかかる長旅になってしまったが、ダイニングカーでの夕食で相席となった美女のお陰で、その長旅も華やかなものに！　その彼女、絵巻物から抜け出したかのような気品がある古典的な女性なうえ、セーターの下はノーブラで…!?

昨年、都内の電車内で起きた痴漢件数は過去最高の2201件。10代の頃から数多くの痴漢被害に遭った久我真澄は、正義感ではなく男たちへの復讐のため婦警になった。ある日、電車の中で貴史に会った真澄は、清潔感があり、エリート然としたこういう男こそ痴漢癖があると睨み、貴史の仮面を剥ごうと罠を仕掛けるが…!?

ある日、突然上司からお見合い話を持ち込まれた貴史。相手は大学を出たばかりで、大手広告代理店の社長令嬢という西城真紀。断り切れず見合いをすることになった貴史は、見合いが進み二人きりになった途端、真紀にいきなりズボンのチャックを下されて!?　夫にふさわしいかどうかの、男と女のテストだと言う真紀。そうして貴史を気に入り、貴史と結婚したいと言う真紀だが…!?　いよいよ貴史の独身生活にも終止符が打たれるかもしれない最終巻!!