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四次元半 襖の下張り

四次元半 襖の下張り

5完結!

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作品のあらすじ
漫画家・石森章太郎の元に、20数年前に行方不明になった友人・雨宮雄二から奇妙な手紙が届いた。そこには、かつて彼が下宿していた部屋の、襖の下張りを見てくれと書かれていた。指示通り旧家の屋敷を訪ねた石森は、四畳半の“きりの間”で、襖にびっしりと貼られた手記を発見する。雨宮が、あけるなと警告した襖を開けると…“そこ”は、異次元への入り口だった! 1978年に連載がスタートした石ノ森の青春SF決定版!!
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    漫画家・石森章太郎の元に、20数年前に行方不明になった友人・雨宮雄二から奇妙な手紙が届いた。そこには、かつて彼が下宿していた部屋の、襖の下張りを見てくれと書かれていた。指示通り旧家の屋敷を訪ねた石森は、四畳半の“きりの間”で、襖にびっしりと貼られた手記を発見する。雨宮が、あけるなと警告した襖を開けると…“そこ”は、異次元への入り口だった! 1978年に連載がスタートした石ノ森の青春SF決定版!!
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    1950年代後半の東京。プロの漫画家になることを断念し、デザインの道を歩み始めた雨宮雄二。下宿先である旧家の屋敷の部屋“きりの間”では不思議な現象が起きていた。夜になると、いつの間にか部屋に霧が立ち込めるのだ。霧の出所である押入れに入ってみると、そこは異次元世界の入り口だった。ある時、故郷にトリップした雨宮は、初恋の少女と再会するが……!? 若き日の著者とトキワ荘の面々も登場する青春SF漫画!!
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    イラストレーターに転向した雨宮雄二だったが、仕事に行き詰まり失意の連続だった。そのせいか、霧の出る押入れを通って様々な異次元世界を訪れる頻度が上がっていた。もしかしたら、戻って来られなくなってしまうかも知れないのに……。そんな折、雨宮は下宿先の屋敷の娘・春日部秋子が、庭に佇み泣いているのを見てしまう。どうやら失恋したらしい。雨宮は、「死にたい」という秋子を“向こうの世界”に誘うが……!?
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    自分のいる場所が“夢”なのか、それとも“現実”なのか、区別がつかなくなり始めた雨宮雄二。押入れから溢れ出す“四次元霧”に毒性があって、“四次元中毒”になりかかっているのかもしれないという恐怖が忍び寄る……。そんな時、現実を見つめ直した雨宮は「A動画スタジオ」に入りアニメーターを目指す。石森章太郎が入っている新進漫画家のグループ「新漫画党」のメンバー・鈴木伸一の紹介があっての事だったが……!?
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    何をやっても“違う”という不満と不安に鬱々とした日々を送る雨宮雄二と、母親に反抗心を抱く春日部秋子。逃れたい現実を抱えた2人が結びついたのは自然な流れだった。行き場を失った雨宮は現実世界に絶望した秋子を連れて、霧が溢れる押入れの中へ入っていく! そして20数年後、“霧の間”を訪れた石森が、そこで見い出した真実とは!? 明日への希望と多くの苦悩に満ちた若者たちの、儚くも哀しい青春SF、ついに完結!!