「突然だが俺と結婚してくれないだろうか」
貧乏伯爵家の令嬢・リディアに突然結婚を申し込んだのは、幼馴染みで初恋相手の騎士・アレクだった。
驚くリディアに対し、結婚のメリットを淡々と話す堅物のアレク。家の事情で選ばれただけだと分かっていても、彼の役に立てるのなら…とプロポーズを受け入れることに。
そして迎えた初夜。緊張するリディアとは逆に、アレクは子作りの頻度や射精回数まで記した結婚契約書を片手に、媚薬まで取り出してきて…!?
「煽ったのは君だ」「泣いてもやめてはやれないぞ」
愛のない結婚のはずなのに、激しく求められて抱き潰される。
契約結婚から始まるすれ違いラブストーリーの行方は…?