『ユサブル』の作品一覧
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高野妖子
- 井上鏡子(いのうえ・きょうこ)は子持ちの若い人妻だったが、最近夫とのエッチがマンネリ気味で、その欲求不満で悶々としていた。そこでスポーツで体を動かして発散しようと近所の水泳教室に入会するものの、そこには思いがけない誘惑の罠が…! なんとナイスバディの美人インストラクターにロックオンされ、彼女の手で背徳のレズビア...
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土井泰昭/田丸ようすけ
- 信じられないかもしれないが、かつて、山口組の抗争をテレビが実況中継したことがあった――。 昭和39年(1964年)6月7日。四国今治に本拠を置く山口組直系・矢嶋組矢嶋長次は29歳という青年組長であったが、愛媛県最大の都市・松山に進出しようという野望を抱いていた。しかし松山には地元の強豪・郷田会が覇権を主張し他組...
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小牧成
- 【44歳・パート主婦の体験】夫と娘・息子の4人家族で暮らす緑川恵子(みどりかわ・けいこ/仮名)はアパート住まいだったが、すぐ裏に住む大家のおばあちゃんはとてもいい人で何かとよくしてくれることもあり、彼女に恩義を感じながら、日々の生活を送っていた……が、そんな中、1人だけ問題人物が…! それは大家さんの娘で50代...
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小牧成
- 【29歳・無職の体験】300万円…この、しがない専業主婦にとっては気の遠くなるような借金を背負ったせいで、私は離婚することになりました。といっても、世間でよく聞くようなブランド品を買い漁ったり、パチンコなどのギャンブルにのめり込んだりしたわけではありません。そもそもは「潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)...
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実央マリー
- 【36歳・パート主婦の体験】たとえどんなに仲の悪い母と子でも、時にはそこに幾ばくかの愛情の絆を感じられるものではないでしょうか? でも私の母に限っては、100パーセント私に対する愛情なんかないと断言することができます。度重なる暴力と折檻、人格否定、まさかの性的虐待、投げつけられる呪詛の言葉、挙句の果てにはようや...
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東史郎/伊賀和洋
- 「流血! 大阪戦争勃発!!」
全国進出をほぼ完了し、向かうところ敵なし状態だった昭和50年(1975年)7月26日深夜、山口組に突如銃弾が撃ち込まれた。関西の名門博徒・松田組が賭場でのもつれから山口組系徳元組組員3人を射殺。当然、山口組側は激怒し、双方一触即発となったが、山口組側の一部には楽観論もあった。なに...
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実央マリー
- 【35歳・専業主婦の体験】短大卒業後すぐ結婚して子供を産み、婚家で姑と同居しながらずっと専業主婦として生きてきた真由美(まゆみ)だったが、いつしかそんな生活に行き詰まりを感じるようになっていた。そのことを短大時代の友人で、共稼ぎでバリバリ働く母親でもある良子(りょうこ)に話すと、彼女の勤める会社内で働き口を紹介...
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神崎順子
- 【32歳・教師の体験】大学を卒業し、念願の英語教師としてある私立高校に勤め始めた中沢真帆(なかざわ・まほ/仮名)は、同じ新卒採用の家庭科教師・安田理奈(やすだ・りな/仮名)と知り合う。最初はとても可愛らしい印象の理奈だったが、そのうち真帆は彼女の社会人としての自覚に欠ける薄っぺらさや、どうしようもなく自己中な人...
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大島真知子
- 村紗恵子(よしむら・さえこ)は仕事にすべてを懸ける独身アラフォーの営業職。昔からガリガリで貧乳の「アバラ骨女」と呼ばれ、自分にいわゆる”女性的魅力”が大きく欠けていることを自覚していた彼女は、恋愛や結婚というものをあきらめた生き方をせざるを得なかったのだ。ところがある日、そんな彼女に大きな変化が訪れる。体調を崩...
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時田かける
- 高校卒業と同時に他県に引っ越したものの、転職を機に再び地元に戻ってきた比呂美(ひろみ)は、かつての同級生である香帆(かほ)と同窓会で再会する。昔からちょっと変わっていてレズビアンとの噂もあった香帆だったが、比呂美はさして気にすることもなく、親切心から泥酔した彼女を一人暮らしの広大な豪邸まで送り届けてあげた。香帆...
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童夢梨乃
- バリバリのキャリアウーマンとして働く橋本あつ子(28歳)はある日、同じマンションに引っ越してきた松原恵美子(まつばら・えみこ/24歳)と知り合う。ちょうど職を探していた恵美子は、これも何かの縁とあつ子が勤める会社にアルバイトとして入社することになるのだが、そのとき何かと世話を焼いてくれた人事部の大林豊(おおばや...
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かわしま梨花
- 第二次世界大戦の終戦から5年後の昭和25年(1950年)、マリアナ諸島にあるアナタハン島から一人の日本人女性・比嘉和子(ひが・かずこ)がアメリカ軍船舶によって救助されたことから、島内で起こった信じがたい事件が知られ、日本列島を震撼させることになった。当時、米軍の脅威が激しく迫る中、40人の原住民と、沖縄からの移...
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時田かける
- 主婦の草野充子(くさの・あつこ)は夫を病で亡くしたものの、彼が遺してくれた生命保険金のおかげもあり、戸建ての一軒家で一人悠々自適の生活を送っていた。しかしそんなある日、警察からかかってきた一本の電話によって衝撃のるつぼに叩き込まれる。3年前に就職しOLとなり、家を出てアパートで自活している娘・恵麻(えま/23歳...
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宮城朗子
- 私、岸本里香子(きしもと・りかこ)30歳、つきあってた男にさっきフラれたばかり。彼・修史(しゅうじ)は32歳という若さでIT企業社長という成功者で、私は長年求め続けた”玉の輿”の座をついにゲットできるところだったのに…いったいなんでよーっ!? くそーっ、もう死んじゃいたーい! …ヤケクソのあまり泥酔し、飛び降り...
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井出智香恵
- 企業の受付嬢として働いていたところを見初められ、日米を股にかけて事業を展開するビジネス・エリートの美野知明(みの・ともあき)と玉の輿結婚することになった女性・摩衣香(まいか)だったが、その心は暗い呪縛にとらわれていた。実はかつて将来を誓い合ったヨットマンの恋人・立川新見(たちかわ・にいみ)が航海中に遭難死を遂げ...
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沖田龍児/山平重樹/天龍寺弦
- ヤクザ抗争史に名高い”山一抗争”の中、一和会の襲撃により四代目組長・竹中正久を喪った山口組は未曾有の大きな危機を迎えていた。しかし、そのさなか行われた山口組定例会の席上において、本部長・岸本才三が力強く放った一言は、列席した幹部の面々に衝撃と希望をもたらした。「山口組は本日より、心強い味方を迎えます! 北海道の...
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東史郎/一の瀬正
- 昭和21年(1946年)、山口組三代目組長を襲名した田岡一雄は、それからほぼ10年にして地元神戸のほとんど全域を掌握してしまった。そして昭和32年(1957年)、掌握の矛先を神戸から他府県…いや全国へと拡げていくべく、田岡の出身地である徳島県の小松島を皮切りに侵攻を開始するのだが、その過程で是が非でも成し遂げて...
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土井泰昭/二ツ木哲郎
- 日本極道抗争史上、沖縄のヤクザ戦争ほど凄惨なものはなかった――! 沖縄ヤクザは長い間、那覇派とコザ派に分かれて抗争を続けていたが、昭和45年(1970年)ついに両派は手を結んで『沖縄連合旭琉会』を結成した。しかし理事の一人、上原勇吉率いる上原一家は処遇を巡って理事長の新城喜史と対立、4年後の10月24日、宜野湾...
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春日まんぼう/土井泰昭
- 傑出した才能を持ったアスリートを名選手という言葉で讃えるなら、極道にも名極道といわれる人物がいるはずだ。四代目山口組組長・竹中正久の実弟・竹中武は、その称号を受けて当然の男だった。節目を重んじ情に厚く、それでいて赫々たる武闘歴を誇るヤクザ史上に残る伝説の侠(おとこ)、それが竹中武である―――!!! 山口組の屋台...
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内海聡/くらもとえいる
- 戦後の「疑似植民地」から「真の植民地」へおちる日本。
大手メディアがまったく報道しないまま、密かに売り払われている日本人の権利、財産。
日本の土地、不動産、農地、森林、水資源、漁業権などが次々と外資の手に落ちている実態知っていますか?
日本人が払っている税金、健康保険料などがそのまま多国籍企業に流れるシ...
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内海聡/くらもとえいる
- 戦後の「疑似植民地」から「真の植民地」へおちる日本。
大手メディアがまったく報道しないまま、密かに売り払われている日本人の権利、財産。
日本の土地、不動産、農地、森林、水資源、漁業権などが次々と外資の手に落ちている実態知っていますか?
日本人が払っている税金、健康保険料などがそのまま多国籍企業に流れるシ...
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赤名修/正延哲士/芹沢耕二
- 三代目・田岡一雄率いる山口組の盃を受けた“ボンノ”こと菅谷政雄は、山口組の全国侵攻の先兵として各地へその勢力を広げていくのだが、警察による熾烈な頂上作戦が始まり、山口組も大きく揺れることになる…果たしてボンノはどう動く!? ――山口組三代目・田岡一雄から、柳川組組長・柳川次郎、地道行雄・山本健一ら山口組最高幹部...
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春日まんぼう/東史郎
- 日本を代表する暴力団・山口組は当代(代々名を継ぐ地位の今の代のこと)を関西土着の組長の中から出すのが、長い間の不文律であった。だが平成元年
(1989年)7月20日、山口組はついにその不文律を破り、徒手空拳で関東から流れてきた一人の男を組長に指名した。渡辺芳則五代目山口組組長である。有為の人材があまたひしめく...
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山平重樹/天龍寺弦/田中正仁
- 「一日三回、ケンカしろ! 国を背負ってケンカしろ! …そして、国を相手にケンカしろ!」ヤクザの代紋を欲せず、強者にあって富を求めず、アウトローの新たなスタイルである『愚連隊』を確立し、戦前の新宿を制した無頼のカリスマ・万年東一! その類まれな人間的魅力と無敵の腕っぷしで町場のワルどもをシメ、戦地で最前線の修羅場...
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本堂淳一郎/天龍寺弦/多田拓郎
- 昭和21年(1946年)広島。原爆の惨禍から立ち直りつつあった街に、一人の男が不敵な眼光を発しながら現れた。山中光治(やまなか・みつじ)――当時、闇市を仕切っていた村上組二代目・村上正明との因縁を機に、博徒・岡組組長の岡敏夫(おか・としお)の下で、暴力と抗争うず巻くヤクザの世界へと足を踏み入れていった光治だった...
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山平重樹/天龍寺弦/田丸ようすけ
- 昭和17(1942)年。戦火は中国大陸から米国をも巻き込み、日本がいよいよ世界を相手に泥沼の戦争へと突入していった時代――横浜では「モロッコの辰」こと出口辰夫(でぐち・たつお)が、ナンバーワンの愚連隊としてその名を轟かせていた。その勇名に反して意外なほど小柄な体格の辰夫だったが、度胸のよさと腕っぷしの強さ、そし...
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水城瞳
- 専業主婦の港亜紀子(みなと・あきこ)は愕然としていた。こともあろうにアミダくじで大当たりを引き、誰もやりたがらない地域の子供会の会長になってしまったのだ! そして朝の子供たちの集団登校の世話から、廃品回収の指示雑用、夏のレクリエーション催事企画運営、そして夏休みのラジオ体操監督まで…亜紀子はとにかくがむしゃらに...
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宮城朗子
- 代々続く和菓子屋『結城堂』の一人息子・慎之介(しんのすけ)の元に嫁いできた結城蔦子(ゆうき・つたこ)は、今なんとも充実した日々を送っていた。結婚5年目にしてようやく待望の第一子を身ごもり、慎之介も義両親も大喜び、蔦子のことを嫁として一段と大事にしてくれるようになったのだ。ところが妊娠5ヶ月の診断で胎児が男の子だ...
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桐野さおり
- ある日、OLの由美子(ゆみこ)はつきあってまだ3ヶ月の同僚・琢己(たくみ)からいきなりプロポーズされビックリ! 彼は会社から早期退職を勧められたのを機に、大阪に戻って実家が営む印刷所を継ぐべく、由美子に一緒についてきてくれと言うのだ。生まれ育った東京を離れて未知の土地・大阪で暮らすことに大きな不安を覚える由美子...
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長広洋子
- 訪問看護師の川村由美(かわむら・ゆみ)は、息子の浩司(こうじ)と娘・千勢(ちせ)を抱えるシングルマザー。その経験豊富なキャリアと高い能力を買われてこのたび師長に抜擢されるのだが、部下の看護師から担当変更を直訴され、代わりに訪問した先の患者に会って愕然とする。ボロボロの安アパートに一人住む、その横山収(よこやま・...