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痩せ女~幸せのサプリメント~

痩せ女~幸せのサプリメント~

23完結!

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作品のあらすじ
礼子はイラついていた。ななみが、今日も新しい彼氏の自慢をしている。私より仕事ができない。自堕落で体型はゆるゆるなのに、なんで…あいつは男が切れないの? そして想いを寄せている上司を狙ってななみがダイエットを始めたことを知り、礼子の何かが壊れる。もっともっと、太らないサプリを摂って、あいつより絶対スリムに……! 女の執念が導いた衝撃の結末とは!?
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    礼子はイラついていた。ななみが、今日も新しい彼氏の自慢をしている。私より仕事ができない。自堕落で体型はゆるゆるなのに、なんで…あいつは男が切れないの? そして想いを寄せている上司を狙ってななみがダイエットを始めたことを知り、礼子の何かが壊れる。もっともっと、太らないサプリを摂って、あいつより絶対スリムに……! 女の執念が導いた衝撃の結末とは!?
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    男を振り向かせるため痩せることに取り憑かれた礼子は、「太らない」サプリを主食にする極端なダイエットで、とうとうお化けみたいな容姿に。入院療養で復活し、新たな職場でナチュラル系美女に出会った礼子は、愛されるためには痩せるだけではなく綺麗にならなくてはと考えた。そしてさっそく、彼女のライフスタイルと見た目をトレースし始めるが……。
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    ナチュラル系美女の髪を材料にした「自作サプリ」で、痩身に加え美貌も手に入れた…と思っている礼子。しかし、男に振り向かれるどころか、ババアと罵られ、次は若返りのサプリを自作しようと決める。「プラセンタ」がいいらしいと調べてみると……材料は妊婦の「胎盤」!? そして礼子は産院に現れる。愛に飢えた悲しきモンスターの暴走が行きつく先は、取り返しのつかない惨劇か──。
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    若さを得ようと、妊婦の胎盤強奪という暴挙に出て、ついに警察の厄介になった<痩せ女>礼子。しかし、事件担当の刑事が自分に惚れたと思い込むなど、反省も改心も見られない。そんな彼女に、勇敢にも「あなたはビョーキ」と言い放つ人物が。その顔に、さしもの礼子もギョッとする。なんだこの………<化け物女>は!? 新たな強力キャラクター登場で、さらにモラルぶっ飛びの最新第4話!!
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    痩せる努力。美の努力。礼子の頑張りをついに認めてくれる男が現れた。やっと手に入れた幸せ。礼子は社会福祉士・洋子の心配も構わず、男と同棲を始めてしまう。しかし彼は、礼子も通う社会復帰支援センターの常連──なんとDV常習者だった! 加速していく拘束と暴力。それも愛だと気にとめない礼子だったが、ある日 同棲先に彼の「元カノ」が現れ──
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    DV男に心を弄ばれたストレスで爆食いし、醜く太ってしまった「痩せ女」礼子。かさむ食費で懐が苦しくなり、恥を忍んで社会福祉士の「整形女」洋子に金策するが、身内に借りてと断られてしまう。仕方なく母に電話をする礼子だったが、電話を持つ手が震え、汗が噴き出す。母は、礼子の人格形成にかかわるトラウマを作った相手だった。過剰な期待。期待に応えられなかった自分。そして失望。トラウマが甦った礼子は、精神的圧迫から逃れるため、つい母に虚言をはいてしまう。「私、結婚するのよ。素敵な相手と、素敵な式場で…」 ──。今度こそ母に
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    妄想結婚式の決行で、一番愛されたい母親から決定的に見放された〈痩せ女〉礼子は、自宅マンションにも帰らずネットカフェに篭って、世の中へのヘイトをネットに書き散らかしていた。社会福祉士の洋子だけが礼子の行方を追い続けていたが、その職務を超えた熱意には理由があった。ある女優に似すぎた容姿だったばかりに、見かけのフィルター越しにしか認められなかった日々。その苦痛から逃れるために、彼女はあえて美しい顔に──。「本当の自分」を受け入れられない苦しさがわかるのは自分だけと、礼子を探し求める夜。洋子の身に、そして礼子の身
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    ネカフェで食中毒を起こした「痩せ女」礼子は、運ばれた病院で担当の社会福祉士・洋子が大事故に遭ったことを知る。消えた自分を探しす途上だったと……。しかしそんなことも気にせず、厚かましくも入院費を無心しにいく礼子に、洋子はある相談を持ちかける。「私を連れて逃げて」──。自慢の「整形」も見る影もなく、全身包帯姿になった洋子の胸に去来するものとは? 彼女の崩れ切った顔と体を見た礼子の衝撃とは……?
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    想いを寄せる亮君と二人きり。──しかし、そこは地下室。札付きのDV男に拉致監禁された「痩せ女」礼子だが、自己中心の生き方を改めた礼子は、むしろ“自分を必要としてくれる”と、受け入れてしまう。身勝手な暴力を振るわれながら、その原因に親との歪んだ関係を見る礼子。そしてそれは、自らも立ち向かわねばならぬ“最後の砦”と気づき──。
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    両親との確執が原因で「DV男」となった亮を見て、自分が「痩せ女」になった原因も母との歪んだ関係にあったと認めた礼子。母は娘に自分勝手で過剰な期待をし、応えられないとわかると完全に見放していた「毒母」だった。もはや埋めがたい溝を、埋められると信じて努力をする礼子だが……。