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はまぎく~大津波と戦災を生きのび、女性デザイナーの先駆者となった波乱の生涯~人生の選択を迫られた女たち

はまぎく~大津波と戦災を生きのび、女性デザイナーの先駆者となった波乱の生涯~人生の選択を迫られた女たち
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作品のあらすじ
昭和8年。東北の三陸海岸を大津波が襲い(「昭和三陸地震津波」)家屋の98%が倒壊、入江の村は更地状態になり、人口3000人のうち42%が死亡、その津波の高さは25メートルにも及んだという。そんな大災害の中、母親のとっさの機転によってタライに乗せられ九死に一生を得て生き残った一人の少女がいた。名前は中村菊(なかむら・きく)。実の家族が全滅した彼女は宮古市の小さな寺の住職夫婦に引き取られすくすくと育ち、その後太平洋戦争の苦難の中を生き延びながら、持ち前の絵の才能を開花させていく。やがて同じく絵を志し『図案家』として修業中の青年・浜口基輝(はまぐち・もとき)と出会った菊は恋に落ち結婚、二人の子供にも恵まれ幸せな暮らしを送るのだが、予期せぬ不幸はある日突然やってきた――…。東北が生んだ女性商業デザイナーの草分けとして知られる浜口菊の波乱と葛藤に満ちた人生をドラマチック&センシティブに描く、長編ヒューマン・ストーリーの決定版!(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.5-(2)~特集/ああ、ドン底からの再出発!」の内容と重複しています。ご注意ください)
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    昭和8年。東北の三陸海岸を大津波が襲い(「昭和三陸地震津波」)家屋の98%が倒壊、入江の村は更地状態になり、人口3000人のうち42%が死亡、その津波の高さは25メートルにも及んだという。そんな大災害の中、母親のとっさの機転によってタライに乗せられ九死に一生を得て生き残った一人の少女がいた。名前は中村菊(なかむら・きく)。実の家族が全滅した彼女は宮古市の小さな寺の住職夫婦に引き取られすくすくと育ち、その後太平洋戦争の苦難の中を生き延びながら、持ち前の絵の才能を開花させていく。やがて同じく絵を志し『図案家』として修業中の青年・浜口基輝(はまぐち・もとき)と出会った菊は恋に落ち結婚、二人の子供にも恵まれ幸せな暮らしを送るのだが、予期せぬ不幸はある日突然やってきた――…。東北が生んだ女性商業デザイナーの草分けとして知られる浜口菊の波乱と葛藤に満ちた人生をドラマチック&センシティブに描く、長編ヒューマン・ストーリーの決定版!(※本コンテンツは合冊版「人生の選択を迫られた女たちVol.5-(2)~特集/ああ、ドン底からの再出発!」の内容と重複しています。ご注意ください)