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『池田理代子』の作品一覧

実の母は女死刑囚、父は“悪魔”。出生直後、母親の手によって病院ですり替えられ、名門一家のひとり娘として何不自由なく育てられた妖子。しかしその出生の秘密を探る者が現れ、妖子の身体の中で“悪魔の血”が、荒々しくも哀しい本能を呼び起こす……!!第1巻
神々がまだ地上に君臨していた頃、父神の命令に背き、英雄ジークムントの味方をした戦乙女ブリュンヒルデは、神々の世界から追放されてしまう。そして、神の力を奪われ、恥辱の犠牲となる罰を与えられてしまい…。伝説の指輪と神々の世界を描いた壮大な叙事詩、第1巻!!
16世紀イギリス―宗教対立、財政難と混乱の極みの中で、25歳の若きエリザベス女王が即位する。数々の国内外の脅威にさらされながら、政治の世界で男として生きるエリザベス。彼女の心の支えは、幼いころから育んできたロバートとの愛だけだったが…。イギリスをヨーロッパ随一の列強へと導き、「わが祖国および国民と結婚します」と...
フランスの資産家令嬢のクローディーヌは、利発で美しく、誰からも慕われる魅力的な人間に成長していくのだが…。男性の心を持って生まれたクローディーヌ。愛する人からの裏切りに深く傷つきながらも、美しく、気高く、深い愛を貫いていく……。哀しいほどに美しい一途な愛を描いた池田理代子の作品。『ズライカ』同時収録。
オスカルはアンドレ、ロザリーと一緒に姉オルタンスの住む館を訪問することに。館の近隣で吸血鬼が出没し、村の若い娘が次々と姿を消しているという怖い噂を耳にする。16世紀末ハンガリーに実在した血の伯爵夫人と恐れられたエリザベート・バートリの事件を「ベルサイユのばら」風にアレンジした作品です。伯爵夫人の妖しく輝くばかり...
名門女子高・青蘭学園高等部に進学した奈々子は、毎日華やかな上級生たちに胸をときめかせていた。そして、生徒の誰もが憧れる特別に選ばれた者しか入れない「ソロリティ」の存在を知る…。名門女子校の社交クラブに渦巻く、嫉妬と捻じれた欲望…池田理代子が描くエレガントな愛憎劇、第1巻!
18世紀末、長く続く内政混乱の果て、大国によって国土を分割されたポーランドは、その姿を世界地図から抹消された。列強に蹂躙されてきた祖国・ポーランドの誇りをとりもどすため、亡き父の思いを受け継ぎ、ユーゼフ・ポニャトフスキが立ち上がる!!祖国解放の英雄・ユーゼフの生涯を軸に、悲劇の国・ポーランドの歴史をドラマチック...
愛人の子として育った杳子。早く大人になりたいと願う杳子は、20歳の誕生日に生まれ変わろうと決心し、自分を慕う学生に処女を捧げる。密かに慕う大手企業の子息・滑川への想いをふっきるように……。女性が持つ心の葛藤・揺れを繊細に描いた、等身大を生きる女性たちに贈る池田理代子の祝婚歌、第1巻!!
大奥をつくった春日局(お福)の出生、家族の秘密、幕府への奉公など、その生涯をあますことなく描いた池田理代子作品、第1巻。明智光秀の重臣として捕えられ処刑された斎藤利三の末娘であるお福(後の春日局)は磔にされた父の亡骸を強い瞳で見つめ、負けることの意味を悟る…。
次々と起こる殺人事件の背後に、大富豪名家に渦巻く秘密と因縁の影……。浪人受験生とその仲間たちが真相を暴く!!池田理代子の手に汗握る読みきり長編サスペンス・ストーリー!!
柘榴ばかりを偏執狂的に描き続ける女流画家・波木邦子。壮絶な過去を抱え、不倫の恋に身をやつし、愛に絶望しかけたその時、8歳年下の青年・真下から真っ直ぐな愛をぶつけられる…。愛に傷つき、愛に生きる女たち、そして男たちの情念を描いた傑作集、第1巻。
オーストリア・ハプスブルグ家よりフランス・ルイ家に王妃として嫁ぎに来たマリー・アントワネット。彼女を護衛するのは、男装の麗人オスカル。世界中の女性を魅了したベルサイユのばら第1巻!
成績優秀、スポーツ万能で人気者のまこは、学校中の女生徒から目の仇にされている美しい後輩・順子に好意を寄せられるように……。順子の激しい愛と嫉妬の罠にまこは……!?繊細で美しい少女期の早すぎる恋を描いた池田理代子の耽美的な名作「ゆれる早春」。他、「白いエグモント」「フリージアの朝」「沈丁花」を収録。大人へと変わっ...
母を亡くし、ひとりぼっちになった高校生の勝子は、伯母を頼って上京。すぐに、男まさりのいとこ・京に惹かれるようになる。しかし、勝子が心に深く踏み込もうとすると京はすぐに逃げてしまう。伯母と京の間に何かを感じた勝子は、ある時、京の首すじのアザに秘密がある事を知るが……!?苦しみを乗り越える勇気と愛情の力を教えてくれ...
女と男を取り巻く様々な愛憎のドラマ。結婚とは?仕事とは?夫婦関係、人生についてあらためて考え、自立への道を探る女たちを大胆に描いた衝撃の作品!
ここに収められた3作品はいずれも、作者の周りに起こった実話を下敷きにして書き上げたものです。これが書かれたのはおよそ35~40年前。現在子どもたちを取り巻く状況は少しも良くなっていないと感じるのは、私だけでしょうか。今こそこの作品を皆さんに読んでいただけたら、と心から願っています。電車の中で、どこかの店の片隅で...
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